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0021-4973

臨床皮膚科/Journal 臨床皮膚科
正式出版
收录年代

    Q考えられる疾患は何か?

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    查看更多>>摘要:64歳,女性,全身の紅斑,非特異的腸炎に対してサラゾスルファピリジンの内服を開始した.内服32日目に発熱, 33日目に全身に紅斑が出現したため内服を中止したが,紅斑の改善を認めず肝機能障害 もみられたため,発症10日目に当科に紹介された.紅皮症状態を呈し,顔面浮腫,口囲落屑,口唇腫脹,眼囲蒼白,頸部リンパ節腫脹を認め (図1a, b), 37C台の発熱を伴っていた.

    A薬剤性過敏症症候群

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    查看更多>>摘要:WBC 22,300/μ1(基準値:3,900?9,800), Eos 25.9%(6 未満),CRP 2.4mg/dl(0.2 未満),AST 27 IU/1, ALT 93IU/K5-36), LDH 523IU/1 (116-230), ALP 1,0791U/l(120-360),γーGTP 182IU/1 (7-30).

    コロナ重点病院

    岩澤うつぎ
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    查看更多>>摘要:新型コロナウィルス感染症(以下,コロナ)のい わゆるコロナ禍が始まってから3年目に入った (2022年5月現在).私が勤務している都立広尾病院は東京都からコ ロナ重点病院に指定されて,420床の約半分の 240床をコロナの病床とした.昨年あたりから私 はことあるごとに,「皮膚科なのにコロナ対応も している」と文句を言っていたため,原稿の依頼 をいただいたのではないかと思っている.

    超音波検査が異物検出に有用であった外傷性異物の 2例?

    加部 幸子田中 隆光鎌田 昌洋大西 誉光...
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    查看更多>>摘要:症例1:4歳,男児?2か月前に転倒し下顎を打撲.1か月前から同部位に結節が出現した ため受診した.初診時は半米粒大の紅斑で側方の青色調の下床に米粒大の弾性硬の結節を認め た.超音波検査にて1.2 mm大の高工コーと周囲に輪状の低エコーを示した.同部より3 mm 大の石が摘出された.症例2: 52歳,女性.1か月前にガラスが手指に刺さり,自分で抜いた が圧痛が残存したため受診した.右示指の中節指腹部に米粒大の弾性硬の皮下結節を認めた. 超音波検査にて2 mm大の高工コーと周囲の低エコーに加え多重反射像が得られた.2 mm大 のガラス片が摘出された.X線では比較的頻度の多い異物である木片や小さい異物は検出しづ らい.超音波検査では表在性の異物の検出には,素材?サイズを問わず有用であり,摘出術中 リアルタイムの確認も容易にできるため,異物を疑う例では超音波検査が推奨される.

    チオ硫酸ナトリウム静注が有効であったcalciphylaxis の1例

    黒田 ケイ早川 彰紀渡邊 直樹
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    查看更多>>摘要:74歳,女性?64歳時に原発性副甲状腺機能亢進症から続発した高カルシウム血症により 慢性腎不全となり,70歳より維持透析中であった.また持続性心房細動に対してワルファリン を内服していた.初診2か月前に自宅にて転倒,大腿部を打撲,それを契機に大腿に皮下硬結 が出現し急速に拡大した.強い疼痛と黒色壊死を伴うようになり,精査加療目的で当院転院と なった.厚生労働省の診断基準案のうち臨床的特徴3項目を満たしcalciphylaxisと診断し た.入院後よりワルファリンの内服を中止し,潰瘍部は外用療法とデブリードマンを継続して いたが効果に乏しく,当院の倫理委員会の承認を得てチオ硫酸ナトリウムの静注投与を開始し た.徐々に疼痛は軽快し,壊死組織の減少,赤色肉芽の形成がみられた.Calciphylaxisは致 死率の高い疾患であるため,感染予防を徹底し,チオ硫酸ナトリウムを含めた積極的な治療が 重要と考えた.

    高齢の難治性尋常性天疱瘡患者に選択的血漿交換療法 を行った1例?

    村岡 真季源馬 亜紀大井 克征漆畑 真理...
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    查看更多>>摘要:94歳,男性?脳梗塞の既往があり抗血栓薬を内服していた.口腔内に多発するびらんが あり,2019年11月に当科を受診した.抗デスモグレイン3抗体が陽性で,尋常性天疱瘡を疑 い,連携大学病院へ紹介した.病理組織所見と併せて尋常性天疱瘡と診断され,ステロイド, 免疫抑制剤,免疫グロブリン大量療法で治療し,症状が軽快したため,2020年3月に当院へ転 院した.転院後に抗体価の再上昇と陰茎部のびらんの拡大?新生があり,ステロイドを増量 し,免疫グロブリン大量療法を施行するも改善なく,血漿交換療法を開始した.単純血漿交換 療法と選択的血漿交換療法を併用し,抗体価は低下,大きな有害事象はなく臨床所見は改善し た.選択的血漿交換療法は凝固因子を保持でき,新鮮凍結血漿を用いないため,アレルギー反 応や感染症等の副作用が少ない.自験例のように出血傾向のある患者では,凝固因子を保持で きる選択的血漿交換療法は有効な治療であると考えた.

    ブロダルマブが著効した毛孔性紅色粃糠疹続発性 紅皮症の1例

    島野麻由奈山口 泰之平田悠堀田 萌子...
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    查看更多>>摘要:80歳,男性?初診1か月半前に全身に紅斑が出現した.毛孔一致性の角化性丘疹や粃糠 様鱗屑を付する紅斑が全身に多発しており,病理組織学的に毛孔に一致した角栓や錯角化を認 めた.毛孔性紅色粃糠疹I型と診断し,シクロスポリンやエトレチナートを投与したものの, 皮疹は改善せず紅皮症に進展した.患者や家族と相談のうえ,ブロダルマブを導入したとこ ろ,導入1か月後には皮疹は消失した.導入3か月後に患者希望により投与を中止したが,3 か月で再燃し,投与を再開したところ奏効した.再開後1年が経過してからは投与間隔を4週 間としたが,投与間隔を延長してからも,再燃なく経過している.毛孔性紅色粃糠疹はしばし ば治療に難渋するが,自験例を含め生物学的製剤が著効するという報告が増えており,有力な 治療選択肢となる可能性が示唆される.

    外陰部に基底細胞癌と乳房外Paget病を併発した1例

    大原満梨奈日置 智之神谷 秀喜北島 康雄...
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    查看更多>>摘要:71歳,男性?20年前から陰囊右側に黒色斑があり,10年前から徐々に増大してきた.ま た.5年前から外陰部に瘙痒を伴う紅斑が出現し,ステロイド外用で改善せず,当科を紹介さ れ受診した.初診時,陰囊右側に中央に潰瘍を伴った3x1cm大の境界明瞭な扁平隆起性の黒 色局面と,恥骨部から陰茎にかけて鱗屑を付す比較的境界明瞭な4x2cm大の紅色局面?脱色 素斑を認めた.生検にてそれぞれ基底細胞癌,乳房外Paget病と診断し,一塊にして切除し た.病理組織学的には,いずれの病変も連続性はなく,各々独立して出現したものと考えた. 外陰部に基底細胞癌と乳房外Paget病を合併もしくは併発した例は少ないが,色素性病変を 呈した場合は乳房外Paget病に基底細胞癌を合併もしくは併発している可能性があるため注 意が必要である.

    耳介複合組織移植による基底細胞癌切除後の 鼻翼?鼻孔縁再建の2例

    佐々木庸介大塚 正樹吉川 周佐清原 祥夫...
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    查看更多>>摘要:基底細胞癌は外鼻に好発するが,腫瘍切除後に鼻翼?鼻孔縁の欠損を生じた場合,鼻孔形 態の再現に苦慮する.鼻翼と耳介複合組織は形状,厚み,構造が類似しており,鼻翼?鼻孔縁 欠損に対して耳介複合組織移植はしばしば選択される術式である.症例1:90歳,女性,左鼻 尖~鼻翼基底細胞癌.3mmマージン,鼻孔縁は全層切除,耳介複合組織移植で再建した.症 例2: 67歳,女性,左鼻翼基底細胞癌.3 mm マージン,鼻孔縁は全層切除,耳介複合組織移 植で再建した.2症例ともに耳介複合組織は完全生着し,鼻孔形態を再現することができた. 今回われわれは,鼻翼?鼻孔縁の欠損に対し耳介複合組織移植を行い,整容的に良好な結果を 得た.この方法は簡便で短時間に遂行可能であり,鼻翼?鼻孔縁の欠損再建に際し,有用な選 択肢の1つになりうると考えた.

    悪性腫瘍を疑う結節状病変を呈した歯性感染症の1例

    佐藤 真由粂川 宗之草野美沙希山本俊幸...
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    查看更多>>摘要:90歳,女性?右頰部に可動性やや不良の約2.5 cmの紅色びらん性結節を認め,その周囲 に約6~7cmの大きさで硬結を触れた.臨床的に悪性腫瘍を疑い生検したが,病理組織像は真 皮全層にわたる好中球と組織球を中心とした炎症細胞浸潤のみで腫瘍細胞はみられなかった. 再生検でもやはり腫瘍細胞は確認されず,歯科口腔外科に精査を依頼したところ歯性感染症 (外歯瘻疑い)の診断となった.抗菌薬内服と抜歯により症状は著明に改善し,腫瘤は完全に消 失した.顔面の炎症所見を伴う結節性病変では,悪性腫瘍や真菌?抗酸菌感染症,炎症性粉瘤 などとともに歯性感染症も鑑別に挙げる必要があると考えた.