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電子情報通信学会技術研究報告
电子情报通信学会
電子情報通信学会技術研究報告

电子情报通信学会

0913-5685

電子情報通信学会技術研究報告/Journal 電子情報通信学会技術研究報告
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    動画を活用した在宅高齢者のためのストレス解消サービスの研究

    堀江寛陳思楠中村匡秀安田清...
    6页
    查看更多>>摘要:近年,日本は超高齢社会に直面しており,(要介護,独居を含む)在宅高齢者が年々増加している.在宅時間が長い生活では,高齢者個人個人のストレス(例,孤独感の深化,生活の悩みなど)に対し,どのように向き合うかが課題となる.我々の研究グループでは現在,在宅高齢者を見守り支援するシステムの研究開発を行っている.先行研究では,YouTube動画再生サービスを開発·提案し,高齢者を対象として実際に評価実験を行った.しかしながら,高齢者の視聴する動画の検索·指定は,家族や介護者に依存するため,高齢者本人の望みと異なる場合がある.本研究では,先行研究を踏まえ,在宅高齢者のストレス解消を促進するために,個人適応型の動画推薦·視聴Webサービスを試作することを目的とする.アプローチとして,まず在宅高齢者の趣味や嗜好情報を,アンケート調査(例,紙媒体,Googleフォームなど)で取得する.次に,取得したアンケート結果に基づき,本サービスはYouTubeサイトから関連する(関連度,視聴回数による)動画のリストを自動的に推薦する.そして,推薦した動画のリストをサービスに登録することで,高齢者はいつでも個人適応型の動画視聴が可能となる.これによって,高齢者が簡単に興味のある動画を視聴することが可能となり,ストレス解消の手助けとなることが期待出来る.

    視運動性眼振と瞳孔反応を用いた入力文字の推定

    猪股千聖佐藤美恵金成慧
    4页
    查看更多>>摘要:瞳孔は視線位置だけでなく,注意位置の明るさに対応して変化する.同様に,視運動性眼振(OKN)と呼ばれる眼球運動も,注意位置の運動物体に対応して変化する.本研究では,この知見に基づいて,ユーザーが入力する文字を推定できるかどうか検討した.刺激は運動方向と明るさの異なるドットパターンから構成された.被験者は入力文字が現れたときに,注意を向けるドットパターンを切り替えた.その結果,注意を切り替えたときに,注意パターンの明るさ·運動方向と対応した瞳孔反応·OKNが見られた.この結果より,瞳孔反応とOKNから文字入力の推定が可能であることが示唆された.

    バンドパスフィルタとコントラスト感度関数を用いた画像フィルタ

    伊藤謙吾齋藤豪
    6页
    查看更多>>摘要:画像生成·転送の際に視認性が低いと判断できる部分の情報量を低減すれば、演算や通信処理の負荷を軽減できる。しかし、判断を誤れば視覚情報が過剰に失われる恐れがある。本稿では画像に複数のGabor関数を畳み込むことで抽出した空間周波数成分と人の視覚特性を表すコントラスト感度関数を比較した結果に基き、2nd-order Gaussian Derivativeフィルタで分割した周波数帯域の通過率を最適化することで、視認性の低い周波数成分を低減する画像フィルタリング手法を提案する。従来法との比較実験結果から、提案手法がコントラスト感度関数に基いた視覚特性に忠実な周波数成分低減ができていることを示す。

    SVMを用いた筋電信号からの動作推定と筋疲労評価への利用

    岐部大也右田雅裕戸田真志近藤一晃...
    6页
    查看更多>>摘要:これまでの研究により、筋電位の中心周波数は筋疲労に伴い高周波帯から低周波帯へと遷移することが明らかになっており、筋疲労の評価指標の1つとなっている。しかし、運動における動作の種類が1種類ではない場合に中心周波数の遷移は不規則になり、筋疲労の評価は困難になる。そこで本研究ではSVMを用いて筋電位と筋活性度から動作推定を行い、1つの動作の筋電位のみから中心周波数を導出することで、遷移を安定化させる試みを行った。結果、動作推定前は遷移が不規則であったが動作推定後は遷移が安定し、筋疲労評価を効率化させることに成功した。

    全天空個人化頭部伝達関数による3Dレンダリングツールキット

    中村風香飯田一博
    9页
    查看更多>>摘要:3次元音響や音のVRを実現するために頭部伝達関数(HRTF)の個人化の研究が活発に進められている.正中面音像定位においてはHRTFの2つのノッチ(N1, N2)と2つのピーク(P1, P2)が重要な役割を果たしていることが知られている.われわれは,この知見とHRTFデータベースを利用してPNP(Parametric Notch-Peak)HRTFモデルを構築し,正面と後方の2方向のHRTFの個人化に取り組んできた.本稿では,正面と後方に加えて天頂方向のPNPモデルを構築して,正中面の任意の方向の個人化HRTFを生成した.これに両耳間差情報を付加することにより,全天空の任意の方向の個人化HRTFの生成を試みた.さらに,生成した全天空個人化HRTFによるマルチトラック3Dレンダリングツールキットを開発した.生成した個人化HRTFの音像定位実験を行った結果,水平面内の任意の方向への精度よい音像定位が可能であることを示した.しかし,上方での定位精度においては改善の余地を残している.

    社会報酬による鳴禽の発声条件づけ:第二報

    橘亮輔池渕万季岡ノ谷一夫柳原真...
    5页
    查看更多>>摘要:社会的な相互作用は発声行動を変化させるだろうか?音声コミュニケーションは社会的関係性に本質的に重要なものである。集団内での関係性を維持するには、社会的文脈に従って、いつどのような音声を発するべきかを学習する必要がある。我々はこの問題を、キンカチョウ(Taeniopygia guttata)を対象とした発声条件づけ実験により検証した。この鳥は互いに声で呼び寄せて集合するなど、同種他個体の社会的反応を引き起こすために特定の声を発する。このことは、彼らはが発声行動と社会的フィードバックを関連付けられることを示唆している。そこで本研究は、他個体を視認することを社会報酬としたオペラント条件づけにより、適切なタイミングで発声する学習実験をおこなった。発声タイミングは音刺激で提示した。また、それに先行してLED光を文脈刺激として提示した。LEDの色は発声行動と報酬の関係性を示しており、ある色では発声すると報酬が提示され、ある色では提示されない。数週間の条件づけ実験により、鳥が音刺激に応じた発声頻度を増加させる傾向が示された。また、文脈刺激によって発声頻度が変化した。これらの結果は、キンカチョウは発声と社会フィードバックの関係性を学習できることを示している。

    逆傾斜錯視における諸要因及びそれらの相互作用

    彭小倩伊藤裕之蘭悠久
    5页
    查看更多>>摘要:本発表では、背景のグレーに対して、線分の輝度コントラストを線分一本ごとに反転(白か黒)した場合、全体の線分の列が階段の傾きと逆方向に傾いているように知覚される(逆傾斜錯視)現象の諸要因及びそれらの相互作用について報告する。マッチングにより、知覚的傾きを計測した結果、線分の太さ、長さ、階段の高さ、網膜上の大きさなど、様々なパラメータに応じて、階段錯視と逆傾斜錯視が入れ替わり、錯視量が変化した。計測した範囲では、逆傾斜錯視は最大1.57度と比較的大きな傾きの錯視を起こした。他の幾何学的錯視との共通点と相違点を考察する。

    感情間の強度印象の違いを考慮した感情強度推定モデルの検討

    川瀬恵中山実
    6页
    查看更多>>摘要:深層学習を利用して音声からの感情強度推定を行った.先行研究においては感情強度を10種のカテゴリとして捉え,カテゴリ分類による感情強度推定を行っていたが,その柔軟性が不十分であった.この問題点を解決するために本研究では音声の感情知覚評定実験によって2つの評価法による知覚強度値を算出した.その結果,感情知覚評定実験では各感情強度カテゴリの強度値の非線形性を確認した.また,知覚強度値を利用した感情強度推定モデルを構築しその性能について検討した結果,知覚強度値を用いた感情強度推定モデルにおいては音声の設定強度値との平均相関係数が0.73となる推定強度値が得られた.

    プライミング効果における倒立効果による食のジェンダーステレオタイプの視覚処理過程の検討

    木村敦和田有史櫻井美穂
    6页
    查看更多>>摘要:食品ジェンダーステレオタイプ(GS)が意味プライミング課題により測定できることが報告されている(Kimura et al, 2009, 2012)。本研究では食品画像によるGSが、画像の全体的な構造が影響しているのかどうかを検討するために、意味プライミング課題における倒立効果を測定した。実験1では食品画像の正立·倒立画像をプライム刺激として男性名·女性名をターゲット刺激し、GSと倒立効果を見出した。この結果から、画像の倒立効果によって名前判断が遅延したため、画像の全体的情報処理が名前の判断に影響を及ぼすことが示唆された。実験2では、その影響がGS特有の物かどうかを検討するために、同様の画像を用いて和食洋食名をターゲット刺激とした実験を行った。この実験2では、プライムとターゲットが一致している条件で、和食洋食名判断に画像の全体的情報処理が関与していることが明らかになった。

    個人の注意特性が絵画鑑賞時の感情に与える影響

    佐々木優馬佐藤美恵金成慧
    4页
    查看更多>>摘要:絵画に関する知識や経験によって鑑賞方法が異なることが示されているが,個人の注意特性が絵画鑑賞時の感情にどう影響するかは明らかになっていない.本研究では,絵画鑑賞時の瞳孔反応と感情価·覚醒度評価との関係や絵画の顕著性マップと眼球運動との関係を調べることで,個人の注意特性が絵画鑑賞時の感情に与える影響について検討した.実験の結果,ポジティブな印象を感じる絵画ほど瞳孔径が縮小することが示された.また,絵画の顕著性マップと眼球運動のヒートマップを分析したところ,鑑賞時の眼球運動に個人差が見られた.これらの結果は個人の注意特性が絵画の評価に影響を与えている可能性を示唆する.