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期刊信息/Journal information
電力土木
電力土木技術協会
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0386-2895

電力土木/Journal 電力土木
正式出版
收录年代

    寝覚発電所木曽川えん堤改良工事の概要

    町田 哲木南孝行大政康司
    32-36页
    查看更多>>摘要:関西電力㈱寝覚発電所の取水ダムにあたる木曽川えん堤は設置完了から約80年が経過し,設備の更新時期であることから2020年10月~2022年5月にかけて改良工事をおこなった。また改良工事と共にえん堤放流時の管理体制を自動化へと見直しした。改良工事は現行の洪水吐ゲートを鋼製ストニーゲートからゴム袋体支持式鋼製起伏堰(以下,「SR堰」という。)に変更し,自動化については,初期放流からゲート放流完了までを自動制御とし,出水時の出動を不要とした。本稿では,同工事の設計,施工,運用方法等について報告する。

    フライアッシュ原粉の大量活用に向けた研究報告(スラリー材)

    増田盛士野村悠太篠原滉志
    37-41页
    查看更多>>摘要:四国電力では,石炭火力発電により発生する石炭灰処理費用削減を念頭に,有価販売に繋がる技術の研究開発を行っている。近年では,発電所のリプレースに伴い石炭灰排出量が増加することから,フライアッシュ原粉等の大量活用が必要と考え,既存技術への応用,過去に成立しなかった技術への再挑戦,新たな材料の開発を行っており,今回,その中でも石炭灰混合材料のスラリー材に関する研究について報告する。

    福島第一原子力発電所ALPS処理水の海洋放出関連設備の設置工事: 土木工事全体について

    荒川大樹神田 誠古川園 健朗
    42-46页
    查看更多>>摘要:東京電力福島第一原子力発電所の多核種除去設備等処理水希釈放出設備の設置工事は,2022年8月4日より本格着工し,2023年6月26日に工事が完了している。その後,2023年8月22日に政府から多核種除去設備等処理水の海洋放出の開始時期に係る判断が示され,原子力規制委員会により認可された実施計画に基づき,2023年8月24日にALPS処理水の海洋放出を開始している。本稿では,多核種除去設備等処理水希釈放出設備の設置工事のうち,土木工事全体に関する計画,工程等について報告する。

    志賀原子力発電所で確認された粘土鉱物の同定方法

    宇波謙介木村慎吾小林 航
    47-51页
    查看更多>>摘要:北陸電力㈱志賀原子力発電所では,敷地の地質•地質構造に関する新規制基準適合性審査において,粘土鉱物を用いた鉱物脈法による敷地内断層の活動性評価を実施しており,評価にあたっては,この粘土鉱物の同定がポイントとなっていた。本稿では,高分解能透過電子顕微鏡観察等の高度な分析手法を含む複数の詳細な分析により,粘土鉱物をィライト/スメクタイト混合層と同定した方法について報告する。

    地中送電用シールドトンネルへの炭素繊維シートを用いた補強事例

    小川一輝五島広之山根謙二
    52-55页
    查看更多>>摘要:近年,東京電力パワーグリッドが保有する地中送電用シールドトンネルでは,塩害による鉄筋腐食などの部材劣化でトンネルの耐荷性能に影響を及ぼす事例がある。本稿では,塩害によって耐荷性能が低下した地中送電用シールドトンネルに対して,炭素繊維シートを適用した補強と塩害劣化箇所の補修を組み合わせて実施した事例を報告する。炭素繊維シート適用にあたっては,セグメントの曲率を考慮した設計,トンネル内の設備を考慮した配置方法について検討し,トンネル内の環境条件に併せて工程を調整しながら塩害対策を実施した。

    CO_2有効利用コンクリートの研究開発: カーボンリサイクル実証研究拠点(大崎上島)における屋外大型試験結果の報告

    井上丈揮福本 直関 健吾
    56-60页
    查看更多>>摘要:CO_2を内部に固定するCO_2有効利用コンクリートは,プレキャスト製品として実用化されているが,これまで現場打設コンクリートには適用できていなかった。そこで,本研究では現場打設コンクリートへの適用を目指し,新たなCO_2固定手法による屋外大型試験を行つた。本試験では,3つの手法によりCO_2を固定した現場打設コンクリートの大型試験体を製作し,CO_2固定量,圧縮強度の評価を行った。試験の結果,30~80kg-CO_2/m~3程度のCO_2を固定していること,および長期材齢で目標強度24 N/mm~2以上を有することを確認し,現場打設コンクリートへの適用可能性を見出した。

    福江第二発電所揚油桟橋撤去工事のうち鋼管杭撤去の概要

    松葉洋介藤田悦郎
    61-65页
    查看更多>>摘要:福江第二発電所揚油桟橋の鋼管杭撤去は,離島内燃力発電所における施工規模の小さい工事であるため,安全•確実な方法でコストをかけないことを基本に工事立案を行っていた。当初は,鋼管杭引き抜き時の継手部での破断のリスクから,海底下1mで切断し根入れ部を存置する方法を考えたが,存置による将来的な第三者への影響から,同程度のコスト,工程で全撤去できる工法を再検討した。変更案について既存資料や机上だけでは判断できないことから,施工のリスク低減策も反映させた試験施工を重ねた結果,バイブロハンマを使用し引き抜く工法が安全•確実に低コストで実施可能であるとの判断に至り,無事に工事を完了することができた。本稿では,これらの試行錯誤の結果について報告する。

    放射性廃棄物処分の現状と技術開発第3回地下水の長期安定性

    中田弘太郎
    66-69页
    查看更多>>摘要:原子力発電所の運転に伴い,祭電に使用された燃料(使用済燃料)が発生する。使用済燃料から再利用できるウランやプルトニウムを取り出した後に残る,再利用できない放射能レベルの高い廃液を,ガラス原料と高温で融かし合わせ固化したものを「高レベル放射性廃棄物」とよぶ。高レベル放射性廃棄物については,地表から300メートル以深の岩盤中に,上記のガラス固化した廃棄物を埋設し,人間の生活圏から隔離する「地層処分」が最も有効な方法と考えられている(講座①参照)。

    第57回北海道の中心部を流れる都巿河川(空知川)(北海道電力株式会社)

    70-70页
    查看更多>>摘要:芦別発電所は,北海道電源拡充計画の一環として昭和26年12月に着工し,昭和28年2月に運用開始した最大使用水量84.0m~3/s,最大落差14.4 m,最大出力10,000 kwのダム調整池式の発電所です。下流域の灌漑および水道用水補給を担っていることから,通年連続運転で運用しており,ベース電源としての役割を有している発電所です。

    中川貴洋さん(東京電力パワーグリッド株式会社)

    71-71页
    查看更多>>摘要:Q現職場の仕事内容を教えてくださいA基幹系統の送電線の新設工事および建替工事における地盤調査,鉄塔基礎設計および鉄塔基礎工事の現場監理業務に携わっています。直近は,火力発電所と変電所を結ぶ275 kV送電線(154 kV併架)の建替工事を実施しており,その鉄塔基礎には鋼管拘束型1本杭基礎(図-1,図-2)を採用することで工事費の低減を図っています。特に地域環境に配慮しながら工事を推進しているところです。