查看更多>>摘要:Zn-11mass%Al-3mass%Mg-0.2mass%Si溶融めっき層の凝固組織の微細構造をEPMAやX繰回折などによって観察し,その凝固過程をThermo-Calcによる状態図計算により明らかにした。めっき層は,fcc-Al相,MgZn_2相を初晶とし,残部をhcp-Zn/fcc-Al/MgZn_2三元共晶組織が取り囲む組織になっており,状態図において高温で安定であるはずのMg_2Zn_(11)相が晶出せず,その代わりに準安定のMgZn_2相が晶出すると考えた準安定状態軌こ従った凝固組織となることが明らかとなった。