查看更多>>摘要:モバイルエッジコンピューティング(MEC)において、無線ネットワークとエッジサーバの輻輳によりアプリケーションのTCPスループットのようなサービス品質(QoS: Quality of Service)が低下する。QoS改善のため、輻輳度合いの小さいエッジノードにVM移動する方式が提案されている。しかし、従来の研究では、ひとつのVMを動かした場合のQoS改善度合いしか評価していない。さらに、MECにおける従来のユーザの動きに追従するVM移動方式では、多数のユーザが同一の方向に移動する場合は効果的ではない。したがって本論文では、全体のTCPスループットを最大にする、全てのユーザの最適なVMの配置場所とVMまでの通信経路を求め、実際の配置場所と最適な配置場所が異なる場合はVM移動により移動配置する最適VM移動方式を提案して、全体のTCP スループットを評価する。