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地質ニュース
实业公报社
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0009-4854

地質ニュース/Journal 地質ニュース
正式出版
收录年代

    新たな「地質の調査」グランドデザイン構築に向けて

    加藤碵
    1页
    查看更多>>摘要:旧地質調査所から産業技術総合研究所地質調査総合センター(GSJ)に移行するにあたり,「地質の調査」グランドデザインが筆者(当時次長)を議長に関連部署の委員16名により議論され,70ページ近い内部資料として発行された(2000年9月22日).副題「21世紀初頭における「地質の調査」のビジョン(長期目標~2010年程度)」に明示されているように,まさに昨年までの10年間を見通した戦略を提示しようとするものであった.次の10年間に向けて,まさに温故知新の観点からその内容の是非を含めて検討することは必要であろう.ここでその全容を紹介する余裕もなく,以下にほんのさわりを紹介し今後の課題を示すにとどまるが,これからの「G即」を担う方々に是非ご一読をお勧めする次第である.

    空中探査特集記事の掲載に寄せて

    大熊茂雄
    2页
    查看更多>>摘要:空中探査とは,飛行機やヘリコプターなどの航空機を用い空中において様々なデータを計測し,観測データから地球の内部構造を調べる調査手法です.空中探査によれば,地上調査が困難な地域での調査や,広域な範囲の迅速な調査などが可能となります. 空からの調査といえば,いきなり人工衛星からの調査を思い浮かべる方も多いかもしれませんが,人工衛星は地球規模での観測には適していますが,詳細な情報を得るにはできるだけ地表に近づく必要があるため,航空機を用いた空中探査が必要になってきます.

    産総研における空中物理探査の10年間(2000~2009)

    大熊茂雄中塚正駒澤正夫
    7页
    查看更多>>摘要:それは,突然始まりました.2000年3月下旬~4月上旬にイタリア·エオリア諸島のブルカノ島に重力調査に行っていた著者の一人(大熊)は,滞在中のアパートのテレビに映し出されるニュース映像に日を奪われました.住宅地の裏山から噴煙が上がる映像が繰り返し流されています(古川ほか,2001).イタリア語のニュース音声は内容が分かりませんが,どうやら日本の有珠火山が突然噴火を開始したようです.しかし,新たな噴火口は住宅街に近すぎます.住民の方は大丈夫でしょうか.ニュースでは,小渕首相の映像も流されています.

    空中重力測定の精度に関わる諸要因

    瀬川爾朗
    6页
    查看更多>>摘要:空中から重力を測ろうとする試みはThompson,L.G.D.(1959)が初めてであろう.当時は船上重力測定が本格的になったばかりの時期で,航空機の利用はかなり先走ったものであった.使われた重力計はプロトタイプのLaCoste&RombergAirSeaGravimeterであった.その結果は失敗であった.その後25年を経て,GPS測位が実馴化されて初めて空中重力測定も実用化を迎えたと言える∴空中重力測定に対する挑戦は,二つの流れがあったと私は考える.

    地表ソース型空中電磁法(GREATEM)による探査

    茂木透伊藤久敏海江田秀志
    6页
    查看更多>>摘要:航空機を利用して空中から地下構造探査を行うことにより,地表から立ち入ることができない地域でもテ一夕を取得することが可能になる.この利点を利用して,たとえば,火山体やその周辺には立ち入るのが危険な噴気地域,変質地域や地すべり地域があるが,そういう場所の調査も容易にかつ安全に行うことが可能である.また,短時間に広い範囲のデータを取得できるので,繰り返し観測による面的な地下の状態変化のモニターもできる.特に,電磁気探査は空中からの計測が比較的容易であり,空間も伝播する電磁波の特徴を生かすことができる.

    総合空中探査システムによる地下深部地質構造調査

    結城洋一西川徹山根誠
    6页
    查看更多>>摘要:滋賀県と三重県の県境において,総合空中探査システムを用いて大規模な地質構造調査を実施した.調査は,地下深部における断層や基盤岩などの地質構造を評価するための基礎資料の取得を目的とした.総合空中探査システムは,文部科学省産学官連携イノベーション創出事業費補助金により,電力中央研究所,北海道大学,京都大学,九州大学,(株)セレスおよび応用地質(株)の共同研究で開発された.

    京都大学における空中磁場観測への取り組み

    宇津木充
    6页
    查看更多>>摘要:京都大学ではヘリコプターを用いた火山域での空中磁気観測に取り組んでいる.これまでに観測?解析システムの構築を進め,様々な火山において観測を実施してきた.元々,京都大学では地上に設置したプロトン磁力計での連続磁場観測を実施し,火山活動に伴う磁場変化を検出するための観測を行っていた.

    南極観測用づ、型無人飛行機“Ant-Plane”と空中磁気観測

    船木實
    8页
    查看更多>>摘要:昭和基地の東600kmにあるアムンゼン湾周辺にはナビア岩体が霹出する.ナビア岩体は39億年前の源岩が破砕,堆積,そして約25億年前に高温高圧変成を受けた先カンブリア初期の変成岩と考えられている.アムンゼン湾周辺の変成岩は,しばしば磁鉄鉱と石英を主成分とする縞状鉄鉱床(BIF)を胚胎する.BIFは一般に赤鉄鉱と石英を主成分とし,一部に磁鉄鉱を含む.この地域のBIFは高温の変成作用を受けた結果,赤鉄鉱が全て磁鉄鉱に還元されている.磁鉄鉱は赤鉄鉱に比べ飽和磁化強度が250倍も大きく,大きな磁気異常が観測されると期待される.

    ある地理学者のハノイ滞在記

    船引彩子
    11页
    查看更多>>摘要:私は2009年4月に,産総研の専門技術者短期育成事業に採用され,地質情報研究部門沿岸堆積研究グループに配属されました.産総研に入所する以前,卒業研究から約10年間,ベトナム北部,紅河デルタ北部平野の河川地形と遺跡分布の関係に関する地形学的研究に携わってきた経緯もあって,1年間は紅河デルタに関する研究を継続しました.2010年4月からは地質情報研究部門のテクニカルスタッフとしてホストの木村克己主幹研究員の下,地下地質情報の収集·整理と3次元地質モデル構築に関わる業務を行っています.

    仙台地質案内(その2:仙山線沿い)

    高橋裕平
    8页
    查看更多>>摘要:仙台市は政令指定都市でビル街が広がるが,中心街を少し外れると山あり川ありで自然が豊富である.小論では,高橋(2010)に引き続き里山と組み合わせた仙台近郊の地質見学コースを紹介する.今回は,仙山線の仙台以外の駅を起点や終点とするコースを紹介する.なお,地質概説については前報(高橋,2010)で説明した.