查看更多>>摘要:「奇妙な国だ。 1日200万ドルをアメリカにつぎこんでもらって、郊外の木と泥の中では、毎夜毎夜死闘が繰り返されているのに、この都の、まあ輝かしいこと、繁栄ぶり、戦争があってはじめて豊富になる都、ネオンと香りの閃き」…1965年にベトナム戦争を取材した、開高健は、南ベトナムの首都、サイゴン(現ホーチミン市)の様子を『ベトナム戦記』で、こう表現した。 今のサイゴンは、その当時さながら、連日殷賑を極めつつありますが、当時と違うのは、市内や郊外で展開されているのが、実際の戦闘ではなく、急激な企業進出による、さまざまな値上げとの戦い!だと言うことです。