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医学のぁゅみ
医齿药出版(株)
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0039-2359

医学のぁゅみ/Journal 医学のぁゅみ
正式出版
收录年代

    はじめに

    木下茂上野盛夫
    3页
    查看更多>>摘要:五感を科学すると題して,感覚器研究の最前線を取り上げる特集の企画をいただいた. 視覚,聴覚,触覚,嗅覚,味覚,これらは"感覚器"というキ一ヮ一ドでつながっており, これら感覚器の基礎科学的な知見,それらを応用したトランスレーショナル研究,そして 臨床的研究の知見を集めることから未来の医療を予見することができそうである.感覚器は受容器として,その構造をつかさどる高度に分化した感覚細胞群,その情報を伝達する神経系細胞群,そしてその構造を支持する組織細胞群などから構成されている.

    脳機能局在論から神経ネッ卜ワーク論へのパラダイムシフト

    木下学
    6页
    查看更多>>摘要:個体が生存を継続するためには常に変化する周囲の環境を適切に理解し,对応することが必要である.こ のプロセスにおいて,"脳''が中心的な役割を果たしているが,そのメカニズムの全貌と詳細が明らかになつ たとは言い難い.従来は種々の脳機能の解剖学的局在はあらかじめ決まっており,この脳機能局在はある程 度"固定"されていると考えられていた.しかし近年,この考え方の根底が覆り,さまざまな脳機能が解剖 学的局在に縛られているのではなく,むしろ脳全体がひとつのシステムとして固有の脳機能を発揮している と考えられるようになってきた.本稿では,"言語機能''と"運動機能"を例に,脳機能に関する最新の学説を紹介する.

    感覚器とフレイル

    稲富勉
    7页
    查看更多>>摘要:人間の感覚は五感に代表される視覚,聴覚,嗅覚,味覚,平衡感覚など,さまざまな感覚情報を感受する.これらの感覚器機能は人間生活や社会活動に重要であり,疾患や加齢による低下は高齢者の生活の質(QOL) を低下させ,フレイルゃ認知症の進行にも影響する.感覚器機能の加齢性低下の原因は感覚器受容体の機能 低下,中枢への伝達機構や高次中枢機能の変性などさまざまな因子が関与する.感覚器機能低下は食生活の 量や質の低下からサルコぺニァを進行させ,転倒などの障害はフレイルの危険因子となり,難聴によるコ ミュニケ一シヨン能力の低下は認知症の進行因子となる.超高齢社会に向けて健康寿命の延伸や認知症予防 のためにも感覚機能の老化メカニズムの解明や包括的な感覚器ケア診療の重要性がますます高まっている.

    COVID-19と五感の障

    上羽瑠美
    9页
    查看更多>>摘要:五感とは眼,耳,鼻,舌,皮膚を通じて外界を感知するための感覚機能である.新型コロナウィルス感染症(COVID-19)によりさまざまな臓器障害が報告されているが,感覚においても例外ではない.COVID-19 による嗅覚障害(鼻)や味覚障害(舌)は一般的に広く知られているが,COVID-19による"眼"への影響とし て羞明,眼痛,結膜充血,視力変化などが,"耳"への影響として難聴,耳鳴り,めまいなどが生じうる.一 方,触覚については,COVID-19の後遺症として,しびれやピリピリした痛みが生じうるようだが,現在の ところCOVID-19と触覚への影響や臨床経過についてはあまり明らかになっていない.本稿ではCOVID-19 による五感への影響に関して,既報や筆者の研究結果を交えて,臨床所見や感染機序,組織変化を中心に説明する.

    網膜発生の分子メカニズムとヒ卜網膜疾患

    古川貴久
    6页
    查看更多>>摘要:脊椎動物の網膜は,胎生期に将来間脳となる脳部位が膨出して形成される中枢神経系の組織であり,視覚 の入口として光受容とそれに続く視覚情報処理を行う.網膜の巧緻な構造がどのような分子機構に基づいて形成されるのかという問題は,古くは19世紀の神経組織学者Ram6n y Cajalの時代から,多くの科学者を魅了してきた.20世紀後半には細胞系譜解析によつて網膜における細胞分化の基本的な発生様式が明らかに された.21世紀にかけては,分子生物学的なアプローチ,ならびにマウスゃゼブラフィッシュなどの変異体 を用いた解析から,網膜の発生や網膜細胞の分化をつかさどるマスタ一転写因子を含むさまざまな転写因子 群が同定され,これら転写因子のカスケ一ド制御が網膜発生メカ二ズムの本態であることが明らかになつて きた.網膜発生制御に重要であることが明らかとなったさまざまな遺伝子は,その異常がヒ卜において種々 の眼科疾患の原因になっていることが明らかになるとともに,再生医学研究においても重要なッ一ルゃ基盤 となっている.さらに最近では,シングルセルRNA-seq解析などの技術を用いて得られた情報のノ くィ才イン フ才マティックス解析により,網膜神経細胞の新たなサブタイプが発見されるなど,網膜発生に関するさらなる理解の飛躍が期待されている.

    糖尿病網膜症研究の新展開

    植村明嘉
    9页
    查看更多>>摘要:糖尿病網膜症では,毛細血管壁のバリア破綻に伴う黄斑浮腫により視力が低下する.さらに進行した網膜 症では,血管閉塞に伴う無秩序な血管新生をきたして失明に至る.糖尿病網膜症にみられる多彩な血管病変は,ペリサイ卜の脱落や炎症の遷延により惹起されるが,近年では抗vascular endothelial growth factor (VEGF)薬ゃステロイド剤を用いた薬物療法により,病態の改善が得られるようになった.しかし再発性?治 療抵抗性の糖尿病黄斑浮腫に対する創薬開発が喫緊の課題となっており,新たに承認されたVEGFとアンジ才ポェチン2(Ang2)の同時阻害療法に期待が寄せられている.

    眼科におけるビッグデータ?Alを活用した先制医療

    柏木賢治
    9页
    查看更多>>摘要:眼科医療は高齢者の慢性疾患が中心となっており,高齢社会においてはこの傾向は顕著である.多くの眼 疾患は自覚症状が比較的少ないものの,不可逆的障害をきたし,治療は生涯にわたるものが多い.このため, 治療の主体は発症させない,発症させてもできるだけ悪化をさせずに生涯健康的な生活を送るための射策が 重要となっている.この観点から先制医療は重要であり,このためのツールとしてビッグデータから人工知能(AI)を利活用した新しい医療への取り組みが重要である.このトレンドは世界的に共通であり,海外では 多くの成果が報告されている.わが国の眼科においても日本眼科学会を中心として,関係団体と協力して総 力をあげて取り組みを行っている.すでにいくつかの成果により先制医療への応用が実用化の局面を迎えて いる.しかし,ビッグデータを収集し,これを管理運営することは容易ではなぐまた得られた成果を社会 導出するための法的体制や社会の理解はいまだ十分整っておらず,直面する課題は多いことも事実である.

    体細胞を用いた角膜再生

    中村隆宏上野盛夫外園千恵
    6页
    查看更多>>摘要:重症角膜疾患の従来の治療法は角膜全層をドナー角膜で置換する全層角膜移植術であったが,2000年代 から障害を受けている部位のみを移植する角膜パーツ移植が角膜移植術の主流となっている.筆者らは,こ れまでに細胞工学的手法を角膜パーツ移植に応用して,難治性角膜疾患に対する再生医療の開発を行ってき た.角膜上皮の障害に対しては,ドナーの角膜上皮細胞あるいは患者自身の口腔粘膜上皮細胞を用いた培養 粘膜上皮シー卜移植の臨床応用を行い,難治性眼表面疾患に対して日常生活に有用な視力を回復,温存する ことを可能とした.角膜内皮の障害に対しては,ドナ一の角膜内皮細胞を拡大培養して得られた培養ヒト角 膜内皮細胞を,細胞懸-;蜀液の状態で注射針を用いて前房内に注入することにより,角膜内皮組織を再建する 培養ヒト角膜内皮細胞注入療法を開発した.上皮再生,内皮再生いずれも臨床研究でその有効性と安全性を 確認し,医師主導治験を実施した.本稿では,これらの体細胞を用いた角膜再生医療の実用化に向けた筆者らの取り組みを紹介する.

    難治性眼疾患に対するin vivo遺伝子治療の最前線

    西口康二
    7页
    查看更多>>摘要:20世紀後半から21世紀にかけて眼科医療が大きく進歩した結果,白内障や網膜?脈絡膜血管疾患など治 療できる眼疾患が増え,高齢化が進んだことも相まつてわが国の失明の原因疾患の構成が大きく変わった. その結果,いまだに治療法がない希少な遺伝性網膜疾患が失明原因の上位を占めるに至り,その治療開発が 世界的にクローズアップされている.そしてついに2019年に,重症な網膜色素変性類縁疾患であるレーバ一 先天盲に射するアデノ随伴ウィルス(AAV)を用いたin vivo遺伝子治療薬が米国で上市された.現在,欧米を 中心に,網膜ジストロフィなどを対象とした類似の遺伝子治療の臨床試験が50件以上進行中である.本稿で は,現在の主流であるAAV遺伝子補充療法の臨床試験の最前線を紹介するとともに,今後,in vivo遺伝子治 療のあり方を大きく変える可能性があるAAVゲノム編集遺伝子治療の開発の展望ついても考察する.

    iPS細胞を用いた角膜上皮の再生医療

    相馬剛至西田幸二
    6页
    查看更多>>摘要:角膜上皮幹細胞が存在する角膜輪部が外傷や疾病などにより障害されると,角膜上皮幹細胞疲弊症とよば れる状態になり,角膜表面が結膜に被罹され,視力低下をきたす.本疾患に対する治療法として角膜移植が 行われてきたが.ドナ—不足や拒絶反応といった課題があった.これに対し,健常眼の角膜輪部から作製し た培養角膜上皮細胞シートゃ,自己の口腔粘膜から作製した培養口腔粘膜上皮シ一トを用いた再生医療が開発され,すでに臨床応用されている.近年,iPS細胞(人工多能性幹細胞)の再生医療への応用研究が進むな か,筆者らは角膜上皮細胞を効率的に分化誘導する技術を開発し,iPS細胞由来角膜上皮細胞シー卜を用いた臨床研究を開始した.