查看更多>>摘要:近年の土砂災害の発生件数は、図-1のとおり増加傾向にあり、過去10年間をみても、令和6年1月能登半島地震に続く令和6年9月奥能登豪雨、令和2年7月豪雨、令和元年東日本台風、平成30年9月北海道胆振東部地震、平成30年7月豪雨、平成28年熊本地震など、多様な土砂災害が発生している。昨年の全国の年間土砂災害発生件数は、国土交通省砂防部によると1,433件である。このうち令和6年1月の能登半島地震により456件、続く 9月の奥能登豪雨等の「令和6年9月20日からの大雨」により278件の土砂災害が発生しており、合わせて全体数の約半数を占めた。このように先発の自然災害の影響が残ることで被害が拡大した災害の発生、長期的視点による災害リスクの把握、土砂災害現象の特徴把握の進展等により新たに検討すべき課題も認識されるようになり、課題解決に向けた研究が期待される。