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期刊信息/Journal information
新日鉄技報
新日本制铁技术企画管理部
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0916-7609

新日鉄技報/Journal 新日鉄技報
正式出版
收录年代

    自動車向けソリューション技術特集発行にあたって

    末 廣 正 芳
    3页
    查看更多>>摘要:鉄鋼材料を中心とした総合素材メーカーである新日本製鐵にとって,その素材の適用産業分野での必要機能を認識しながら材料開発や各種利用技術開発を進める事は非常に重要だと考えています。そのような産業分野の一つとして自動車産業は大きな位置を占めており,当社の自動車用素材の開発およびその成形技術の開発はこの自動車産業が置かれている状況と密接に関わってきました。新日鉄技報においても自動車関連特集号を過去に発刊しその時期の開発成果の紹介を行ってきましたが,それらを読み返すとその時代を反映した開発を行ってきたことがわかります。以下に,自動車用薄鋼板を例にとりあげ,素材開発およびその利用技術の開発の変遷について簡単に紹介し,今回の特集号について簡単に紹介させていただきます。

    高強度鋼板の寸法精度不良と対策技術

    吉 田   亨磯 貝 栄志佐 藤 浩一橋 本 浩 二...
    7页
    查看更多>>摘要:自動車車体用鋼板の高強度化が進展しているが,プレス加工時のスプリングバックによる寸法精度不良が問題となっている。代表的な寸法精度不良について現象ごとに分類し,その発生機構に基づき対策技術を検討した。メンバー部品の断面開きについてはフォーム成形の活用や縦壁張力増大により寸法精度が向上した。また,複雑形状部品のねじれ,キャンバーについてはCAE解析により発生要因を特定し,面内応力を制御することにより不良の低減が可能であった。さらに,パネルの座屈ねじれ現象についても発生メカニズムを検討し,その対策事例について述べた。高強度鋼板の寸法精度不良の基本的な対応方法としては,できるだけ形状を高剛性化した上で,残留応力制御工法を活用し,最小限の金型見込みによる微調整を行うことが望ましい。

    自動車外板パネル性能向上のための予測評価技術

    上 西 朗 弘米 村   繁吉 田   亨
    7页
    查看更多>>摘要:自動車のドアやフード,フェンダーなどの外板パネルには,プレス成形で面ひずみの発生を避けるため降伏応力は低く抑える必要がある一方で,耐デント性の向上には高い降伏強度が要求され,このような相反する要求特性を同時に満足するために焼付け硬化型鋼板が実用化されている。デント抵抗はプレスによる加工硬化と塗装工程での時効による降伏強さによる。そこで焼付け硬化型鋼板の変形による降伏強さの異方性の変化を調査した。一方,面ひずみに関しては,ハンドルエンボスを模擬したモデル金型による成形実験と成形解析により,面ひずみにおよぼす材料特性や成形条件の影響を検討した。さらに,開発したGauss曲率を用いた面ひずみ定量評価手法と可視化システムについて紹介した。

    伸びフランジ成形性の評価方法と対策技術

    吉 田   亨佐 藤 浩 一吉 田 博 司
    7页
    查看更多>>摘要:自動車骨格部品や足回り部品の高強度化により,プレス成形時のバーリング加工部や伸びフランジ成形部での割れ発生が課題となってきている。切断条件や不均一な応力?歪分布など割れの発生因子は複雑であるが,これを評価可能な部材試験やサイドベンド試験,伸びフランジ限界曲面法を開発した。また,割れ対策技術として切断面性状を改善する金型形状や打抜き工法を開発した。

    衝突安全車体設計のための材料性能評価技術

    広 瀬 智 史米 村   繁上 西 朗 弘
    7页
    查看更多>>摘要:自動車車体の衝突安全設計の実現のため,車体の衝突解析精度が重要となる。衝突解析精度は活用される材料特性に大きく依存するため,特に衝突解析において,変形応力のひずみ速度依存性と,自動車車体の塗装焼付けプロセスで生じる焼付け硬化現象が重要な材料特性となる。開発したそれらの評価技術を紹介した。

    衝突安全車体設計のための材料?構造最適化技術

    上 西 朗 弘米 村   繁広 瀬 智 史
    7页
    查看更多>>摘要:衝突安全性の向上と軽量化のため自動車車体への高強度鋼の適用が拡大している。多様な材料を使いこなすためには,部材や構造の衝突性能の数値解析技術と実験技術が重要となる。エネルギ吸収性能や破断の予測に関しての開発技術を紹介することで,材料?構造最適化のための総合的取り組みについて概説を行った。 

    ハイドロフォーミングの新加工技術の開発

    水 村 正 昭和 田   学佐 藤 浩 一
    8页
    查看更多>>摘要:ハイドロフォーミングは,日本では1999年以降,多くの自動車部品に適用されてきた。今後さらなる適用部品を拡大するため成形限界の向上と他部品との結合技術に着目して以下のような新加工技術を開発した。(1) 可動金型を用いた高枝管張出し技術,(2) 直角方向への二枝張出し技術,(3) 拡管方向を限定した交差式可動金型技術による大拡管成形技術,(4) ハイドロバーリングとナット埋め込み技術,(5) 全長フランジ成形技術。

    ホットスタンプにおけるプレス成形性と成形解析技術

    楠 見 和 久野 村 成 彦真 木   純
    8页
    查看更多>>摘要:オーステナイト域の温度に加熱した鋼板をプレス成形すると同時に焼入れを行うホットスタンプ技術の適用が拡大している。この方法により高強度で形状凍結性に優れた自動車部品が製造でき,車体軽量化に寄与することができる。ホットスタンプについて,基礎的なプレス成形性と成形解析技術について報告した。併せて,ホットスタンプ用Alめっき鋼板の成形後の耐食性についても示した。

    自動車モデル部材の疲労特性および振動音響特性の評価に関する取組

    瀬 戸 厚 司吉 田 裕 一山 本 豊 樹
    8页
    查看更多>>摘要:高強度鋼板を車体に適用するためには,車体の疲労特性および振動音響特性を精度良く評価することが重要である。車体評価の前段としてモデル部材を用いて疲労特性および振動音響特性の評価手法の検討を進めてきた。疲労特性評価についてはスポット溶接継手およびアーク溶接継手のモデル部材を対象として,構造的な応力集中を示すパラメータを用いると統一的な疲労寿命評価が可能であることがわかった。振動音響特性の評価ではフレームとパネルの結合部材やパネル結合部材を用いて低周波数および中周波数帯域での振動現象を理解するための解析方法を検討した。

    自動車ボディの接合技術における最近の課題とその対策技術-前編

    古 迫 誠 司渡 辺 史 徳村 山   元
    17页
    查看更多>>摘要:自動車ボディには高い衝突安全性と同時にCO2排出量削減のために軽さが求められることから,高強度鋼板の使用が増えている。こうした自動車ボディの組立てに使われる接合技術に関し,近年の技術動向と研究成果を紹介した。スポット溶接では,高強度鋼板継手の剥離試験(十字引張)時応力のFEM解析とその結果に基づいた十字引張強度向上溶接技術について,また溶接が困難である高板厚比3枚板組や中空部材の溶接技術について紹介した。