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電子情報通信学会技術研究報告
电子情报通信学会
電子情報通信学会技術研究報告

电子情报通信学会

0913-5685

電子情報通信学会技術研究報告/Journal 電子情報通信学会技術研究報告
正式出版
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    偏差補正と能動ピーキングを用いたインダクタレス広帯域能動バラン

    川原啓輔楳田洋太郎高野恭弥
    6页
    查看更多>>摘要:本研究では,低偏差かつ小面積な広帯域能動バランを提案する.バランは差動出力の振幅が等しく,位相差が180°に近いほど理想的である.しかし,高周波では製造ばらつきや寄生素子によって利得や位相の偏差が増大する.先行研究では,帰還回路を用いて差動出力の差分をとることで偏差を低減するMPCCT(Magnitude and Phase Concurrent Correction Technique)と呼ばれる手法が提案されている.本研究ではMPCCTの詳細な動作解析を行い,解析結果に基づいてキャパシタを1つ追加することによって,高周波における同相信号除去比を改善した.また,MPCCTの帰還ループは能動ピーキングにも利用可能であり,追加したキャパシタは高周波の変換利得も改善することを明らかにした.加えて、無調整で良好な電流バランスを得られるようにMPCCTの入力部にカレントミラーを用いたバイアス回路構成を提案した.提案する能動バランを180nm CMOSプロセスにより試作し,Sパラメータ測定によって性能を評価した.提案回路は8.0GHzの帯域幅を示し,帯域内における利得偏差偏差と位相偏差は,製造ばらつきを含めて0.33dB以下と1.36°以下であった.コア部専有面積は0.0058平方ミリメートルであり,先行研究と比較して省面積である.

    3次相互変調歪み周波数における負荷インピーダンスの増幅器特性への影響

    桑田英悟山口裕太郎津留正臣Johannes Benedikt...
    5页
    查看更多>>摘要:本報告では、新しいアクティブロードプル測定であるthird order intermodulation distortions(IMD3)周波数でのロードプル測定系および測定結果について述べる。基本波や高調波ではない周波数のインピーダンスがFETの動作に与える影響を実験的に明らかにすることにより、増幅器の更なる高出力·高効率·低歪化が期待できる。実験の結果、IMD3周波数の負荷インピーダンスはドレイン効率で11%ポイント、IMD3の振幅で13dBもの性能差を生み出すことが分かった.

    280GHz帯広帯域多層基板内X字型パッチ励振差動線路導波管変換器の設計

    山崎誠ヘンリーアブディアウオチャッチャイチョクチャイ榊原久二男...
    4页
    查看更多>>摘要:280GHzという高い周波数においては,低損失なアンテナや給電回路が求められる.アンテナへ給電するIC(Integrated Circuit)チップにはシングルエンド出力と差動出力がある.高周波数で用いられる伝送線路の一つとして導波管が挙げられる一方,ICチップは平面線路からなる.その二つを接続するために低損失な導波管変換回路が必要となる.シングルエンドのマイクロストリップ線路と導波管の変換回路が開発されている.ICチップからの差動出力を導波管へのシングルエンド接続に変換する場合,バランが必要となり,給電回路の大型化,インピーダンス整合による狭帯域化,損失の増加が問題となる.そこでこれらの問題を解決するために,差動線路のまま,導波管に接続する伝送線路変換回路が必要とされる.本研究では,導波管の狭壁から差動線路を入力することで,X字型のパッチを励振する差動線路導波管変換器を設計した.寸法パラメータによる特性変化の電磁界解析結果を示す.

    [特別講演]チップキャパシタ結合型共有共振器を用いた小型ダイプレクサの検討

    小野哲和田光司
    6页
    查看更多>>摘要:キャパシタ装荷型結合線路共振器をベースとした,チップキャパシタ結合型共有共振器を提案し,その共有共振器を用いた2種類のダイプレクサの設計,試作について検討した.設計,試作の結果,回路有効面積が4.5 mm × 7.7 mm,管内波長換算したサイズが0.041λ_g×0.069λ_g, 0.029λ_g×0.049λ_gとなり,他の技術と比較して非常に小型なダイプレクサが実現できた.

    [依頼講演]LTCC基板を用いた26GHz帯飛び越し結合付き小型フィルタリングアンテナ

    須藤薫御家瀬亮田口義規滝澤晃一...
    6页
    查看更多>>摘要:LTCC基板を用いた26GHz帯飛び越し結合付き小型フィルタリングアンテナを提案する.共振器と放射素子間の飛び越し結合により通過帯域両端付近に伝送零点を持つバンドパスフィルタを実現した.提案する小型フィルタリングアンテナは放射素子への2点給電をした4段Folded型結合トポロジーを用いている.ピークアンテナ利得は測定結果として25.0GHzで4.0dBiを得られ,8%の帯域内でほぼ一定の値を得られた.アンテナ利得の周波数特性は通過帯域両端付近に伝送零点を持つため,急峻なスカート特性を実現した.

    [依頼講演]2電力レベル設計28GHz帯GaN HEMTドハティー増幅器MMIC

    石川亮瀬下拓也高山洋一郎本城和彦...
    4页
    查看更多>>摘要:5G無線通信システムでは28GHz帯などの準ミリ波帯も利用されるが,デジタル変調信号増幅用広ダイナミックレンジ電力増幅器として頻用されるドハティー増幅器設計において,トランジスタ性能低下および回路損失増加により理論通りの実現が難しくなっている.一方,準ミリ波帯では通常MMICで設計され,専用シミュレータを用いた設計精度向上により,インピーダンス最適化設計が可能である.そこで,我々が提案しているλ/4インピーダンス変換器を用いないドハティー増幅器構成をベースに再調整を前提とした設計アルゴリズムを定め,それに基づき28GHz帯GaN HEMT MMICドハティー増幅器を設計·試作し,29.1GHzで飽和出力30dBm時にドレイン効率54%付加電力効率44%,9-dB出力バックオフ時に付加電力効率25%を得た.

    [招待講演]移動通信基地局向け広帯域負荷変調GaN増幅器

    坂田修一小松崎優治齋木研人山中宏治...
    6页
    查看更多>>摘要:近年、高速·大容量·同時多接続を特徴とする第5世代(5G)移動通信システムの商用サービスが開始され、さらにはその先のBeyond 5G/6Gで必要となる技術について研究開発が盛んに行われている。このような移動通信システムの基地局には送信信号を増幅する増幅器が不可欠であり、増幅器の消費電力が基地局全体の消費電力の大部分を占めることから増幅器の低消費電力化がこれまで求められてきた。第5世代では多素子アンテナが採用されたことから、増幅器の小型化も求められた。加えて、Beyond 5G/6Gでは広帯域変調信号への対応や基地局の柔軟性を可能とするため増幅器の広帯域化も求められる。これまで当社ではドハティ増幅器のような高効率増幅動作が可能な負荷変調回路技術を用いた窒化ガリウム(GaN)増幅器の広帯域化の技術開発を行ってきた。本稿では、これらの移動通信基地局向け広帯域負荷変調GaN増幅器技術について報告する。