查看更多>>摘要:チタンやTi合金は,その比強度が大きい,錆びにくいなどの特徴から各種構造材料に使用されている。またTiを含有する合金の中には,特徴のある梯能性を待った合金がいくつか存在する。温めると元の形に戻るTiNi形状記憶合金,可逆的に水素の吸蔵放出が出来るTiFe系,TiMn系の水素吸蔵合金がその代表例である。これら機能性を持つTi系合金の多くは1960年代に見いだされ1980年代に「新素材」と呼ばれ開発ブームがあった。しかしながらその工業的な実用化のためには,通常のTi合金以上に製造方法や機能を発現させるための条件などに制限があった。このため,材料開発の他,材料の使用条件データ集の整備や用途開発にも重点を置くことも必要な材料となっている。本稿では,この点も踏まえてTiNi系形状記憶合金の開発事例を2例,Ti系水素吸蔵合金の開発事例を1例紹介する。