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農業および園芸
养贤堂
農業および園芸

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0369-5247

農業および園芸/Journal 農業および園芸
正式出版
收录年代

    苗木生産における不織布製栽培鉢の有効性に関する研究

    三浦周行
    1页
    查看更多>>摘要:ポリエチレンなどのプラスチック(pl)の鉢に対する不織布(FB)鉢の代替性が検討されている. Tauerら(2009)はライブオーク(Lv)およびモミジバフウ(Sg)苗を4月に市販のPL (上部径:36cm.深さ:29cm)およびFB (上部径:36cm.深さ:25cm. Root Control社)鉢に移植した.5月から7月までの間の地上部長の増加量(cm)はSgではそれぞれ50.3および59.8cmであった.Lvでは同値は38.1および13.3cmであったが,その後9月までの間では差はなかった.9月のSgにおいては鉢内壁際の過剰な根巻がPL鉢で目立った.FB鉢はPL鉢に代替可能とされた.

    土壌の有機物について

    松崎守夫
    8页
    查看更多>>摘要:近年,水田転換畑における地力減耗が危惧されている.富山県の水田転換畑におけるダイズ作は,その特徴的な例と考えられる.富山県のダイズ収量は,1987年(水田転作によりダイズの作付面積が拡大した時期)に264kg/10aに達したが,その後,年度の経過とともに減少する傾向を示している(図1).この事例にはさまざまな要因が考えられるが,原因のーつとして,土壌からの窒素無機化量の減少があげられている(廣川ら2011).筆者は,この現象が土壌有機物の減少に起因するのではないかと考え,新旧の土壌有機物に関する知見を整理した(松崎2021).その大要は以下の通りである.

    高温登熟性を有する水稲早生系統「愛知135号」の育成

    津田健吾
    11页
    查看更多>>摘要:「愛知135号」は,2019年に愛知県農業総合試験場が愛知県経済農業協同組合連合会との共同研究により育成した主食用水稲粳系統である.本系統は,2016年に「愛知118号」を反復親,「あ系891」を1 回親としたBC3F3を母本,「あいちのかおりSBL」を反復親,「あ系873」を1回親としたBC3F2を父本として交配した後代から育成された.準早期及び早植栽培における出穂期と成熟期は「あさひの夢」と同等であり,愛知県の熟期区分では「早生」に該当する.千粒重は「あさひの夢」と比較して1.7g重い. また,高温登熟性を有し,玄米の外観品質が優れ,「あさひの夢」より搗精時の歩留まりが優れる.本系統は温暖地東部の平坦地の準早期及び早植栽培に適する.

    酒造好適米新品種「福乃香」の育成

    小林恭子佐藤弘一大寺真史吉田直史...
    7页
    查看更多>>摘要:「福乃香(ふくのか)」(系統名:福島酒50号)は,2019年に福島県で酒造好適米として奨励品種に採用され,品種登録出願された. 2004年に「静系(酒)88号(のちの誉富士)」を母に,「山形酒86号(のちの出羽の里)」を父として交配し,世代促進,個体選抜後,系統育種法により選抜,固定を図った.「福乃香」は,出穂期,成熟期が「五百万石」より10日程度遅く,福島県の熟期区分では"中生”に属する.やや長稈で"中間型”の草型,耐倒伏性は“中”で「五百万石」よりやや強く,「夢の香」よりやや弱い.いもち病真性抵抗性遺伝子型は,“ + ”と推定される.障害型耐冷性は,“やや強”で「五百万石」よりも優れる. 穂発芽性は“やや難”である.収量性は,「五百万石」並から劣るが,玄米外観品質は,「五百万石」に優り,心白発現率が高く,胴割粒の発生割合が低い.酒造適性は,「五百万石」より溶けやすい.製成酒は,味及び香りともに良好である. 「福乃香」の栽培普及地帯は,県内の平坦部である.

    ジャポニカ系高アミロース米「あきたばらり」,「あきたさらり」の育成と普及

    藤田直子加藤和直金田吉弘
    5页
    查看更多>>摘要:我が国の主食用米の需要は,50年前と比べると半分以下となっている.これは,日本人の食事が多様化し,安価な輸入小麦を用いた加工食品が多く普及したことによると考えられる.近年,農業試験場などでは,多数の極良食味品種を育成しているが,これらでは主食用米の需要低下に歯止めがかけられないのが現状である.

    バレイショ新品種‘しまあかり’,'しまクイーン’の育成とその特性

    柏木伸哉小玉泰生末川 修竹牟禮穣...
    15页
    查看更多>>摘要:バレイショ‘しまあかり’および‘しまクイーン’は,ジャガイモシストセンチュウ抵抗性を有する鹿児島県育成品種である.‘しまあかり’は鹿児島県の主力品種で良食味の‘デジマ’を母,ジャガイモシストセンチュウ抵抗性を有する‘アローワ’を父として2008年秋に交配し,翌2009年に播種した実生集団から選抜し,本県に適する丸系バレイショとして育成した.‘しまクイーン’は鹿児島県の主力品種の'ニシュタカ’を母,ジャガイモシストセンチュウ抵抗性を有する‘アローワ’を父として2008年秋に交配し,翌2009年に播種した実生集団から選抜し,本県に適する長系バレイショとして育成した.いずれの品種とも,2019年3月に品種登録出願を行い,同年8月に出願公表された.

    農業技能実習生と日本語母語話者に対する技能実習現場の課題と日本語使用の提言ーコミュニケーションに資する日本語教育を探る一

    飯田朋子
    17页
    查看更多>>摘要:現在,外国人技能実習制度のもとで多くの外国人技能実習生(以下,技能実習生)が来日し,受け入れ企業の日本語母語話者と協働している.技能実習制度に関しては未だに多くの問題が報告されており,それは技能実習生と日本語母語話者とのコミュニケーションや,日本語教育においても同様である. 技能実習生には在留可能な期間が最長5年と定められている.このことから,技能実習生受け入れ企業では,技能実習生の交代による人員の変化が常に起こっており,人員の変化と共にコミュニティの再構築を繰り返していると言える.特に技能実習初期において,技能実習生は日本語でのコミュニケーションに不自由を感じていることが報告される.そして,技能実習の期限に合わせて,数年間技能実習を行い日本語能力及び技能実習の業務能力が育っている技能実習生と,日本語能力が低く技能実習の初心者である技能実習生が数年おきに入れ代わることになる.

    近代園芸学事始め[38] -『空語集』に記された酒井調良の事蹟について(その3) -

    金浜耕基
    6页
    查看更多>>摘要:これは,『空語集』(巻の48.明治31年)に記された一項目の題名である.概要は次の通りである. 林檎は渋いもの.近来誰いうとなく坊間(※世間)に傳わりて,當(※酒田)港の料理屋等にては最早苹果を客に供するものなき有様なるが,この程鶴岡の苹果商人にして,天性武骨肌なる男,港に舞い込み,炎天に背を曝らし,頻りに行商をやりつつあり.両3日前のことなりととか.その紳商(※教養 . 品位を備えた一流の商人),用事の為め,小幡樓(※明治9年から平成10年まで酒田の日和山公園の近くにあった料亭.「おくりびと」という映画のロケ地として知られる)の前を通行せるとき,彼の苹果賣り男,山王森(※「松林銘」と呼ばれる本間家の植林の功績を伝える石碑があって,最上川の河口に近い風光明媚な場所.その一部は現在日和山公園と呼ばれている)の下蔭に腰を卸し,何にやら頻りに,嘆息(※ため息をつく)呻吟(※苦しんでうめく)の体なり.紳商も至て,一面識のある男にや.不審さに傍に立寄り,天狗をも取て食うと評判あるものが,何故ありて,左まて塞き切りて居らるるや.厌う(※厭う)仕事よと言い掛くれば,彼の苹果賣り,頭を擧げて一礼し,いなとよ.是には少しの譯あり. 無損料(※使用料)とならば,御迷惑ながらも,耳朶(※耳)を拝借仕りたし.御承知の通り,我等の(※仕)事は菓物造り一方,百姓にて,知慧(※知惠),器量とも,人並ならざれど,本業の菓物なれば,何時も出来ばえ好しとて,華客(※得 意客)方の一方ならぬひいきに鼻柱高"なり.いざ,一儲せんと御当地まで飛び込みしが,飛んだ盲目の勘定運び.御当地の人〃は,苹菓は渋いものとて,誰れしも取合うて下さりませぬ.聞けば,欲張の行商共が,中熟種の賣仕舞となりて,品物切れ折柄にも,華客の注文とあれば,鈔(※紙幣)を取り逃がすのが残念さに,今はまだ30 日も早き晩熟種を持ち住き,渋くて苦くて,おまけに歯も容易に立たざる品物を,誤魔化し賣りするとの評判.成程これでは苹果と謂うものは,まずきものと言わるるも詮方なし.我等が持ち来れるは,御覧の通りのきやら(※伽羅.良い物)舟とて,中熟にて優等品なるに,華客方が彼の慾張り商人と一把一とからげに(※一絡げに)見くびらるる. 有からぬ託宣(※神のお告げ)は,格子の内から聲朗く (※聞く)と雖も,今時,苹果など食う御客がありませんと叱らるるが,遊郭幾十軒異ロ同音とは,我等は實に果して,物も得言はで(※言わないで),ほう々々(※這々の体)に逃げ帰りぬ. 総じて,酒田は衣服飲食に贅を盡すと聞けるに,苹果を味わうだけの舌,短きぞ.余黙行かぬ仕義(※物事の成り行き)なし.いずれ冥途とやら,閻魔の調べあらんとき,苹果の味は渋きものぞと答えて,この嘘突奴(※嘘吐奴)の舌,抜きやれと睨らみ飛ばされし時もあるべしと.今,つくづく笑止考うる最中,貴君に呼び竒(※寄せ)られて,思わぬ長話をしたり.許されよ.去らばと,苹果籠引擔ぎ,中熟優等の苹果の御用はいかが.

    農業イノベーション大賞受賞者の挑戦[11] 農業者主導のオープン . イノベーションで精密農業を実現もうたい農場代表,㈱イソップアグリシステム前取締役馬渡智昭さん優秀賞(新技術分野)の表彰

    佐藤正衛
    5页
    查看更多>>摘要:広い農地に大型の農業機械を導入し,専業の家族労働力を中心に農作業が行なわれる,これが北海道畑作経営の典型的なスタイルであろう.このような畑作経営をオホーツク地域で営むもうたい農場代表の馬渡智昭さんが,本賞優秀賞(新技術分野)を受賞した.受賞理由は,「わが国における精密農業の導入段階から,馬渡農場と㈱イソップアグリシステムが連携 . 協力して,多様な主体の連携により成果を創出するオープン . イノベーション,さらに地域の農業者の経験やニーズを精密農業技術開発のプロセスに反映させるューザー . イノべーションへの主体的取り組み」(農業イノベーション大賞選考委員会2022)が評価されてのことである. 本稿では,馬渡智昭さんの受賞記念講演,佐藤(2022)および聞き取りした内容をもとに,その精密農業のイノベーションについて,マネジメントの特徴,成果の内容,営農での実践状況およびイノベーション創出の場となった連携組織の活動を紹介する.

    歯科から見る農作物と健康〔4〕農作物と健康な歯で,生活習慣病予防

    島谷浩幸
    4页
    查看更多>>摘要:生活習慣病とは,厚生労働省のホームページによると,生活習慣が原因で起こる疾患の総称のことで,食事や運動 . 喫煙 . 飲酒 . ストレスなどの生活習慣が深く関与すると説明されています. 糖尿病や高血圧症,脂質異常症など,様々な病気が知られています.