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期刊信息/Journal information
三菱重工技報
三菱重工业
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0387-2432

三菱重工技報/Journal 三菱重工技報
正式出版
收录年代

    航空宇宙特集の発刊に際して

    小林 孝
    1页
    查看更多>>摘要:航空宇宙事業は航空輸送,宇宙開発というインフラの構築を通じて人類の経済?社会の発展を促す大きな役割を担ってきました.同時に国家の安全保障を支える戦略技術として,各国とも重点的に技術力向上に努めており,我が国においても数々の新規プロジェクトが進められています.今回の航空宇宙特集では,今後も発展する航空宇宙事業の最新の技術動向や将来展望を紹介します.

    全舵面不作動時に推力増減のみで航空機を制御する技術

    山崎 光一市原 好将安井 久子
    6页
    查看更多>>摘要:航空機の全操縦舵面が不作動状態に陥るといった飛行継続に致命的な状況下においても,複数のエンジン推力を適切に増減することで機体の姿勢をコントロールし,安全な飛行や帰還を実現することができる.そのような航空機の操縦方法を,可能な限り正常時と変わらない操縦感覚で実現することを目指し,推力増減のみを用いる飛行制御則及び自動着陸オートパイロット並びにパイロット?インターフェースからなる推力飛行制御システムの開発を行った.またドーム型シミュレータを用いて,パイロットによる本システムの評価試験を行い,全操縦舵面不作動状態といった状況下においても安全な飛行?帰還が可能であることを確認し,航空機のさらなる安全性向上,生存性向上の目処を得た.

    複数機群の編隊協調制御技術の開発及び飛行実証

    藤井 秀登増子 洋一郎
    4页
    查看更多>>摘要:航空機の運用は,増加の一途をたどっており,また無人航空機の運用も本格化してきている.多種多様な航空機が同じ空間に共存する時代が到来しつつあり,航空機の運用における安全性の確保と効率化が問題となってくる.このような問題に対し,当社では航空機同士がネットワークを結ぶことによって,複数の航空機を“群”として扱う群協調制御技術の研究を進めている.今回,この技術を小型飛行実証機に適用し,3機(実小型飛行実証機1機及びシミュレータ上の仮想小型飛行実証機2機)による自動フォーメーション飛行試験を実施したので,これを紹介する.

    我が国の防衛に貢献する無人水中航走体(UUV)への取組み

    田中 聖吉岡 和則浅野 陽一郎
    5页
    查看更多>>摘要:近年,遠隔地から危険な場所の情報収集が可能な航空無人機や陸上無人機などが活躍する場面が増えてきている.水中の世界でも無人化のニーズは高まっており,防衛分野における機雷捜索やASW(Anti-Submarine Warfare:対潜水艦戦),海洋情報収集など長時間にわたる情報収集活動に適していると期待されている.本稿ではUUV を構成する技術の歴史的背景を交えて,その取組みを報告する.

    H-IIB ロケット第2段による制御落下実験の成功

    高瀬 一生坪井 正徳森 茂
    6页
    查看更多>>摘要:衛星を軌道投入した後のロケットから発生する宇宙ごみ(スペースデブリ)は,人工衛星などとの衝突や地上落下時の災害の危険性があり,宇宙空間を利用する国々の間で問題となっている.近年,スペースデブリと地上への落下災害リスクを低減するため,ミッション終了後のロケット上段を安全な海域に制御落下(コントロールドリエントリ)させる廃棄手段が世界で数例試行され始めている.我が国においてもH-IIB ロケット2号機にて,ロケット上段によるコントロールドリエントリの実証実験を行い,成功したため,この計画と飛行結果を紹介する.

    宇宙太陽発電システムのキー要素技術の開発

    成田 貴則神谷 俊宏鈴木 敬二
    6页
    查看更多>>摘要:当社は,将来のクリーンで安全な枯渇しないエネルギー源として期待されている宇宙太陽発電システム(SSPS:Space Solar Power System)の実現に向けて,国の研究機関などと協力して,その技術開発に取り組んでいる.宇宙太陽発電システムの実現に向けて最も重要なキー要素技術は,“無線電力伝送技術”と“大型宇宙構造技術”であり,当社はこの2つの技術開発に重点的に取り組んでいる.本報告では,当社が取り組んでいるこの2つのキー要素技術の研究開発について,その状況及び成果を紹介する.

    宇宙利用のライフサイエンス分野における新たな展開

    落合 俊昌村瀬 浩史本馬 敦子
    6页
    查看更多>>摘要:当社は,宇宙におけるライフサイエンス研究の有効性を確認するために,航空機実験などによって微小重力環境が小動物やヒトに与える影響を分子レベルで追跡し,宇宙環境が新たな中枢神経系疾患モデルの作製に寄与する可能性を得ている.新たな宇宙での小動物実験の実現及び機会の創出により,地上では未解明の病態メカニズムの解明など,我々の生活へと還元可能な成果を得ることが期待される.宇宙での小動物実験実現に向けた取組みについて述べる

    宇宙ステーション補給機(HTV)の安全設計

    増田 和三柴田 克司松山 行一
    5页
    查看更多>>摘要:HTV は,H-IIB ロケットにより打上げられ宇宙ステーション(ISS)に船内物資と宇宙空間に曝露される船外物資を補給及びISS 内の不要物資を廃棄する軌道間輸送機である.このミッション達成のためのシステム要求及びHTV 運用の各場面における安全要求(射場安全,ISS 安全,再突入安全)がなされている.本稿では開発当初より体系的に実施してきた安全に係るシステム設計の結果であるHTV のシステム構成を信頼性と安全性の観点から紹介する.

    LE-X エンジン開発へ向けた取り組み

    渥美 正博吉川 公人小河原 彰
    9页
    查看更多>>摘要:H-IIA ロケット2段エンジンのLE-5B に採用されているエキスパンダーブリードサイクルは,日本が初めて実用化したエンジン方式で,そのシンプルなエンジンシステムから,外乱に強いロバストな作動特性を持っている.また,宇宙空間での再着火機能,スロットリング機能,アイドルモード燃焼(極低推力作動)などの優れた機能を備えており,信頼性と高機能を併せ持つエンジンサイクルとして,世界からも高い評価を得ている.その歴史は日本初の純国産液酸/液水エンジンであるLE-5 の改良型エンジンLE-5A に始まり,LE-5B へと受け継がれ,最近では,当社と米国Pratt& Whitney Rocketdyne(PWR)社が共同開発を進めるMB-XX エンジンにも採用されている.これらはいずれも2段エンジンである.さらに当社では(独)宇宙航空研究開発機構(JAXA)主導の下,このサイクルを次期基幹ロケットの1段エンジンに採用し,世界に誇れる信頼性の高い1段エンジンLE-X の開発を進めている.本論ではエキスパンダーブリードエンジンのサイクルの特徴とLE-X エンジンにおける高信頼化への取り組みについて報告する.

    宇宙機用姿勢制御装置のグリーン化

    田中 伸彦松尾 哲也古川 克己
    7页
    查看更多>>摘要:ロケット,衛星及び探査機などの宇宙機の軌道や姿勢を制御するためのスラスタには,“高性能化(消費推薬量低減)”,“作業性/取扱性向上(推薬低毒化)”,“低コスト化”が望まれている.そのため,現行の有毒な推薬であるヒドラジンに変わって,“グリーンプロペラント”と呼ばれる低毒性推薬を使用する推進系が次世代推進系として着目されている.当社では,グリーンプロペラントの中でもヒドラジンの性能を上回る可能性があるHAN 系推薬(SHP)を用いた一液スラスタの研究開発を行ってきた.本報では,その研究開発の中で実施したシステムメリット検討,安全性評価(爆轟性試験),寿命試験の結果について述べる