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日本建築学会技術報告集
期刊信息
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Journal information
日本建築学会技術報告集
日本建築学会
主办单位:
日本建築学会
出版周期:
半年刊
国际刊号:
1341-9463
日本建築学会技術報告集
/
Journal 日本建築学会技術報告集
正式出版
收录年代
25 卷59 期
シラスを細骨材として用いた軟練りコンクリートの開発
原田志津男
1-4页
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摘要:
本報告は,南九州に広く分布している火砕流堆積物であるシラスを細骨材として用いた軟練りコンクリートの実用化のための資料収集を目的としたものである。具体的には,スランプ18cmの軟練りコンクリートの製造方法およびその性状に関して,実験室での試験(圧縮試験,静弾性係数試験および促進中性化試験)結果およびレディーミクストコンクリート工場での試験(模擬運搬試験および構造体コンクリートの強度推定試験)結果を報告している。検討の結果,シラスを細骨材として軟練りコンクリートを製造する場合,細骨材率を低減し,高性能AE減水剤を大量使用する必要はあるものの,強度発現および中性化抵抗性に問題は認められなかったこと等を明らかにしている。今後,建築分野における,シラスを細骨材として用いた軟練りコンクリートの早期の実用化と普及を期待し,更なる実験データの蓄積をお願いする。
原文链接:
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NSTL
増粘剤含有高性能AE減水剤を使用した高流動コンクリートのヮー力ビリティーの評価
小泉信一
鈴木澄江
鹿毛忠継
桝田佳寛...
5-10页
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摘要:
本報告では,JIS A1160に規定された増粘剤含有高性能AE減水剤を使用した高流動コンクリートのヮー力がリティ評価基準を検証することが研究目的とされているが,むしろ種々のヮー力ビリティ評価尺度の関連を詳細に分析した部分に真の価値が見出せる。すなわち,高流動コンクリートのヮー力ビリティ評価には様々な尺度が存在するが,その中からスランプフロー,500mmフロー到達時間,PJ値,ブロッキング値,U形充填高さなどを取り上げ,それらの関連性を明らかにしている。分析には,複数のレディーミクストコンクリート工場の実機で製造された高流動コンクリートの数多くの実験データを用いており,導き出された結果には説得力がある。今後は,様々な評価尺度を同じステージで比較可能にするための変換方法,あるいは統一的な評価方法•尺度の提案が望まれるが,その実現に向けての第一歩となる貴重な技術資料である。
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構成割合を変えた高強度コンクリートの施工性と構造体コンクリート強度に関するー考察
中田善久
大塚秀三
春山信人
斉藤丈士...
11-16页
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摘要:
従来の技術では,まったく同じ材料を用いて,同一水セメント比かつ同スランプのコンクリートを調合すると,単位水量や細骨材率などで定まる材料構成割合は概ね似たものとなった。この結果,コンクリートとしての物性も把握しやすかつたといえる。しかしながら,昨今の化学混和剤の進歩により,同一水セメント比かつ同スランプであるにもかかわらず,材料構成割合が大きく異なるコンクリートを作ることが可能となった。特に,全容積中に含まれるセメントペースト量の多い高強度コンクリートでは,選択できる単位水量や細骨材率などの範囲も広く,同一水セメント比かつ同スランプであっても,様々な物性のコンクリートが存在することになる。本報告は,このような視点で同一材料,同一水セメント比で,セメントペースト量や骨材量の異なる高強度コンクリートの物性の違いを実験的に比較したものである。実務的に極めて有用な報告であり,敬意を表したい。
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レディーミクストコンクリートの運搬時間と各種運搬機器ごとの荷卸し時間の調査に関するー考察
斉藤丈士
湯本哲也
中田善久
大塚秀三...
17-22页
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摘要:
JASS 5に定める「コンクリートの練混ぜから打込み終了までの時間」を,「生コン車の運搬時間」,「現場での待機時間」,「実際の打ち込みに要した荷卸し時間」に区分し,それらの時間を実績データから整理•分析を行った報告である。現場での運搬機器ごとの荷卸し速度なども分析されており,施工計画に必要なデー夕が示されている。JISA 5308による運搬時間(生コン車が荷卸し地点に到着するまでの時間)は1.5時間以内と決められているが,JASS 5の「コンクリートの練混ぜから打込み終了までの時間の限度」も,外気温が25℃以上の場合90分となっており,現場での留意事項とされている。これらの分析結果は,適正な施工(打込み)計画の立案に寄与するものと思われる。なお,報告では,それぞれの時間の平均値のみが示されているが,どの程度のバラツキがあるのかも興味のあるところである。バラツキ(標準偏差)を考慮した考察が行われていれば,さらなる活用が期待できよう。
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在来型枠工法におけるスラブ下および梁下の支保ェの存置方法に関するアンケート調査
宗 水芳
中田善久
田嶋和樹
大塚秀三...
23-28页
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摘要:
せき板および支柱の取り外しに関する技術基準は,建築基準法第76条に基づく昭和46年建告示第110号をはじめ,JASS5や関連指針に示されており,多くの場合は,ェ期短縮を目的として,構造安全性の確認によるせき板および支柱の早期取外しが検討される。本報告は,スラブ下および梁下の支保ェの存置に関連する型枠工法のうち在来型枠工法を対象とし,型枠工法の選定,支柱の存置期間および所要圧縮強度の算定•管理方法など不明な点について,アンケート調査を行ったものである。調査結果から,これらの検討や判断の主体,型枠工法の選定理由および具体的な強度算定•管理の方法について実態を明らかにしたことは,将来のJASS 5や関連指針の改定に大いに活用できると考えられる。なお,著者も指摘しているとおり,中小規模の建設会社における動向ゃ工期短縮に有利とされているTL工法についても継続的な調査を期待したい。
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トレーラー八ウスの不動産化における基礎部分の施工方法に関する報告
土屋真
菅原麻衣子
石田壽一
29-32页
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摘要:
トレーラーハウスを不動産として用いる際に要諦となる,基礎と本体部の接合部の施工手順をまとめた工事報告である。トレーラーハウスを動産•不動産とするための境界条件を踏まえて,二つの事例について不動産化のための施工的課題を分析している。評論者はこの分野において門外漢のため,新鮮な気持ちで本報告を拝読した。本報告における分析は今後のトレーラーハウスの合理的な不動産化に向けて貴重かつ実用的な情報を提供していると考える。一方で,本報告の知見をトレーラーハウスの今後の不動産化に向けた礎とするために,可能であれば,二つの事例(雄勝館とホテル•エルファロ)におけるコスト•施工期間比較などの定量情報が示されれば,さらなる施工方法の開発にも繋がるようにも思う。またこのことは,著者らが指摘するように動産化する際のメリツトをコスト面•施工面で議論するときにも有益な情報になると考える。今後の研究のさらなる発展を期待する。
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住民•建築ユーザによる日常点検が可能な建築部材の濡れモニタリングシステムの開発
鬼塚雅嗣
大久保孝昭
寺本篤史
上原 誠...
33-38页
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摘要:
本稿は,建築物における漏水,結露,ひび割れ,タイル剥離などの'原因となる水の浸入や移動を「濡れ」と総称し,建築物の居住者自身が濡れの状況を確認できる技術を開発した成果を報告している。まず,著者らの研究グループが独自に開発した濡れセンサを利用している点に大きな特徴がある。これによつて,人が見えない場所についても継続的に長期間の濡れ計測が可能になっている。さらに,濡れセンサによって計測されたデータは,居住者のスマートフォンゃタブレットに送信されるため,リアルタイムで簡便に日常点検できるシステムが実現されている。これらを完成させるために,瀧れセンサの性能確認実験,模擬試験体による基礎実験,実建築物における検証実験という計画的で丹念な研究ステツプを経ているため,開発されたシステムは優れた有用性と高い信頼性を兼ね備えている。この魅力的なシステムが数多くの建築物に導入される日は遠くないと感じる。
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ガラス破片の落下による人的影響に関する研究: ブ夕皮膚を用いた実験を通して
清家 岡
中崎邦夫
藤野陽三
久田隆司...
39-44页
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摘要:
落ド物としての天丼材が人体に与える影響について,人体耐性に基づく判断基準を示した本学会の「天井等の非構造材の落下に対する安全対策指針•问解説」(2015年)があるが,なぜか本報告では参照していない。代わりに国交省の動向を参照している点は,国の動きによつて研究が正当化されると考えているような印象があり,甚だ残念である。本報は,ガラスの破片の衝突が豚の皮膚に創として影響を与える条件に付いて基礎的な実験を行い,ガラス片の皮廣への衝突の様態(点衝突,辺衝突)が,創の深さや長さに影響するという観察を記録している点で興味深く貴重である。飛散ガラス片の傷害は,竜巻や強風,爆風,飛来物の衝突によるガラスの破損飛散時等にも役立つ。しかし,本研究は「破損ガラスの落下の頭部への影響」という狭い事象が前提で,初速度ゼロ,空気抵抗を受けて定速となった落下運動の考察に留まっている。基礎的なデータとして貴重な研究であるので,頭髮の影響などへは進まず,さらに広い視野からの考察と整理を期待したい。
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原位置採取試料による壁土の強度特性評価手法の提案
越智隆行
宮本慎宏
宇都宮直樹
松島 学...
45-50页
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摘要:
著者らの土塗壁およびその構成材料に関わる一連の研究は,永らく国内で根付いてきた伝統構法の耐カ評価に資する基礎的知見の整理に向けて,既存構法の情報をもとに新たに壁土試験体•土壁構造体を製作し,再現性を検証する形で進められてきたものが多いと思われる。本研究は,これまでの研究成果の蓄積を活かす形で,江戸末期から昭和初期までを中心とした築70年~150年を経た既存壁土を実際に採取し,モール•クーロンの破壊基準による評価に必要となる粘着力Csとせん断抵抗角ø sを原位置試料値として評価し,現存する土塗壁の耐カ評価に繫げた検討を行っている。壁土の特性値(Cs, 0 s)のばらつきは対象建物の数,壁土配合の条件等で大きく変化することは理解できるが,今後,その前提を改修設計等でどのように取扱うかの視点と論理を示して頂き,現存する個々の土塗壁建物の維持保全に資する仕組みの構築に展開されることを期待したい。
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コンクリートのひび割れに対するアンカー筋の種類による引抜き耐力の保持率に関する実験的研究
安藤重裕
中野克彦
田沼毅彦
有木克良...
51-54页
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摘要:
本研究は,あと施工アンカーの引抜き耐力に,コンクリートのひび割れがどう影響するかを,ひび割れ幅を主な変動因子とした実験により検証したものである。あと施工アンカーは接着剤により既存躯体と一体化されるため既存躯体に生じたひび割れがアンカー筋の固着性に影響することは想像できる。本報で引用されている欧州の規格のようにひび割れに応じた耐カ評価の考え方がある一方で,充分に確立されていないことから,実験手法も含め有意義な研究課題である。本報では,試験体製作後に簡易にひび割れを誘発する手法を採用しており,適切な計測によりひび割れ幅が管理可能であり,定量化に向けて有用な成果である。ひび割れた状態の耐カは無損傷状態に対して40~80%程度となるなど,海外で行われた異なる手法の実験と整合する結果を得ており,有効な手法の考案と貴重なデータ取得をともに達成している。さらなる知見の蓄積と設計手法への展開が期待される。
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