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農業機械学会誌
农业机械学会
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0285-2543

農業機械学会誌/Journal 農業機械学会誌
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    ジオサーフの農用車両ガイダンス技術

    竹添明生井上慶一
    4页
    查看更多>>摘要:欧米と比較し,日本では圃場区画が比較的狭く,必然的に圃場端での旋回頻度も多くなるが,次の行程に迅速に進入する際,旋回後の位置精度が劣化することや誘導ラインの表示などが無いなど日本の農業スタイルに合ったガイダンスシステムの開発が求められている。そこで,GPS衛星の他にロシアの測位衛星システムであるGLONASS衛星の両方の信号を利用した最新のGNSS ボードと3軸のジャイロ·加速度センサを組み合わせて,位置,方向,姿勢,速度などの航法データの精度と安定性の向上を図ったハイブリッド航法装置と,それを利用したガイダンスシステムの開発を行った。本稿では農研機構北海道農業センターとジオサーフ(株)との共同研究成果をベースに,ジオサーフ(株)と東京計器(株)にて共同開発·製品化を行った「AG-RiDER」について紹介する。

    トプコンの農用車両ガイダンス技術

    吉田剛布施浩一朗
    5页
    查看更多>>摘要:GPSを搭載して車輌の進行方向を誘導するガイダンスの技術は欧米を中心に普及が進んでいる。この技術は作業時の作業幅の重複部分を最小にする事により,農薬,肥料,燃料等の資材費削減が行える事からコスト削減の有効なツールとして積極的な投資が行われている。また,その位置情報を活用し,オートステアリング(自動操舵),スプレーヤーのセクションコントロール,育成状況のセンシング,可変散布等様々なアプリケーションが広まっている。

    トリンプルの農用車両ガイダンス技術

    熊野憲太郎
    3页
    查看更多>>摘要:Trimble社は米国国防総省が1978年にGPS測位のため第1号試験衛星を打ち上げた年に,GPS測位用高精度受信機を開発·製造する為に創立された。その後一貫してGPS測位に関連する先端技術の開発を行い,その製品は非常に多くの分野で使用されている。農業分野はその一つであり,農用車両のガイダンス専用として完成された装置は,2000年に登場したAutopilotと呼ばれる自動操舵システムである。当初は1台1,200万円もする製品であったが,カルフォルニアにある世界最大のトマト農場が試験的に2台を購入し,畝立,施肥,植付に使用したところ,収量が約2割改善されたため,追加で40台の受注を得たとの事であった。現在もAutopilotは最上位機種として常に最新の技術が採用されているが,その技術が全ての商品に反映されている(写真1)。

    GPSによる経路誘導機能と車速連動機能を備えたブロードキャスタ

    林和信
    7页
    查看更多>>摘要:このような情勢の下,農研機構生研センターでは,株式会社IHIスターおよび株式会社ササキコーポレーションの協力を得て高精度高速施肥機(高速施肥機)を開発し,2011年から市販を開始した。高速施肥機は,ブロードキャスタ型の施肥機であるが,作業能率と作業精度の向上を図るために,作業速度に連動して施肥量を適切に制御する機能(単連連動機能)や,10m以上にも達する作業の行程間隔を一定に保つための機能(経路誘導機能)を備え,機能の実現に必要となる速度情報や位置情報の取得にGPSを利用している。本稿は本特集の趣旨に則り,GPSの活用を中心に高速施肥機の概要を紹介させていただく。

    ソーラー式長いもプランター

    田村知久
    3页
    查看更多>>摘要:十勝産業振興センターは,知の地域づくり推進事業(北海道立総合研究機構)において,これまで流通していたソーラー式長いもプランターの動力性能の向上と放射電磁ノイズの低減により良好な作業環境を実現した高性能新型機種を,フクザワ·オーダー農機(北海道河西郡芽室町)と共同開発した。

    ヰセキトラクタジアスNTAシリーズ

    高橋誠之
    3页
    查看更多>>摘要:今回マニュアルトランスミッション並みの高い伝達効率を持ち,変速ショックを低減し,かつダイレクト感のある駆動が可能なデュアルクラッチトランスミッションを開発した。なお,本トランスミッションは,2013年から販売されたヰセキトラクタ“ジアスNTAシリーズ”に搭載されている。

    農産物·食品の安全と品質の確保技術-第2回 異常鶏卵の非破壊検出とその応用

    中野和弘臼井善彦
    5页
    查看更多>>摘要:本方式で開発された技術を援用して,インフルエンザワクチン製造用有精卵の中死卵検出の可能性を追究した結果も報告する。日本では,インフルエンザワクチンの製造に鶏の有精卵(発育鶏卵)を使用している。発育鶏卵の中にはワクチン製造に大きな被害を与える不適卵が存在する。この不適卵がワクチン製造工程に混入することによって,国家検定に合格しないワクチンとなり,大量に廃棄されるケースがある。しかし,検卵貞が1日に20万個以上の発育鶏卵を全量検査することは不可能であることから,ランダムにサンプリングした発育鶏卵をチェックしているにすぎない。また,不適卵の判定では,個人誤差や環境条件などに大きく影響を受けるため,ワクチン製造工程に不適卵が混入し多大な損害が発生している。そこで本編では,目視検査工程の自動化と全量検査を可能とする検卵装置の開発を目的として,分光分析法によるワクチン製造不適卵の非破壊検出を検討した結果も報告する。

    携帯型分析計による米の品質測定のための基礎研究-近赤外分光法による米のタンパク質と水分の測定

    夏賀元康渡部美里川端匠片平光彦...
    10页
    查看更多>>摘要:携帯型米品質分析計の基礎研究として,近赤外分光法による米の品質測定のサンプリングが不要なプローブ(測定部)を試作し,米表面と米袋状態で測定した場合での玄米と精米の水分とタンパク質の測定精度を検討した。試作したプローブにより,乾燥籾でどの程度の精度が得られるかについても検討した。その結果,米表面の測定は実用的な精度が得られ,新たな成分測定方法の可能性があると判断できた。さらに,米袋状態でもオープンと同等の精度が得られ,これによって米の検査段階や流通段階で米袋入りの状態である程度の精度を維持しながら測定できる可能性が示された。ただし,籾は玄米·精米より精度が劣ったため,プローブの改良が必要である。

    ロータリ耕うん作業における農用トラクタの排出ガス評価手法に関する基礎研究(第2報)-機関トルクの負荷方法と再現性

    西川純松尾陽介手島司土師健...
    7页
    查看更多>>摘要:代表的なトラクタ作業の1つであるロータリ耕うん作業について,負荷実態に基づいた排出ガス評価手法の研究を行った。本報では,動力計を用いて耕うん時の機関トルクを負荷する方法による再現性を確認した。その結果,耕うん時の機関トルクをそのまま再現させる場合,機関トルクを安定的に再現することは難しく,再現する機関トルクや使用する機関,トラクタや動力計などによりトルクの再現性にバラツキを生じるおそれがあると考えられた。一方,耕うん時の機関トルク成分のうち,その大きさと時間を考慮して階段状に並べ替えて負荷する方法では,機関トルクを非常に良好に再現できた。

    心土破砕と暗渠によるサトウキビほ場の排水性改善効果

    新里良章深見公一郎山口悟上野正実...
    8页
    查看更多>>摘要:サトウキビの減収要因となる排水性の不良なジャーガルほ場の改善法とその効果を調べた。心土破砕と耕起作用を兼ね備えた排土型心土破砕機の耕起作業能率は慣行のプラウ作業のほぼ2倍に達し,膨軟な破砕領域は約55cmの深さまで達していた。耕起,砕土後の土塊径と発芽率は慣行作業と同程度であったが,サトウキビの増収が確認できた。ハーベスタ収穫後のジャーガル株出は場では,心土破砕で約10%の増収効果がみられ,排水性の改善が一要因と推察された。一方,心土破砕を行っても改善されないジャーガルの排水不良は場の場合では,暗渠と心土破砕を組み合わせた排水対策で,茎長の伸びと欠株抑制によって株出3回でも約30%の増収が見られた。トラクタに装着するオーガ式のトレンチヤによる暗渠施工は10a当たり22万円程度のコストで実施できた。