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日本色彩学会誌
日本色彩学会
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日本色彩学会

0389-9357

日本色彩学会誌/Journal 日本色彩学会誌
正式出版
收录年代

    高み、広がり、そして深み

    鈴木 敬明
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    查看更多>>摘要:昨年の秋の大会に引き続き,第2回秋の大会を静岡市(清水区)で開催いたします.学会誌本号では,秋の大会の発表論文が掲載されております.今回の大会では,41件の発表,オープニング講演,特別講演,5つの研究会企画が行われ,昨年よりボリュームアップした内容になっています.

    光学的手法および表面微細構造解析による江戸時代銀貨の色彩の検討

    田口 智子大住 雅之桐野 文良
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    查看更多>>摘要:豆板銀および丁銀は江戸時代に製造された銀銅合金貨幣である.これらの貨幣の銀濃度は時代とともに低下したため「色揚げ」という表面処理が行われたといわれる,色揚げを行うことにより,表面に銀濃度の高い層が形成され表面が銅色から銀色へ変化する.本論文では,色揚げ処理や経年劣化によって生じる色彩変化を明らかにすることを目的として,元文および安政年間に製造された丁銀および豆板鉄について,変角分光イメージング装置を用いて分光反射率を測定した.銀濃度の高い層が確認されている安政豆板銀の反射率測定から,色揚げが行われた銀銅合金貨幣のスペクトル形状が明らかになった.またクラスター分析により,貨幣の反射スペクトルの形状は6種類に分類された.以上の結果から,丁銀においても色揚げが行われた可能性が示唆された.色彩の評価には表面の微細構造が重安であるため,走査型電子顕微鏡,エネルギー分散型X線分析装置,X線回折装置を用いて貨幣の表面構造を解析した.その結果,丁銀の表面微細構造は表裏で異なることが明らかとなった.

    分光イメージング手法によるメタメリズム試料の判別

    松本和二
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    查看更多>>摘要:メタメリズムとは,分光分布が違ってもある条件下(光源分布等)で同色に見える現象である.35年位前から,染色布·紙·塗料·プラスチック·印刷物等の色合せに際し,分光光度計その他センサを用いたカラーマッチング(CCM)技術が研究されてきた.特に,違った色材(染料·顔料)でも色が合う様にメタメリズムインデックス値(MI)等の指標が重要視され色材決定,処方計算が出来る用になった.また,実在ならびに理論上のメタマーを用いたカラーコピー研究が精力的に行われてきた事等もあり,数少ない色材で,色が合うように研究がなされ,カラーコピー技術が飛躍的に向上した.一方,品質の高いカラーコピー品が簡単に作製できる様になったため,色彩試料(絵画等)がオリジナルか否かの相談も寄せられるようになってきた背景がある.本状況下にて,2次元分光を用いた調査を行うこととした.

    退色劣化画像の生成手法と古さ感の認知特性

    永井達也岡嶋克典
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    查看更多>>摘要:日常生活において古い物体を見た際に,その物体の以前の状態を知らなくても,どの程度劣化しているかを視覚的に推測できる.物体は,劣化とともに重量,強度,水素イオン指数などの物理的性質が変化するが,一見するだけで物体の劣化度合いを推定できるということは,物体の視覚情報の中に,劣化状況に関する手がかりが含まれていることが示唆される.物体の劣化における物性値の変化については多くの研究があり,劣化再現のモデリング等に活かされているが,具体的に人が物体表面のどのような視覚情報から劣化を判断しているかについては明らかにされていない.例えば,物体の劣化における色変化の重要性は既に指摘されており,その色変化についての研究も行われつつあるが,メカニズムの定式化は未だなされていないのが現状である.

    機能性光源のための自動分光設計装置

    中内茂樹谷 和信
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    查看更多>>摘要:これまでに照明として一般に利用されてきた蛍光灯や白熱電球は,基本的に照明光スペクトルを変更することはできなかったが,現在,広く用いられるようになったLEDは,様々な照明スペクトルを持つものを安価で入手することができ,それらを組み合わせることによって照明光スペクトルを自由に設計することが可能となっている.こうした特徴に着目し,特定の目的を持った照明である機能性光源の設計手法が提案されている(1).

    ルータ条件を満たす光電色彩計の試作

    鈴木 均
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    查看更多>>摘要:三刺激値直読型色彩計(以下色彩計)の分光感度を、等色関数x(λ),y(λ),z(λ)に一致させることは困難である.光学フィルタ製造上の制約によるが、結果として測定される三刺激値は誤差を必ず伴っている.市販されているほとんどの色彩計(以下市販色彩計)は、x(λ)の短波長側の信号出力を、z(λ)に対応する信号に係数を乗じたもので代替している(以下代替法)。これが誤差の原因である.この問題を解決し、より高精度な色彩計実現のために、3バンドで分光感度特性がルータ条件を満足する色彩計(以下試作色彩計)を試作したので報告する.

    異なる照度におけるLED光源下の色弁別

    田川 暖矢口博久溝上陽子
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    查看更多>>摘要:近年普及が進んでいるLED光源は,照明空間の印象や色の見えが蛍光灯などの従来光源と異なることが知られているが,LED光源が観察者の細かい色の判別(色弁別)に与える影響についてはあまり明らかになっていない.

    冷蔵庫ドアのタッチパネル(LEDライトカラー)による操作性

    大塚 恒史
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    查看更多>>摘要:冷蔵庫はドアの開け閉めや、音声案内等、幅広く進化してきた。中でも特に進化してきたのが、ドア部分にあるタッチパネルである。タッチパネルが導入されてから、ドアを開けずに冷蔵庫内の温度調整や製氷、節電切り替えができるようになったが、1つ問題がある。それは、操作性の問題である。タッチパネルには色(LEDライト)·文字·記号(アイコン)が使われている。使いやすくなったのは確かだが、いざ操作しようとするとその操作が正しいのか間違っているのか分からなくなる場合があり、調節項目の切り替えの色が同じ色に統一されている為、断念してしまう。

    蒙古斑および静脈の測色事例報告:静脈錯視の理解のために

    酒井英樹
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    查看更多>>摘要:ヒトの腕などで青く見えている静脈の色が,デジタルカメラで撮影した画像から,物理的にはほぼ灰色であり,青く見えるのは錯視現象であるとの指摘がある。北岡氏によって静脈錯視と名付けられたこの現象は,大変身近な色彩錯視の一つであり,ある色に見えるからといって必ずしも物理的にその色であるとは限らない,ということを示す好例と言える。さらに,色彩教育の観点からも,興味深い題材である。

    INITIAL VISUAL INFORMATION FOR THE CONSTRUCTION OF SPACE RECOGNITION TO BRING ABOUT THE COLOR CONSTANCY

    Kanwara ChunvijitraChanprapha PhuangsuwanMitsuo Ikeda
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    查看更多>>摘要:Recognized visual space of illumination RVSI theory is a theory to explain color appearance of objects and lights1'. It says that when one enters or looks at a space he first recognizes the existence of the space and understands the illumination that fills the space. The understanding leads his/her brain to adapt the visual system to the illumination. For the recognizing the space and for the understanding of the illumination he must see objects in the space. The objects that he sees first are called initial visual information IVI. It becomes a fundamental interest how much IVI is needed to construct a RVSI for a space. Chunvijitra et al.2) employed a two rooms technique, or environment-stimulus independent illumination technique, and investigated the effect of TVI by employing artificial flowers as TVI. It was found that even one piece of carnation flower was already very effective. In this paper a still small amount of IVI is used to find out minimum IVI to for the construction of RVSI.