查看更多>>摘要:Batu Hijau鉱山はFig.1に示すようにインドネシア共和国,Sumbawa島の南西部,ほぼ東経117度,南緯9度に位置する。 乾季と雨季が交互する熱帯降雨林帯にあり,降水量はピット位置では約2,600mm/年である。 鉱床はポーフィリ型銅·金鉱床で,平均品位は銅0.47%,金0.34g/tと低品位ながら,可採鉱量1.7Bt,1日当りの鉱石·ズリ採掘量700ktクラスと世界でも最大級の露天掘り操業を行なっている鉱山である。 鉱石処理法は典型的な磨鉱·浮遊選鉱で,1999年末から精鉱の生産を開始した。 2006年度の予算計画によれば136,000t/dayの鉱石を処理し,銅33%,金23g/tの精鉱を年間804kt生産する。 インドネシア法人PT.Newmont Nusa Tenggara(PT.NNT)が操業を行なっているが,この会社へは外国資本であるNewmont Mining Corporation(45%)と当社ヌサ·テンガラ·マイニング株式会社(35%;住友商事,住友金属鉱山,三菱マテリアル,古河機械金属の共同出資)が現地法人PT.Pukuafu Indah(20%)と共同で出資している。 Batu Hijau鉱山で使われている技術は一見従来の鉱山技術と変わらないように見えるが,採掘量700,000t/day台という大規模操業を維持するために最新の技術を取り入れている様子を報告した。