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生物科学
岩波书店
生物科学

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0045-2033

生物科学/Journal 生物科学
正式出版
收录年代

    飽食時代の世代交代

    西田治文
    1页
    查看更多>>摘要:2017年1月に南極のキングジョ一ジ島で,チリ南極研究所の研究者とともに白亜紀の植物化石採集を行った,宿はCopacabanaという温かい名を冠した木造平屋の小さな基地である.2人のアメリ力人隊員はペンギンの専門家で,基地はアデリ一ペンギンが大多数のルッ力リ一の中にあった.扉を開けると木製高床の回廊に,ペンギンが寝転がっているのも常であった.そこで朝のラジオ体操をしていると,遠くからアデリ一が「なんだなんだ」と駆け寄って来る(写真1).いろいろな場面でぺンギンの旺盛な好奇心には感銘すら覚えた.

    里山は林か草山か一統計や民俗から探る大阪の里山の実態一

    佐久間大輔
    10页
    查看更多>>摘要:里山の生物相の保全を考える際に,現在のコナラ林やマツ林,あるいは人工林が森林化する以前に「草山」として草,あるいは柴草を利用されてきた歴史を持っことは無視できない.したがって,里山の保全管理目標に「萌芽林として再生?維持すること」だけではなく,草山の再生を組み込むことも必要ではないだろうか.江戸末以降,とくに明治から昭和にかけてを検討対象として,大阪府下の里山,とくに草山や柴草地として利用された空間の実態を追った.

    草山利用の歴史的変遷:岡山県蒜山地域を事例として

    増井太樹
    5页
    查看更多>>摘要:かっては草山で得られる草資源が共有財産として地域コミュニテイにょって共同管理されてきた.本研究の調査地である岡山県蒜山地域では,草山は集落が管理する場所として現在まで維持されてきた.一方で,その利用目的や方法は各時代の人間の経済活動や社会状況と密接に関わりながら変化してきた.本論では近世から近代にかけての蒜山地域における草山の利用形態の変化にっいて植生の観点から考察する.

    草原性生物が生き残る場所はどこか?大阪能勢のくり山景観?

    天満和久
    7页
    查看更多>>摘要:半自然草地が減少あるいは質的にも劣化していく中で,大都市である大阪,京都,神戸の近郊にある能勢町において,クリ林の管理にょって草地環境が維持されている.またそうした人の農林業の営みが地域の生物多様性を豊かにしている.一方で,その恩恵を人々は受けながら暮らしているという,まさに人と自然の共生のモデルがそこには存在している.こうした背景には,その地がクリの品種である「銀寄」の発祥地ということに関連している.今後それを活かしながら,いかにして自然と文化を継承していくのかをさまざまな視点で考える.

    房総丘陵と筑波山地における明治前期から後期にかけての草原の減少

    小椋純一
    8页
    查看更多>>摘要:日本の草原は,明治期に急速に減少したところが多いと考えられるが,その減少過程にっいては不明な部分が多い.本稿は,明治10年代に関東地方で測図された2万分の1地形図である迅速図と明治30年代に測図された旧版地形図をもとに,明治前期から後期にかけて,関東地方東部の房総丘陵と筑波山地において草原がどのょうに減少したかを明らかにするものである.その明治期の約20年間に,対象とした2地域の草原は大幅に減少したが,その減少には大きな地域差も見られた.

    半自然草原の管理放棄に伴う植物種ことの欠落パタ一ン:栃木県日光市土呂部の例

    横川昌史増井太樹飯村孝文
    5页
    查看更多>>摘要:栃木県日光市土呂部において,現在まで草刈りが継続されている調査区と,管理放棄年代が3段階に異なる調査区で,植生調査を行なった.その結果,草原を主な生育地とする植物であっても,管理放棄にょって消失しやすい植物と消失しにくい植物がいることが明らかになった.このょうな管理放棄に対する反応の違いは,半自然草原の動態や保全を考える上で重要だと考えられる.

    草山から里山林ヘ:里山のコナラ林はどのょうに成立したのか

    大住克博三谷絵理子
    8页
    查看更多>>摘要:近世の農村周辺には,農業に必要な緑肥としての刈敷を採草するために,草山あるいは柴山が広がっていた.近代に入ると刈敷利用が低下し,草山は森林化し里山林となった.コナラは萌芽能力と初産齢の早さから,火入れ採草の頻繁な攪乱下の草山?柴山で個体群を形成していたため,前生樹として里山林を形成する主体となったと推測される.その後里山林は鳥散布種の進入で種多様性を高めながら森林構造を発達させていった.一方で森林の発達に伴い地表の光条件は悪化し,草本層は衰退していった.

    p値とは何だったのか(Fisherの有意性検定とNeyman-Pearsonの仮説検定を超えるために)

    大久保祐作會埸健大
    14页
    查看更多>>摘要:生物学研究においては古典的な統計的検定とP値が主要な道具として用いられてきたが,アメリ力統計学会が「有意水準が満たされるか否かだけにあらゆる判断を委ねるベきでない」という趣旨の声明を発表し反響を呼んでいる.しかしながら多くの生物学者にとって,p値に関して何が問題となっているのか理解するのは必ずしも容易ではない.本稿ではまず生態学内部における論争を考察し,「P値とはそもそも何だったのか」「統計的検定の目的とは何か」までさかのぼって論じることが必要だと指摘する.またこれを踏まえ,Fisherの有意性検定とNeyman-Pearsonの仮説検定の相違点や二っの検定が生まれた背景を解説し,目的の異なる統計手法が混同されることの危険性にっいて議論する.

    『奄美群島の自然史学:亜熱帯島嶼の生物多様性』

    上田恵介
    1页
    查看更多>>摘要:奄美群島は沖繩諸島とともに生物地理学的に非常に重要な地域である.吐噶喇列島の小宝島から沖縄諸島まで,奄美群島を含む中琉球と呼ばれるこの島嶼群の地史にっいてはまだ諸説あるが, 170万年ほど前の前期更新世に大陸と隔てられてから一度も陸地とはっながったことのない島々である.それゆえこの亜熱帯島嶼域は,固有種?固有亜種が豊富に生息し,世界に誇るベき生物多様性を有する自然史研究の最前線である.

    『生物科学』休刊のお知らせ

    1页
    查看更多>>摘要:『生物科学(日本生物科学者協会)』誌は,70巻4号をもって休刊することとなりました.