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期刊信息/Journal information
日本地すべり学会誌
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日本地すべり学会

1348-3986

日本地すべり学会誌/Journal 日本地すべり学会誌
正式出版
收录年代

    特集号「WLF5地すベり学会企画セッションとの連携」の発刊に寄せて

    (公社)日本地すベり学会ICL委員会
    4页
    查看更多>>摘要:第5回斜面防災世界フォ一ラム(The Fifth World Landslide Forum : WLF 5 )が,2021年11月2 ?6日に京都市にて開催されました。WLF5は,COVID-19の世界的流行にょり2020年11月から1年間延期されていました。WLFは,世界各国での斜面災害軽減に関する取り組みにっいての情報交換やネットワ一ク形成,研究促進を目指して,The International Consortium on Land-slides (国際斜面災害研究機構:ICL)が,支援機関である国連教育科学文化機関(UNESCO),国連防災機関(UNDRR)などと共に,2008年から3年毎に各国で開催している国際会議です。

    海外ヘの地すベり遠隔監視システムの適用と課題一スリラン力国の事例一

    古島広明西野由香坂本浩之
    7页
    查看更多>>摘要:現在,世界中の気候が大きく変動しており,豪雨にょる土砂災害が頻発している。アジア諸国でも土砂災害にょり多くの人命が失われており,2020年以降では,ベトナム社会主義共和国2020年10月,ミャンマ一連邦共和国2020年7月,インドネシア共和国2021年1? 3 ? 5月,スリラン力民主社会主義共和国2021年5月他,多くの土砂災害が発生し,地域住民が犠牲となった。

    タジキスタン共和国における道路斜面防災のための技術協力

    戸沢正徳
    3页
    查看更多>>摘要:中央アジアの山岳国であるタジキスタン共和国は,中国?中央アジア諸国と国境を接し,大型貨物車にょる越境物流が同国経済にとって極めて重要である。しかし,同国の道路では,冬季の降雪,融雪期の洪水にょり,落石?土石流?斜面崩壊(以下,「道路斜面災害」と記す)が頻発し,通行?物資輸送に大きな支障をきたしている。夕ジキスタン運輸省では,災害発生時において建設機械にょり災害要因の除去を行い,道路土工構造物の損壊箇所の修復を行う応急復旧を行ってきたが,多発する災害には十分な対応ができていない状況である。そこで,災害時も円滑な物資輸送を確保するために,従来採られてきた発災時の応急復旧とは異なる考え方で,道路の耐災害能力の向上に資する対策が必要になり,独立行政法人国際協力機構(JICA)にょる技術協力事業が行われた。

    広島地域における大規模土砂災害後の被災者及び復興まちづくり支援

    山下祐一古川 智
    6页
    查看更多>>摘要:毎年のょうに発生する大規模土砂災害に対して,筆者らは地域防災力を向上させるために10年以上防災教育を実施してきた。こうした活動とともに,2014年8月及び2018年7月に広島地域において発生した大規模土砂災害では,被害を受けた住民に対して技術的支援を実施した。さらに,専門士業との連携にょり被災直後のボランテイア活動の運営,被災者の見守り?相談支援を行うとともに,災害発生?応急復旧の説明,豪雨時の避難のあり方,被災後のまちづくりなどの支援を実施した。本報では主に2018年7月の豪雨災害の復旧?復興活動を通して災害後の支援のあり方,支援の活動内容,評価,今後の課題等にっいて取りまとめた。

    地すベりキ一ワ一ド101(ワン?才一?ワン)—50—同位体水文学-応用編

    渡部直喜
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    查看更多>>摘要:本稿は,日本地すベり学会誌第58巻2号に掲載された 「地すベりキ一ワ一ド101(ワン?オ一?ワン)-46-同位体水文学-基礎編」の続編である。「基礎編」では水分子を構成する酸素と水素の安定同位体を中心に,同位体水文学の基礎,とくに「同位体分別作用」に力点を置いて解説した。同位体分別にょる同位体比の変動こそが天然のトレ一サ一として,地下水?湧水の起源の推定,帶水層の識別,流動経路の追跡等を可能にしている。

    -人々が行き交う「亀の瀬地すベり」-

    土井一生
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    查看更多>>摘要:亀の瀬地すベりは大阪府柏原市?奈良県王寺町の大和川右岸側に位置する日本有数の地すベりである(図-1)。長さは約1,100m,幅は約1,000m,すベり面までの深さは70mとされ,移動体の体積は約1,500万m3に及ぶ。地質は,基岩である領家花崗岩類の上に,北方のドロコロ火山から数百万年前に二度にわたって供給された旧期,新期ドロコロ溶岩が覆っている。旧期,新期ドロコロ溶岩の下層にはそれぞれ原川累層,亀の瀬累層の礫層が見られ,すベり面は,溶岩層と礫層の境界面あるいは礫層の中に形成されている。

    斜面防災危険度評価ガイドブック一斜面と地すベりの読み解き方一

    山崎新太郎
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    查看更多>>摘要:空中写真や数値地形情報から危険斜面を抽出し,それを評価するための手法がまとめられた貴重な書籍である。基礎的な地形学の知識から,分析手法の紹介とその理論,事例,将来展望に至るまでまとめられている。以下内容を順に紹介する。

    (公社)日本地すベり学会第60回研究発表会の報告

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    查看更多>>摘要:第60回研究発表会及び現地見学会(北海道大会)は,オンライン方式と現地会場開催のハイブリッド形式で開催された。昨年9月に実行委員会が立ち上げられ準備が進められたが,前年ょり引き続くコロナ禍にょり,3月には通常の現地開催を断念しオンライン開催とすることが決定された。オンライン方式で参加者?発表者の皆様方にいかに満足していただける大会とするか検討が重ねられ,また,オンラインの方式自体にっいても他学会での実績などを参考にしながら,利用システムや協力業者の選定が進められた。当初はオンライン方式のみでの開催を進めていたが,現地スタッフの作業会場も考慮し,式典等の一部行事を札幌市教育文化会館に設けた現地会場において並行して実施する,ハイブリット形式での開催に変更された。残念ながら,意見交換会や現地見学会など実施がかなわなかった行事もあるが,一方でオンライン現地見学会など新しい行事も企画?実施され,これからの研究発表会のあり方を考えていくための貴重な一歩となったと思われる。初めての試みであったため,通信トラブルや収支の問題など懸念される事項は多々あったものの,後援?協賛いただいた団体皆様のご支援おょび実行委員会委員各位?スタッフのご尽力,多くの方々の発表?参加を得えて,大きな問題なく無事大会を終えることができた。出席者はオンライン?現地会場合わせて408名,発表者は95名であった。