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0388-9408

胆と膵/Journal 胆と膵
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    肝内結石症の疫学:我が国の肝内結石症診療の変遷

    鈴木 裕森俊幸船越早織山崎 彩...
    8页
    查看更多>>摘要:要約:肝内結石症の調査研究班の報告を中心に,我が国の肝内結石症を取り巻く現状?診断? 治療について概説した。42年間の肝内結石症診療の変遷は,有病者の高齢化,肝内型の増加と 二次性の増加があげられ,結石遺残?再発率は依然高値であり治療成績は向上していない。診 断では1975 年当初多かった percutaneous transhepatic cholangiography (PTC)や endoscopic retrograde cholangiogi'aphy (ERC), drip infusion cholangiography (DIC)は年々 減少し,現在は ultrasonogi'aphy (US)や computed tomography (CT), magnetic resonance cholangiopancreatography (MRCP)が中心となっている。治療については,手術的治療の 減少と,非手術的治療の増加が著明であり,低侵襲化が進んでいる。とくにERCやバルンERC による治療が著しく増加しているが,結石遺残や再発が多く短期成績は不良である。肝萎縮, 胆道再建の既往,高齢者,結石遺残,胆道狭窄は肝内胆管癌の有意な危険因子であった。肝内 結石症に合併する肝内胆管癌は高度進行例として発見されることが多い。また肝内結石治療後 に発癌する症例もあり,長期にわたるフォローアップが必要である。

    肝内結石の診断

    林伸彦安田一朗松野潤中村佳史...
    5页
    查看更多>>摘要:要約:肝内結石は肝内胆管に存在する結石であり,治療アプローチが難しく,完全に取り除く ことが容易ではない。適切な治療のためには結石の存在診断だけでなく,結石の部位,胆管狭 窄合併の有無や狭窄部位,先行手術の既往?術式なども正確に把握しなければならない。US, CT, MRIがスクリーニング検査として有用であることは他の胆道疾患と同様であるが,結石 の性状や患者側の状態によって正確な診断が難しいこともしばしばある。そのため,それぞれ の検査モダリティの特徴を十分理解した上で診断を進めていく必要がある。また,肝内胆管癌 の合併がしばしばみられることから,肝内結石の診断のみならず肝内胆管癌合併の有無も注意 深く評価しなければならない。血中腫瘍マーカー測定を行うとともに,画像検査においては腫 瘍が指摘できなくても,胆管狭窄や肝萎縮を伴う場合はさらなる精査を行い,肝切除も考慮する。

    肝内結石症の治療法の選択

    大塚 英郎石田 晶玄水間 正道中川圭...
    7页
    查看更多>>摘要:要約:肝内結石症の治療では,肝切除術や総胆管切開術などの外科的治療,経皮経肝的胆道鏡 や経口的内視鏡を用いた内視鏡的治療,体外衝撃波結石破砕術などがある。原発性肝內結石で は,肝内胆管癌合併や肝萎縮の有無を評価し,これらを認める症例では,肝切除術が第一選択 となる。いずれも認めない症例では,比較的侵襲の少ない内視鏡治療を選択し,治療が不成功 となった場合,外科的治療を検討する。また,胆管炎の症状がなく,胆道狭窄?拡張を認めな い症例では,治療を行わず経過観察することも可能である。二次性肝内結石では吻合部狭窄が 重要であるが,近年では胆道再建後の症例に対しても,経口的内視鏡による治療が広く行われ ている。両葉に結石を認める症例,内視鏡治療後にも再発を繰り返す症例では,肝切除などの 外科的アプローチと内視鏡治療を組み合わせることで有効な治療を講じることができる。

    肝内結石に対する肝切除術

    高屋敷吏久保木 知高野重紹鈴木 大亮...
    5页
    查看更多>>摘要:要約:肝内結石症に対する肝切除術は,肝萎縮症例,胆管癌合併例,内視鏡治療不成功例など で適応となり,本症に対する治療の中心的役割を担っている。内視鏡治療の報告も増加傾向に あるが,全国調査の肝内結石治療成績では,内視鏡治療に比べて肝切除のほうが結石遺残率, 再発率ともに低値であり,いまだ外科治療,とくに肝切除術の利点は大きい。また,肝内結石 症に対する鏡視下やロボット支援下での肝切除も,その低侵襲性の観点から有用性が報告され ている。肝内結石は結石や胆管狭窄による胆道感染を伴う症例が多く,肝切除の際は手術部位 感染などの感染性合併症にも留意する。胆道癌の併存は本病態に対する治療におけるもっとも 重要な因子であり,悪性腫瘍の可能性も考慮した術前精査,術式選択,病理学的検討,術後フォ ローアップも必要である。

    肝内結石症に対する体外式衝撃波結石破砕療法(ESWL)

    大屋敏秀田妻 進
    4页
    查看更多>>摘要:要約:肝内結石症は,比較的発生頻度の低い疾患であり,結石形成の原因や機序についても解 明されていない。実臨床においては,黄疸や発癌の発生などの危険性を含む上に,結石除去後 の再発頻度が高く,難治性疾患として扱われている。現在,同疾患に対する治療は,外科的な 肝切除,内視鏡的な砕石,衝撃波を利用した結石破砕などが行われている。本稿においては, 体外式衝撃波結石破砕療法(ESWL)の原理とESWLの肝内結石治療における臨床的な位置付 けについて述べる。

    肝内結石に対する内視鏡治療:経乳頭的アプローチ

    小川 貴央宮本 和明越田真介菅野良秀...
    4页
    查看更多>>摘要:要約:経乳頭的内視鏡治療の適応となる肝内結石は,肝内胆管癌の合併がなく,胆道再建術の 既往および肝萎縮がない症例である。肝内結石の経乳頭的内視鏡治療で用いられる手技は,総 胆管結石に対する治療と同様である。肝内結石の経乳頭的内視鏡治療は,さまざまな理由で総 胆管結石と比較して困難であることが多いが,胆道鏡下結石破砕術を始めとした適切な手技, デバイスを駆使することで,多くの症例で完全結石除去が可能である。

    肝内結石に対する内視鏡的アプローチ:Covered SEMS

    小澤 栄介小松 直広高橋 孝輔長田 和義...
    5页
    查看更多>>摘要:要約:肝内結石の内視鏡治療においては,結石の遠位の胆管狭窄がデバイスや結石の通過を妨 げることで治療の難易度が高くなる。われわれは生体肝移植後(living doner liver transplantation LDLT)の胆管吻合部狭窄(anastomotic biliary stricture : ABS)に対する fully covered self expandable metallic stent (FCSEMS)の単施設前向きパイロット研究を行った が,そのような症例において,結石の遠位側の胆管吻合部狭窄が解除されることで,これまで 困難であった肝内結石の除去が容易になることを経験した。その他の原因による胆管狭窄を伴 う肝内結石の治療にも有用であった。さらには狭窄部の長期開存が期待できることより結石の 再発率の低下も期待できる。本稿ではFCSEMSを用いた肝内結石症の現状や治療の工夫を解 説する。

    肝内結石症に対する内視鏡的アプローチ (経皮経肝胆道鏡:PTCS)

    植木敏晴丸尾 達土居雅宗永山林太郎...
    5页
    查看更多>>摘要:要約:肝内結石に対する経皮経肝的アプローチによる結石除去術は,経口的アプローチ,経消 化管的アプローチや腹腔鏡下手術の進歩により減少傾向にあるが,高齢化,循環?呼吸器?脳 神経疾患など併存疾患による全身状態が悪い症例や,末梢の肝内胆管に存在する結石や多発す る肝内結石などで経口的治療や外科的治療が困難な場合では,経皮経肝的アプローチによる経 皮経肝胆道鏡(percutaneous transhepatic cholangioscopy : PTCS)下結石除去術が有用で ある。PTCSによる肝内結石治療のポイントは,①PTCSの適応,②経皮経肝胆道ドレナージ (PTBD)ルートの作成,③PTCSによる結石破砕,結石除去,結石排出,④遺残結石の確認, ⑤偶発症の予防と対策,⑥長期経過である。さらに,肝内結石除去後には肝内胆管癌の有無の 確認や,胆管空腸吻合部狭窄の治療が必要である。

    術後再建腸管例の肝内結石に対するEUS下治療

    松波 幸寿祖父尼 淳土屋 貴愛石井健太郎...
    5页
    查看更多>>摘要:要約:バルーン小腸内視鏡下ERCPによる治療が困難な術後再建腸管例の肝内結石に対して超 音波内視鏡下胆道ドレナージ術により形成した経胃アクセスルートを用いたEUS下治療が注 目されている。小結石など,好条件であれば一期的に治療を行うことも可能であるが,瘻孔が 形成されていないため胆汁漏出に伴う胆汁性腹膜炎などの偶発症も起こりうる。そのため安全 性を考慮し,初回はEUS-HGSによる瘻孔形成のみに留め,二期的な結石治療が望ましい。巨 大結石,鋳型結石など,難治症例に対しては経胃アクセスルートから経口胆道鏡を挿入するこ とで電気水圧衝撃波を用いた結石破砕術も可能である。EUS下治療のみで治療完遂が困難な症 例ではrendezvous techniqueやPTBDなど,さまざまな手技を組み合わせることで完全結石 除去が可能となることもある。

    肝内結石に対する内視鏡的治療:上部消化管再建術後症例に対するバルーン内視鏡下ERC

    潟沼朗生濱憲輝安藤 遼中村里紗...
    6页
    查看更多>>摘要:要約:肝内結石は肝内胆管に発生する結石である。発生する原因は明らかではないが,胆道再 建手術や肝移植術後による吻合部狭窄が発生の要因である。これまではこのような再建術後症 例に対しては内視鏡による治療が困難であり経皮的なルートが多く選択されてきた。しかし, バルーン内視鏡の登場により,再建術後症例に対しても内視鏡による深部への挿入が可能とな り,ERCPによる結石除去が可能となっている。しかしバルーン内視鏡によるERCPでは,乳 頭の上下方向が反対に観察される。また鉗子起上装置が備わっていないことから,難易度の高 い手技である。また結石除去のデバイスを細く屈曲した胆管内で操作しなければならず,また 結石除去操作は,通常の十二指腸鏡とは異なり内視鏡を引き抜く操作が必要となるため注意が 必要である。近年直接胆管内に内視鏡を挿入し,電気水圧衝撃波胆管結石破砕術(electrohy-draulic lithotripsy : EHL)やレーザー破砕術の併用による結石除去の有用性が報告され,今 後の発展が期待される。