查看更多>>摘要:2020年10月の日本政府のカーボンニュートラル宣言以降、自動車の電動化、いわゆる「EVシフト」に向けて動き出した。日系完成車メーカーでは、米国、欧州および中国で進められている自動車における環境規制への対応を見据え、新型BEV(BatteryElectricVehicle)を投入し本格的に「EVシフト」が始まった。BEVの一充電走行距離を支えているのは、リチウムイオン二次電池(Lithium-ionBattery,以下LiB)であり、LiBの高エネルギー密度化の研究開発と同時に安全性、耐久性、低コスト化が望まれている。本稿では、次々世代の車載用LiBとして、進展が期待されている硫化物系全固体電池の試作·評価例とその材料分析評価の事例を述べる。