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0570-4480

安全工学/Journal 安全工学
正式出版
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    想定を超える自然災害リスクについて考える

    中村純一
    1页
    查看更多>>摘要:2019年の4月に赴任先のタイから帰国し,火災·爆発,自然災害,労働災害を所管する部門に帰りました.今の仕事は今年で3年目が終わろうとしています.2013年にタイに赴任する2年前の2011年に東日本大震災が発生したとき,私は企業のBCP(事業継続)コンサルテイングに従事しており,主に地震リスクに対するBCP策定支援や訓練の仕事を行っていました.BCPは元々1991年にアメリカの同時多発テロが発生したときに,当地の金融機関が極めて短時間で業務を再開したことから世界的に普及した考え方でしたが,当時の日本におけるBCPは地震を想定被害とすることが一般的でした.2005年頃から地震リスクのBCPに関する業務を行っていましたが,東日本大震災が発生したときに,それまで私たちが想定していた被害やそれに基づく復旧計画が,被災地のお客様にはほとんど役に立たなかったことを痛感し,反省することになりました.津波や原発被害の想定が出来なかったのです.この事はその後,私の仕事の考え方に大きな影響を及ぼすことになります.

    安全対策の経済的評価

    牧野良次
    9页
    查看更多>>摘要:2000年に中央労働災害防止協会が行った調査研究「安全対策の費用対効果-企業の安全対策費の現状とその効果の分析-」は,安全対策の費用対効果比を1:2.7(事業場平均の推定値)としつつ,企業が安全(労働災害防止)対策費の持続的投入を進めていくためには費用投入の重要性の根拠とその効果を示していく必要があると指摘した.しかしながら事業場が自らそのような評価を実施するための方法や支援ツールは未だ整備されていない.そこで中央労働災害防止協会は2020年度から3年計画で,企業が自社の労働災害防止対策の経済的評価を事前にかつ簡便に実施できるよう支援する方法論·ツール等の整備及びその普及を行うことを目的とした調査研究事業を立ち上げた.本稿はその中間取りまとめ結果について報告するものである.

    日本の安全文化は国際慣行とどこが違つたか

    杉本泰治森山哲福田隆文
    9页
    查看更多>>摘要:福島原子力事故まで,日本の安全文化は国際的慣行と一致せず,不足があったといわれる.1986年からの一時期,スペースシャトルのチャレンジャー,原子力のチェルノービリ,再びスペースシャトルのコロンビアの三つの事故は,西洋社会を震撼させ,その衝撃が,安全文化へ向かわせた.日本の場合,三つの事故とそこから導かれた安全文化への無関心が,福島原子力事故までの約25年間,安全確保の大切な部分を空白にしてきた.安全文化を理解するには,五つの関門があり,それを一つずつたどると,日本の課題が見えてくる.特に,規制行政に正当な関心を持つこと,専門技術を担う技術者とマネジメントを担う経営者との相反の解決,および,個人が自分で考え,行動し,その結果に自分で責任をとる「個の確立」,という課題がある.

    未来のコミュニティ「共領域」による社会課題解決: 豊かな技術社会共創を目指して: 豊かな技術社会共創を目指して

    瀬谷崎裕之
    7页
    查看更多>>摘要:人類の歴史を振り返ると石器に始まる「技術」と,人と人とのつながり「コミュニティ」が社会を発展させてきた.今後は革新的なテクノロジーと新たなコミュニティが社会変化をもたらすだろう.革新的なテクノロジーとはデジタル,バイオ,コミュニケーションなどの分野の先進的な技術である.また,地域社会や会社などの従来型のコミュニティが衰退し,コミュニケーション技術やライフスタイル,人々の価値観の変化が新たな形での人と人とのつながりを拡大し,今までにないコミュニティが形成され,価値創造や社会課題解決にとって重要な役割を果たす.このコミュニティは現在のNPOの未来形でもある.本稿ではこのような未来のコミュニティを「共領域」と呼び,共領域による社会課題解決の実現可能性と共領域のあるべき姿を論じる.

    低流速で流動するプロパン/空気予混合気の消炎距離

    今村友彦末柗潤一柳弘也
    8页
    查看更多>>摘要:可燃性ガスのフィジカルハザード評価に資することを目指し,比較的低流速で流動するプロパン/空気予混合気の消炎距離の流速依存性を実験的に調査した.この流速範囲では,流速の増加に伴って消炎距離が狭くなった.電極平板間に火炎核が滞在している時間が流動により短縮されるため,火炎核から電極平板への熱損失量が減少することに起因する.流動時の消炎距離を静穏時の消炎距離で規格化すると,無次元火炎伝播速度(流動環境下及び静穏環境下での火炎伝播速度の比)のみの関数として整理できた.つまり静穏時の消炎距離の値では,比較的低流速で流動する予混合気の着火リスクを過小評価することになるが,静穏環境下での消炎距離と火炎伝播速度の関係を良好に予測できれば,流動環境下での消炎距離も精度よく予測できると期待される.

    機能安全を踏まえた精緻な判定による非危険区域の確保

    大塚輝人持田智古谷隆志
    8页
    查看更多>>摘要:前報で可燃性物質を扱う環境下での爆発性雰囲気生成の度合いを,保護方策のダウンタイムとして捉える手法を提案した.本報ではその考え方に基づき,放出抑制保護方策を加えて危険区域の判定に必要な放出等級との対応を検討した.高希釈度·換気有効度可の時,連続等級でゾーン2,第2等級で非危険区域となるが,放出時間に100倍超の差があることから,ゾーン2の100分の1未満として非危険区域と考えられる爆発性雰囲気の年間存在時間を0.1時間未満とすることで整合することが分かった.放出抑制保護方策と希釈保護方策との組み合わせにより,爆発性雰囲気の存在する時間の現実的な低減方策を提案し,非危険区域を確保する手順を示した.この時の低減率はIEC TS 60079-42のリスク緩和係数と合致する.さらにインターロックとの組み合わせにより,機能安全のレベルについて考察した.

    スマート保安を現場主導で実現するAI技術の紹介

    相馬智也
    3页
    查看更多>>摘要:スマート保安を実現するためには,デジタル技術を製造や保全など直接携わっている現場の人が使う必要がある.その中心になる技術はAIである.しかし,今のAI技術は現場が使えるレベルではない.またAIのシステム実装も現場の作業を意識してはおらず,主に分析者の目線で作られている.このような中,現場主導で使えるAI技術およびその実装としてインバリアント技術がある.化学プラントをはじめ発電や加工など様々な産業分野の現場レベルで使われているインバリアント分析の技術および事例について紹介する.

    第20回安全工学地域セミナー 千葉山武地域

    後藤慎一郎
    5页
    查看更多>>摘要:2022年3月10日,日本ドライケミカル㈱(以下NDC)千葉工場の協力のもと,第20回安全工学地域セミナーが開催された.本セミナーに参加する機会を得たので,以下に報告する.近年,危険物を使った意図的な放火による障害事案が,相次いでいる.安全工学会では,引き起こされる障害の内容を正しく理解し,発災後の被害を最小限に抑える工夫を施すことも,同じように重要と考えている(独立防護層/IPL7など).

    化学災害ニュースNo. 120

    武藤潤
    5页
    查看更多>>摘要:筆者らが日頃収集している爆発事故関連のニュースを一般市民の知りうる情報(報道情報)から抜粋してお知らせする.ニュースの形式は,国立研究開発法人産業技術総合研究所安全科学研究部門がインターネット上で公開している「リレーショナル化学災害データベース(RISCAD)J(https://r2.aist-riss.jp)の項目の一部を抜粋し,以下のとおりとした.1.発生年月日,2.住所,3.業種,4.関連物質,5.死傷者,6.概要.事故原因など内容に関しては,事故の詳細な調査が行われる前の報道情報であるため,その後の調査結果とは異なる事故発生直後の推測に基づいた内容が含まれることをご了承願いたい.

    ユーザとしての市民視点から日々の生活の安全を考える: 第1回 工業製品の技術と人間: 第1回 工業製品の技術と人間

    棟方周一
    2页
    查看更多>>摘要:現代に生きるわれわれは,身の回りを様々な人工物に囲まれて暮らしている.家庭電化製品のような身近な消費生活用製品から,より大きめの自動車,さらに大きい住宅,もっと大きいスーパーマーケットや病院などのビル,道路や橋,トンネルなどの構造物のある環境のもとで否応なく生活を送る.人間が生きるとは,これらの人工的な環境のなかで人生を送ることを意味する.とすれば,われわれは多かれ少なかれその時点の技術に依存し,その技術の指導原理が工学であるならば,一般市民ではあっても,学問としての工学からまったく無縁に存在することはできない.ましてや,そのような環境のなかで,事故やあらゆる災害に巻き込まれて命の危険にさらされてしまうとすれば,人生をまっとうするために現在や未来の科学技術の力に頼らざるを得ないことは,誰しも頭の片隅では解っているはずである.また,技術者といえども,専門を離れれば,われわれと同じ一消費者であろう.