首页期刊导航|地質ニュース
期刊信息/Journal information
地質ニュース
实业公报社
地質ニュース

实业公报社

0009-4854

地質ニュース/Journal 地質ニュース
正式出版
收录年代

    高校生と研究者を結ぶもの:地磁気·古地磁気をテーマにじたサイエンス·パーけ-シップ?プロジェクト(SPP)

    植木岳雪
    3页
    查看更多>>摘要:サイエンス·パートナーシップ·プロジェクト(SPP)は,学校等と大学·科学館等との連携により,科学技術,理科,数学に関する観察,実験,実習等の体験的·問題解決的な学習活動を支援する制度です.その目的は,児童·生徒の科学技術,理科,数学に対する興味·関心と知的探究心等の育成,および進路意識の醸成および科学技術関係人材層の育成にあります.SPPは,平成14年度から17年度までは文部科学省によって運営され,サイエンス·パートナーシップ·プログラムという名称でしたが,平成18年度からはサイエンス·パートナーシップ·プロジェクトと名称を変えて,科学技術振興機構OST)によって運営されています.SPPになじみのない人も多いと思いますので,最初にSPPの概要をまとめておきます.

    学校教育におけるSPPの意義:生徒の活動と反応に基づいて

    青木秀則
    7页
    查看更多>>摘要:茨城県立水戸第一高等学校(水戸一高)では,2008年度に科学技術振興機構OST)のサイエンス·パートナーシップ·プロジェクト(SPP)を,地磁気·古地磁気をテーマにして実施しました.SPPの講座名は「地磁気·古地磁気研究の最前線-火砕流堆積物の採取と地磁気逆転の年代測定-」です.SPPの活動は,茨城県にある産業技術総合研究所地質情報研究部門,気象庁柿岡地磁気観測所,茨城大学理学部に加えて,東京大学大学院理学系研究科,(株)京都フィツション?トラックと連携して行いました.第一線で活躍する研究所や大学の研究者を招へいし,2年生の地学の授業の一環として,全部で18回の活動を行いました.その中で,地磁気·古地磁気·地球環境·海洋底探査·海底火山活動·絶対年代測定などに関する講義や,産総研や茨城大学での残留磁化の測定実験,産総研での海底コアの処理体験,火砕流堆積物のサンプリングを主体としたフィールドワーク,柿岡地磁気観測所の見学を実施しました.

    サイエンス·パートナーシップ·プロジェクト講師としての雑感

    山崎俊嗣
    3页
    查看更多>>摘要:この小文は,今回水戸第一高校のサイエンス·パートナーシップ·プログラム(SPP)の講師をつとめた際の経験をまとめたものです.今後SPPのようなアウトリーチ活動に,講師として,あるいは学校の先生として関わる方のご参考になれば幸いです.

    堆積物中の磁性粒子の観察--サイエンス·パーけ-シップ·プロジェクト(SPP)事業における実験の例

    川村紀子青木秀則
    2页
    查看更多>>摘要:本国では,理科離れが叫ばれて久しい.この理科離れの原因については,特にゆとり教育の推進により学習指導要領が改変されたこと,これによって学校の授業時間数や学習量が削減されたため,観察や実験から原理と法則を見つけ出し,理解を深めるような授業を構成しにくくなったことが一因であると考えている.また近年,児童や生徒自身の自然体験の機会が減少していることも原因の1つであると考える.このような背景から,従来の教科の授業に加えて実験や実習の機会を取り入れることの重要性が高まりつつある.そこで文部科学省は次代を担う若者への理数教育の拡充施策の一環として,2004年度からサイエンス·パートナーシップ·プログラム(SPP)事業を始めた.本稿では,茨城県立水戸第一高等学校の地学の授業において実施されたSPP「地磁気·古地磁気の最前線」の一環で行われた実験内容についての紹介をする.

    石狩低地帯とその周辺域の「大深度(掘削)温泉」の化学組成と地下地質の3次元分布

    茂野博
    15页
    查看更多>>摘要:語源的に「温泉(hotspring)」は自然湧出のものを指すが,日本ではボーリング(坑井掘削)を通じて動力揚湯で得られる地下の温水·熱水(thermalwater)なども「温泉」と呼ばれて浴用利用されている.1960年代以降,深度1,000mを超える深いボーリングによって,非常に多数の「新規温泉地」が開発されてきた.このような温泉は,最近では「大深度(掘削)温泉」とも呼ばれており,地下の賦存環境が溶存化学組成などによって調査·研究されている(例えば,宮崎ほか,2007;甘露寺,2010).「大深度(掘削)温泉」の多くは,新第三紀以降の堆積岩貫が厚く発達する海岸平野(非火山性地域)に分布している.このような堆積盆地の深部は,石油·天然ガス(有用な水溶存ヨウ素なども含む)鉱床の生成場ともなっており,付随する地層水(「大深度(掘削)温泉」にも該当する)の溶存化学組成の研究も行われてきた.近年,上記の堆積盆地は放射性廃棄物の「地層処分」や地球温暖化ガスCO_2の「地中貯蔵」などの目的でも注目されており,地下深部に分布する地層水の化学性状への関心が深まっている(例えば,奥山ほか,2008).

    5万分の1シームレス地質図日本とフランスの場合

    脇田浩二
    14页
    查看更多>>摘要:20万分の1日本シームレス地質図は,2003年から公開を開始した.これまで40万件以上のトソプページアクセスがあり,その有用性が広く知られるようになってきた.地質調査総合センターの地質図では,20万分の1地質図幅と5万分の1地質図幅が,最も基本の地質図となっている.とすると,次のターゲットは当然,5万分の1地質図幅のシームレス化となってくる.2008年度から,産業技術総合研究所研究情報データベースの一環として,5万分の1シームレス地質図の作成を研究テーマとしてあげ,整備を開始した.そして,2010年ついに,WEB上で一般公開の運びとなった.本報告では,そのビジョンと作成過程を紹介するとともに,5万分の1シームレス地質図の先進国であるフランスの現状を紹介する.

    環境化学1放射性核種と原子力の利用(その1)--ウランとプルトニウム

    川幡穂高
    8页
    查看更多>>摘要:化石燃料の消費は資源保護も含めて21世紀の重要な課題となってきている(川幡,2008).電力はクリーンなエネルギーとして低炭素社会の中で中核となるエネルギーとして期待されている.1950年ごろには,水力発電,石油火力発電などで電力は供給されていたが,現在では,原子九天然ガス,石炭が主要な発電源となっている.特に,原子力発電は全体の36%を占めており,発展が期待される中国,インド,ブラジルなどにおいて,大規模な原子力発電計画が発表されている.また,新規の原子力発電所建設を中断していたアメリカ合衆国においても,近年その見直しが話題となっている.このように,世界的に原子力発電が近年見直されている.

    『大地の友,ゲーテ』②フランクフルトからヴァイマルへそしてイルメナウ

    国分義司
    8页
    查看更多>>摘要:1766年,17歳のゲーテ(第1図参照)は,故郷のマイン河畔のフランクフルトを離れ,ライプツイヒ大学法学部に籍を置いた.そこで彼は,主に医学生たちと親交を結び,また物理学の講義を聴き,電気現象に興味を持った.しかし2年後の1768年には,病気のために一旦故郷のフランクフルトへ戻った.1770年,ゲーテはシュトラースプール大学に再入学する.彼が受けた授業は,ここでも法律学よりは自然科学系が多く,化学,解剖学,臨床医学だけでなく,産婆術の講義にも出席した。

    ベトナム政府による中南部高原のボーキサイト開発計画--第12期第5回国会報告資料

    中野亜里村尾智
    13页
    查看更多>>摘要:今年はアジェンダ21の実施状況を監視する目的で設立された「持続可能な開発委員会(Commission on Sustainable Development)」が鉱業界の動向を評価することになっている.このため,国際社会における鉱物資源開発の論議が加速されている感があるが,論点の中で特に注目を集めているのが地域社会との協議,合意や事業の透明性である.