首页期刊导航|陸水学雑誌
期刊信息/Journal information
陸水学雑誌
日本陸水学会
陸水学雑誌

日本陸水学会

0021-5104

陸水学雑誌/Journal 陸水学雑誌
正式出版
收录年代

    ミナミメダカ山陰型個体群の淡水および汽水域における動態

    田久和剛史臼井大喜松田烈至山口啓子...
    125-140页
    查看更多>>摘要:島根県東部の斐伊川水系の淡水域と汽水域の複数地点において,野生のミナミメダカ山陰型個体群の サンプリングを行い,得られたサイズ頻度分布をもとに,コホート解析を行った。調査期間中に安定してサンプル数を得られた淡水•汽水地点では,いくつかのコホートに分離され,春先に20mm前後の中 生まれ群が個体群を維持する上で主要な群となっている一方,多様なコホート群があることで,長期間 に渡る再生産を可能とし,個体群を維持していた。当歳魚集団が新規加入する時期や越年した大型個体 が減少する時期に関しては,ミナミメダカ山陰型個体群と東日本型個体群ゃキタノメダカの個体群との 間で大きな違いは見られなかった。体長分布の範囲を比較すると,山陰型個体群の越冬時の体長は,同 じ日本海側に生息するキタノ メダカの個体群より,サイズの幅が広かった。山陰型個体群のコホートの 構成は,淡水•汽水地点ともに,年次変動や地点間で異なる場合があった。また,基本的な個体群動態は, 調査2年において,淡水.汽水地点では基本的に同様であつたが,汽水個体群ではとくに春から初夏にか けての成長量に,年による違いが見られた。

    鳥取県千代川の上流•下流でのネオニコチノィド系殺虫剤濃度

    山室真澄佐藤登志子羅文焜土橋敬明...
    141-145页
    查看更多>>摘要:河川水中のネオニコチノィド系殺虫剤が節足動物に影響を与える可能性を検討するために,鳥取県の 千代川で1年間毎月1回,千代川の上流と下流で採水してネオニコチノィド系殺虫剤の濃度を分析した。 ジノテフランは上流•下流ともに全期間検出された。また下流では2022年6月以外はジノテフランが最も 多かった。上流•下流ともにジノテフランは8月に最高濃度を示し,上流で24 ng L~(-1)だったのに対し下流 で134ng L~(-1)だった。各ネオニコチノィドの分子量からイミダクロプリド濃度に換算した合計値は下流で 最大254ngL~(-1),平均44 ng L~(-1)だった。毎月1年間ネオニコチノイド濃度を調べた結果からは,千代川下流では水生昆虫など魚類の餌となる節足動物が8月にはネオニコチノィドの急性毒性の,6〜9月は慢性毒性の影響を受けている可能性がある。

    図説日本の湧水: 80地域を探るサイエンス日本地下水学会(編)

    147-148页
    查看更多>>摘要:本書は,日本地下水学会により編集された日本全国に わたる湧水に関する書籍である。湧水はその地域におい て古くから利用されてきたことから,地域のいろいろな 伝承や歴史と深く関わってきている。そのため,地方の 観光ガイドに紹介されることは多いが,他の地域にま で知られる湧水は限定的であった。そこで,環境省は,1985年(昭和60年)に「(昭和の)名水百選」(当時環境 庁),2008年(平成20年)に「平成の名水百選」を選び, 地域の水資源保全や地域住民の持続的な水環境保全を積 極的に後押ししてきた。これらの情報は,環境省の「名 水百選ポータル」から迪ることができる。