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期刊信息/Journal information
工業加熱
日本工业炉协会
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0454-1499

工業加熱/Journal 工業加熱
正式出版
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    熱音響現象を用いた廃熱回生へのみちしるべ

    小山亮
    6页
    查看更多>>摘要:熱音響現象は,廃熱回生技術のひとつとして注目されており,近年,大学や企業でも研究開発が行われているが,2022年現在,十分に知名度が高いとは言えない。熱音響現象では熱と仕事のエネルギー変換を行う部位に,本質的に機械部品を必要としない。また熱流体振動を扱うために,その学問領域は熱力学,流体力学,音響学を含む多岐に亘る。本解説では,最初に熱音響現象の原理を簡単に紹介し,物理学の観点ではなく,廃熱を利用するという観点から熱音響現象の扱い方や装置実例を紹介する。次に,熱音響現象を取り込んだ工業炉としての廃熱回生システムを提案し,最後に今後の課題についても述べる。

    周期加熱法による断熱材の熱拡散率測定における試験片サイズおよび周期の影響

    阿部直毅藤本哲夫萩原伸治阿子島めぐみ...
    6页
    查看更多>>摘要:2021年2月に,Thermal insulation-Test method for thermal diffusivity-Periodic heat methodが,国際規格(ISO21901: 2021)として発行された.そこで本稿では,まず【解説】として,国際標準化の背景や経緯,測定原理,国際標準化による効果について,ニチアスの阿部による説明を記す。次に,【本文】として,国際標準化に取り組んだ際に,国内外で行われた技術的な検証事項の一部を記す。具体的には,試験片サイズおよび加熱周期の熱拡散率測定値に対する影響を確認し,適切な測定条件を検証した。なお【解説】はニチアス技術時報(2022年1号)からの転載であり,【本文】は共著で発表じた第42回日本熱物性シンポジウム(2021年10月)からの転載である。

    無酸化液中溶解保持炉YUKAI-湯解-の紹介

    横山譲治
    4页
    查看更多>>摘要:弊社の主力製品は,アルミニウム(以下アルミと示す)の製造に用いられる工業炉(主に溶湯保持炉)である。軽く加工し易いアルミは様々な製品に使用されている。これらの部品を製造する際に用いられる方法の一つに「铸造」があり,この炉はアルミの溶解·配湯·保持など様々な場面で用いられている。中でも,多くの部品が鋳造によってアルミ合金から製造されている自動車産業は特に関わりが深い。

    最大2450℃まで測定可能なOptris社赤外線サーモグラフィカメラ

    南淳史
    5页
    查看更多>>摘要:赤外線サーモグラフィカメラは,被写体から放射された赤外線エネルギーを捉え,そのエネルギーから温度換算を行い,温度画像として表示している。霧や煙幕,暗闇の中で視認が難しい対象も,温度を捉えて可視化できることから,元々は軍事目的に使われてきた技術である。昨今では,赤外線エネルギーを捉えるセンサーの量産により価格が下がり,民生用にも広く普及している。非接触·非破壊で温度計測が行えるため,測定対象へ影響を与えることがない。また,温度画像として連続的に取得できるので,動体の撮影も行うことができる。このような特徴から,品質管理や温度監視,研究開発など幅広い用途で活用されている。

    中小·中堅製造業のDXとは?: 設計部門の業務改革: 設計部門の業務改革

    岩沢和幸
    2页
    查看更多>>摘要:前号の【お知らせ】でも触れさせていただいたとおり,DXとは「IT技術を使って自社の強みを最大限にし,競争上の優位性を確保すること」と言われています。各企業の中には様々な強みがあると思いますが,本誌読者の皆様に共通している強みの一つは【技術力】ではないでしようか?本日はその強みである【技術力】を最大限にする手法の一つである【流用化·標準化】についてお話をさせていただこうと思います。

    寛治に訊け!: 好機逸すべからず(前編): 好機逸すべからず(前編)

    下川寛治
    7页
    查看更多>>摘要:私が現役時代を過ごした教育界の例では,小学校の女性教師の比率は1950年代には早くも50%前後に達しており,工業炉の業界と比べればずっと女性の進出が進んでいる。それと比べると,工業炉の企業は良くも悪くも「自分たちが作る殻」から抜け出せていないように感る。視点を日本全体に拡げると,国際社会は日本の活躍推進の現状や取り組みに対して辛口の評価を下しているが,名指しで非難もしていない。完全にスルーされている。はるか以前に先進国として名乗りを上げながら,活躍推進に対して積極的な行動を取らず,発展途上国並みの状況から抜け出そうとしていない。国際社会は日本に対してそんな評価を下しているに違いない。

    世界の燃焼技術史: 第6回(その3): 第6回(その3)

    仲町一郎
    4页
    查看更多>>摘要:本年1月号P45の2.1節で述べたように,1812年に世界最初の都市ガス会社が設立された。用途は照明であり,1月号P45写真14に示すような拡散火炎(赤火火炎)を利用しており,スリット状のノズルから石炭ガスを噴出させて単純に燃やすだけのものであった。1855年,ガスをノズルから噴出させその運動量で空気を吸引してガスと空気を混合してから燃焼させるいわゆる予混合燃焼がブンゼンにより発明された。このブンゼン燃焼方式を利用した様々なガス器具が欧米およびわが国での開発·商品化された(2.2, 2.3節,写真15~17,図94~96参照)。ブンゼン燃焼方式は現在でも多くの家庭用ガス器具に利用されており,極めて優れた燃焼方式である。

    【産業史に学ぶ】 9.自律分散化する都市·地域

    前田章雄
    5页
    查看更多>>摘要:社会的共通資本(Social Common Capital)という概念がある。経済学者の故宇沢弘文氏が「人間を重視する理論」として提唱され,高度経済成長時代に警鐘を鳴らされたものである。社会全体に影響する共通の財産を重視するといった当時としては前衛的な意見を展開されており,今でも輝かしい光彩を放っている。