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日本緑化工学会誌
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0916-7439

日本緑化工学会誌/Journal 日本緑化工学会誌
正式出版
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    間伐による伐採後5年経過したスギ,ヒノキ水平根のRBMwパラメ一 タの推定と補強強度推定への適用

    島田博匡
    6页
    查看更多>>摘要:RBMwを用いて間伐後のスギ.ヒノキ林における水平根による補強強度を推定する上で,伐採木の腐朽根にも一定期間は引き 抜き抵抗力が残存することから,腐朽根の補強強度を求めて生立木の根の補強強度に加える必要がある。間伐後5年経過した腐朽根 を対象とする引き抜き試験などから;RBMwパラメータを推定するとともに,伐採後の補強強度の経年変化を表す減衰係数を求めた。 38年生スギ林,53年生ヒノキ林の間伐後6年経過した間伐地と無間伐地で得た水平根分布データをRBMwに適用して得られた補強 強度は,スギ林の間伐地10.9kN/m2,無間伐地12.5kN/m2,ヒノキ林は5.9 kN/m2, 6.0kN/m2で,そのうち間伐地で腐朽根の補強 強度が占める割合はスギ林0.9%,ヒノキ林3.4%に過ぎなかつた。

    地上レ—ザ—と深層学習による壁面緑化植物の葉面積測定

    加藤顕山ロ洵彦坂晶子
    6页
    查看更多>>摘要:壁面緑化は都市におけるヒートアイランド現象の緩和,緑化空間の形成,低炭素化など様々な機能を有する。壁面緑化の多面的 機能を評価する手法が建築分野で望まれている。本研究では壁面緑化の植物形態に注目し,混植されている壁面緑化の葉の枚数と葉 面積を深層学習でg動推定した。植物形態を計測できる地上レーザーからパノラマ距離画像を作成し,葉の有無や枚数といった深層 学習に必要な入力データを準備した。葉の有無については90%の正確性,枚数については72%の正確性で推定できるモデルを作成で きた。さらにすベての葉を採取して実測した葉面積と比較し,27%の誤差で壁面緑化の葉面積を推定できた。

    クサヨシ(Phalaris arundinacea L.)を利用した植生エの雨滴に対す る侵食防止効果の評価

    中村大川尻峻三五郎部生成
    6页
    查看更多>>摘要:本研究では,地域性種苗を利用した植生エの雨滴に対する侵食防止効果を明らかにすることを最終目的として,クサヨシを生 育させた供試体に対する侵食抵抗試験を実施した。比較対象には,外来草本植物のケンタッキーブルーグラスを用いている。土中の 根系の発達状況や試験後の侵食深を求めるためにX線CTスキャンを用いた。試験結果から,地上部と根系の両者によって発揮され る耐侵食性は,クサヨシもケンタッキーブルーグラスと同程度であることが明らかとなった。ただし,根系のみの耐侵食性は土中に 発達した根の太さや根系量等によって,増減することが明らかとなった。

    緑化のり面の極表層土被り圧を模擬した低鉛直応力における草本植物 根系の地盤補強効果

    宇高優介中村大川口貴之
    6页
    查看更多>>摘要:本研究では,植物根系が存在するのり面の極表層の土被り圧を模擬した低鉛直応力で定圧一面せん断試験を行うことにより, 草本植物の根系を含む土のせん断強度特性を明らかにすることに取り組んだ。供試体は砂質土を締固めて作製し,,これに外来草本植 物の種子を播種している。ここでは,せん断試験時に周面摩擦力の増大で鉛直応力の制御が困難となることを防ぐため,供試体断面 を学会基準より大きくしている。試験結果から,根系が発達した供試体ほど,大きなせん断変位においてせん断抵抗が増加すること が明らかとなった。本研究により,土被り圧の小さなのり面の極表層においても,植生エの根系による補強効果が発揮されることが 確認できた。

    SfM (Structure from Motion)写真測暈を活用した侵食試験方法の開発

    鍛冶元雅史中村大川口貴之
    6页
    查看更多>>摘要:本研究では,のり面を流れる表流水に対する植生エの侵食防止効果を明らかにするため,SfM写真測量を活用した試験方法の 開発に取り組んだ。試験には粘性土を締固めた供試体と,草本植物を生育させた供試体を用いた。試験装置は傾斜台とタンク付の水 路からなり,タンクを越流した水が供試体表面を流下するようにした。試験後には写真を撮影し,Agisoft社のMetashapeで3次元 モデルを作成して,侵食体積の測定を行った。試験結果から,草本植物の茎葉や根系には侵食開始時間を大幅に遅延させる効果があ ることが明らかとなった。ただし,ー且侵食が始まって植生が流されると,その侵食防止効果が失われることもわかった。

    10種額の草本植物の根系を含む土供試体のせん断特性に関する 経年評価

    宗岡寿美新田祥吾山崎由理
    6页
    查看更多>>摘要:植生エを想定して作製された10種類の草本植物の根系を含む土供試体の一面せん断試験を実施し強度定数(c,ホ)を経年評価 した。生育1年目と比較すると,生育2年目には全10種類で粘着力cの増加量zkが増大した。さらに,8種類ではせん断抵抗角少の 増加量zUが前年よりも増大していた。以上より,根系のうち種子根,節根の存在が土供試体の粘着力cを増大させていた。さらに,側 根の発達による緊縛力がせん断抵抗角こ作用していることを確認した。このとき,強度定数UrzU)が経年的に増大するRCG. ChF,MFは,産業管理外来種であるTFの代替種を考える上で植生エに適用可能な草本植物として検討に値する。

    視点場から撮影した動画とVRを用いた緑地景観の印象評価一光環境 の違いに着目して一

    平井茜杉浦徳利上町あずさ
    6页
    查看更多>>摘要:本研究では,緑地空間の風景をVR動画で視聴させ,その印象評価実験を行い,緑地空間の風景が人に及ぼす心理的な効果を明 暗の観点から明らかにした。その結果,画像下部が暗く,明るさのコントラストが弱い動画の評価が低かった。また.,印象評価の評定 の平均値から因子分析を行った結果,「空間快適性因子」と「活性因子」が認められた。この2つの因子の因子得点を目的変数とし, 画像の各特長を説明変数とした重回帰分析を行った結果,「画像上部の画素値の標準偏差」のみ説明変数に採用することが望ましい と判断され,視野上部の明るさのコントラストが高いほど緑地空間の快適性が向上することが示唆された。

    開花展葉判定による卜チノキ(Aesculus turbinata)個体群のフエノ口ジ一評価

    飯田義彦
    6页
    查看更多>>摘要:トチノ.キ90個体を対象に花序と葉芽の状態変化を把握する個体レベルのフニノ口ジー判定手法を開発した。京都府綾部市でト チノミ採集に利用されているトチノキ個体群3群の比較から,花序の状態変化を10段階で判定することで,トチノキ個体や個体群の 開花期間の開始期,最盛期,晩期が時系列的に識別され,個体間の開花の同調性や開花期間と生態学的なプ口セスとの関係解明に有 効な視点を提供する可能性が示された。今後,トチノキ林保全に係るフュノ口ジー情報について経年的なデータの蓄積が期待される。

    余市岳におけるエゾコザクラの葉緑体ゲノ厶の遺伝変異とその形態 特性

    原悠里我妻尚広岡本吉弘
    5页
    查看更多>>摘要:余市岳におけるェゾコザクラのかtrn L(UAA) 3’exon-か72F(GAA)領域と,rbch領域の2領域における葉緑体ゲノ ムの遺伝変異を調査した。また,草丈,筒長,花径,葉長,葉幅,ロゼット径といった形態特性を調査した。その結果,20個体を分 祈し,11個体のハプロタイプを決定することができた。そのことから,余市岳のエゾコザクラの葉緑体ゲノムは先行研究で明らかに なった大雪山.日高山系グループの主要ハプロタイプと一致し,大雪山,日高山系グループであることが分かった。一方,余市岳の 個体群は標準的なェゾコザクラの形態的特徴と一致していたことが分かった。また,個体群內の花型割合も同程度であった。

    アズマネザサの刈り取りがムラサキシキブ属2種の種子発芽および初期成 長に及ぼす影響

    中島宏昭森山蒼大田中聡
    6页
    查看更多>>摘要:ムラサキシキブおよびヤプムラサキは,関東地方における二次林(落葉広葉樹)の低木層を構感する。しかし,管理放棄によ るアズマネザサの生育は低木層や草本層を著しく衰退させる。そこで,夏期に一度のアズマネザサの刈り取りが両種の種子発芽と実 生の初期成長に与える影響について調査した。実験室および二次林内での種子発芽実験の結果,採取直後は明条件で発芽率が高く,6か月間低温湿潤貯蔵することで暗条件でも発芽率が向上することが判明した。また,実生個体の栽培実験でアズマネザサ下の生存 率は0-16.7%であったのに対し,アズマネザサを刈り取ることで,生存率が60%以上に向上し,実生の成長に大きく影響すること が明らかとなった。