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電子情報通信学会技術研究報告
电子情报通信学会
電子情報通信学会技術研究報告

电子情报通信学会

0913-5685

電子情報通信学会技術研究報告/Journal 電子情報通信学会技術研究報告
正式出版
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    脳波を利用したレコメンドシステムの提案

    田中智史吉田玲司池田悠平菅谷みどり...
    8页
    查看更多>>摘要:近年,ECサイトのレコメンドシステムは多くの成果を挙げている.既存のレコメンドシステムでは,購買履歴,閲覧履歴という選択結果をもとにしたデータをもとにレコメンドを行っているが,我々は,閲覧中の興味が分かればより効果的な提示ができると考えた.そこで,本研究では,閲覧中の興味を,簡易脳波計で計測し,その結果を反映したレコメンドを行うシステムを開発し,提案手法と,既存手法の比較検証を実施した.その結果,脳波を利用してレコメンドを行った提案手法に,興昧を示す反応時間に有意な差が得られた.このことから,レコメンドシステムの有効性が示唆された.本論文では,研究の予備調査,予備実験,および提案システムの設計,開発とその評価について述べる.

    頸部周径変化に基づく嚥下判定手法

    山中悠聖寺田努別所侑亮山本暁生...
    7页
    查看更多>>摘要:近年,高齢化率の増加に伴い,医療·福祉の場でも特に嚥下障害が深刻な課題となっており,嚥下障害を原因とした誤嚥やそれによる肺炎,低栄養などの問題が引き起こされている.ところが既存の嚥下機能の評価には訓練されたスタッフが必要であるため,特定の場所やタイミングでしか評価が行えない.そのためスクリーニングとしてより適した評価方法が求められている.日常的に嚥下を計測できれば,スクリーニングの機会を増やすことや,自然な嚥下を測定でき評価の高度化につながる.またユーザに自身の嚥下能力を提示できれば,リハビリテーションの場での指標にもなる.そこで本論文では,ユーザが嚥下を行う際,頸部の周径が変化することに着目し,頸部周径変化からユーザの嚥下を判定する手法を提案する.周径変化の測定には,伸縮を静電容量の変化として出力できるストレッチセンサを用いる.使用するストレッチセンサは薄い柔軟な膜であるため,任意の形状変化が可能であり,100%の伸び歪みを繰り返し生じさせても,機械的な破壊,電気的な特性の変化が生じない.そのため,ユーザに負担なく装着できる点から,ウェアラブルデバイスとして適していると考えた.本研究ではこのストレッチセンサを用いて頸部周径変化を測定し,頸部周径変化に基づく嚥下判定手法の評価おこなった.結果として着脱無し環境で0.989,着脱有り環境で0.898の認識精度を得た.また,頸部周径変化から嚥下を含む6つのコンテキストについて動作の推定を行い,結果として平均0.896の認識精度を得た.

    休憩時間の過ごし方が作業パフォーマンスに及ぼす影響の調査

    三木隆裕寺田努前田俊幸唐澤鵬翔...
    8页
    查看更多>>摘要:オフィスワーカにとって,適切なタイミングで効果的な休憩をとることは作業効率上望ましい.しかし,個人差や作業環境により個人ごとの適切な休憩時間の過ごし方は異なる.ここで,休憩状態を定量的に評価できれば,個人ごとの適切な休憩時間の過ごし方を知ることができると考えられる.また,作業中の些細な行動によって効果的な休憩ができていることを認識できると考えられる.その結果,オフィスワーカは正しい休憩をとることができ,高いパフォーマンスを維持しながら作業を行い,より質の高い結果を出すことに繋がる.そこで本研究では,休憩状態を定量的に評価する手法を検討するために,休憩時間の過ごし方の違いが作業パフォーマンスに与える影響についてストレス状態の指標であるLF/HF値と瞬きの回数に着目して調査した.その結果,LF/HF値により推定されたストレス状態である時,作業パフォーマンスが高いことがわかった.また,「寝る」,「スマートフォンを見る」,「タバコを吸う」の3種類の休憩時間の過ごし方で作業パフォーマンスの向上がみられた.

    目的環境を実現する複数家電の最適状態決定法について

    金鎔煥畠中貫太片山喜章
    7页
    查看更多>>摘要:家電には様々な種類が存在しており,その多くは我々の生活環境に影響を与え,より快適な環境を実現するために利用される.既存研究では,家電を用いたある実現したい特定の環境(以下目的環境)を記録·実現する研究を行ってきた.本稿では,環境は映像,音量,温度,湿度,風速,照度の6つの要因(以下環境要因)で構成されるものとし,目的環境はこの環境要因の値で定義されるものとする.この環境要因に対して影響を与えるものとして家電の機能の状態を定義し,目的環境が与えられた時に現在の環境との差分を家電の機能によって埋めることで目的環境を実現することを考える.目的環境の実現にあたって,1つの家電によって複数の環境要因に対して影響力があることが多く,また,1つの環境要因が複数の家電によって影響される場合を考慮した上で,家電の機能の状態を決定しなければならない.この問題を考える時に解となる各家電の状態は一意に定まらない場合や目的環境を正確に実現できる解が存在しない場合が発生し,これを求めるためには各家電の状態の全組み合わせを確認する必要がありその組み合わせの数は膨大である.そこで,環境要因に優先順位を与え,かつ,膨大な組み合わせの中から解を求めるために分枝限定法を利用することで,現実的な時間で目的環境に最も近い解となる家電の状態の組合せの1つを求めることの出来る手法を提案する.

    3次元オブジェク卜の空間的関係に基づく検索機能を有する空間データベースの設計と実装について

    猪飼瑞絵金鎔煥片山喜章
    6页
    查看更多>>摘要:2次元や3次元オブジェクトを管理するためのデータベースを空間データベースという.特に2次元オブジェクトに関しては地図などの時空間情報処理分野で盛んに利用されている.既存の主な空間データベースにおいては,2次元空間上でのオブジェクト間の空間的関係を求める機能(空間関数)が多く用意されている一方で,3次元空間での空間関数は充実しているとは言えない.そこで本研究では,3次元空間上のオブジェクトを管理する3次元空間データベースを構築し,オブジェクト間の空間的関係を求める機能を実現する.また,提案空間データベースを家電制御システムに適用した事例を紹介する.

    異なる基点を持つ二次元点群統合による屋内マップ生成手法の提案

    吉貞洸山田遊馬廣森聡仁山口弘純...
    12页
    查看更多>>摘要:レーザスキャナ(LIDAR)は,その測距性能の正確さと検出域の広さから,屋内空間での移動物体や人のトラッキングに用いられている.しかし,死角をなくし,かつ広い範囲を計測するために複数のLIDARを設置する際には,それぞれが空間の一部分を計測するLIDARの計測データを統合し,屋内マップを生成する必要がある.本研究では,屋内閉空間の壁面などに設置された複数のLIDARを対象に,自動でLIDAR間の位置関係を推定し,入力によって与えたLIDAR組における計測データの統合を繰り返し行うことによって屋内マップを生成する手法を提案する.LIDARが屋内空間の輪郭部分を計測することに着目し,LIDARで計測された壁などの平面体を線分によって表現するとともに,空間形状のェッジとなる部分を点として抽出する.これらの重ね合わせを用いてLIDARの計測データ間での形状一致推定及び同一物体推定を行うことで位置関係を推定し,計測データを統合して屋内マップを生成するアルゴリズムを提案する.さらに,LIDARが任意の設置高と仰俯角を持って設置された場合の位置関係推定を行う手法も提案する.具体的には,各LIDARの計測データと仰俯角情報を利用して,計測データの水平面への射影を求めたのち,上記手法を適用することで水平面上での位置関係を推定する.その後,設置高と仰俯角情報を利用して鉛直方向の位置関係を推定し,計測データの統合を行う.大阪大学情報科学研究科棟内においてデータ収集と位置関係推定を行った結果,LIDAR間の計測範囲が30%程度重複している状態において10cmオーダーの精度で計測データの統合を行うことができることを示した.また,計測データの統合を行うLIDARの組み合わせを指定し,屋内マップの生成を行った結果,全てのLIDARに関して最大でも真値との誤差が30cm以内となる高精度な屋内マップを生成することが可能であることを示した.

    屋内位置推定のための動的地磁気マップ生成

    安部北斗廣津登志夫
    6页
    查看更多>>摘要:屋内での位置推定において,地磁気情報を活用する手法が提案されている.ここでは,加速度やジャイロから得られた推定位置情報に対して,事前に生成した地磁気マップを元にして地磁気情報の尤度を求めることで,位置推定の精度を向上させている.しかし,事前に地磁気マップを作成する作業は負担が大きく,マップの作成範囲が大きくなるにつれてその負担は大きくなる.本研究では,加速度やジャイロから得られた推定位置の情報に含まれる誤差を考慮し,空間中の地磁気分布の滑らかさに基づいて,地磁気マップを動的に生成する手法を提案する.

    家庭内ネッ卜ワークにおける管理運用情報の統合システムの設計

    北村竜之介リム勇仁丹康雄
    6页
    查看更多>>摘要:近年,通信技術の多種化等により,ホームネットワーク(HN)は複雑化の一途を辿っている.複雑HN内では機器毎に異なる要求要件があり,1つの管理運用技術ではHN全体のサポートは難しく,複数の管理運用技術·管理運用情報を考慮する必要がある.本研究では,HN内で複数の管理運用技術により収集された管理運用情報を統合して扱うことのできる情報統合システムの開発を目的とする.現状の進埗や問題点等を交えながら述べる.

    ホー厶ネットワークにおけるHTIPに基づくネットワークトポロジ検出システム

    藤巻伶緒リム勇仁丹康雄
    6页
    查看更多>>摘要:現在,ホームネットワークのトポロジが複雑化する一方で,運用管理を目的としたHN接続構成特定プロトコル(以下,HTIP)が策定されている.しかし,HTIPを用いてトポロジの情報を収集しても,トポロジを検出することは自明でない.従来,SNMPで収集した情報を用いたトポロジ検出アルゴリズムが提案されている.本稿では既存のトポロジ検出アルゴリズムがHTIPを利用しているホームネットワークにおいて適用できるか検討を行い,トポロジを検出し適切な形式で記述するホームネットワークトポロジ検出システムついて述べる.

    ホームネッ卜ワークのトポロジ検出と障害検知を実現するHTIPの実装とその活用

    岡田崇Sioutis Marios牧野義樹丹康雄...
    6页
    查看更多>>摘要:近年、ホームネットワークが複雑化しクラウドと連携した多様なサービスが提供されつつある。サービスの更なる展開にはネットワークの安定的動作が不可欠であるが、ホームネットワークに障害が発生した際の要因の発見はその複雑さゆえに特定することが困難である。本稿では、ホームネットワーク接続構成特定プロトコルHTIPのオープンソーズソフトウェア2件の実装とそれらの特徴について述べる。またオープンソースソフトウェアを他社の実装と検証する相互接続試験環境について紹介し、長期間の運用から得た知見と課題について論ずる。