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日本建築学会大会学術講演梗概集
日本建筑学会
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日本建築学会大会学術講演梗概集/Journal 日本建築学会大会学術講演梗概集
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    21世紀における劇場・ホールの長寿命化に関する研究:2001 年以降に廃館した劇場・ホールの実態

    吉田 夏歩大内田 史郎
    51-52页
    查看更多>>摘要:21世紀初頭から建物を取り巻く社会情勢は変化し、建物を長寿命化する方法が模索されている。そのような中で、近年は戦後に次々と建設された劇場・ホールが老朽化の影響で保存か解体かの選択を迫られている。このような課題解決には長寿命化を視野に入れた計画が必要であり、現在はその為に現存する施設の実態を蓄積・整理することが求められている。このような目的のもと行われた研究は複数存在するが、その多くは長期的計画の一つである「改修の実態」を明らかにしたものである。そこで本研究では、計画を行う際に重要な手がかりになると考えられるがほとんど記録が存在しない注1)、運営が難しくなった施設の「廃館の実態」を明らかにする。さらに、調査結果を元に21世紀初頭から模索されてきた建物の長寿命化が現在どの程度実現しているのかを把握する。

    エクアドル・チャマンガのCentro Cultural プロジェクトに関する研究 その2 教育・構法・施工時の住民参加に着目した分析

    川崎光克竹村由紀清家 剛両川厚輝...
    51-52页
    查看更多>>摘要:C C P のプロセスをまとめ、教育・構法・施工時の住民参加という三つの観点から分析した。CC P における教育的観点からの分析の結果、地域との協働と学生への教育の両立は極めて難しく、この関係をどう乗り越えていくかが課題であることがわかった。各フェーズの構法・住民参加の分析により、課題に対する具体的な方策として、地域性と容易さを備えた構法デザインが住民と学生相互の学びを生み出す可能性があることを見出した。チャマンガのような自力建設の文化を持つ地域におけるデザインビルド教育のあり方としては、物的な建築的支援に止まらず、技術移転を視野に入れた建築的支援を追求することで、学生への教育効果を高めるだけでなく、地域の日常的な建設行為に浸透していき、人々のレジリエンスを高め、地域社会の環境を改善していく可能性があると考えられる。

    コンクリート引張強度と断面内温度勾配がスラブの火災高温時挙動に及ぼす影響

    舎川将太朗河合優高木次郎
    51-52页
    查看更多>>摘要:鉄筋コンクリートのデッキスラブの既往加熱実験を平均厚さのシェル要素でモデル化し、スラブ断面の温度勾配とコンクリートの引張強度が中央のたわみに与える影響を評価した。温度勾配を考慮しない場合、コンクリート引張強度が圧縮強度の1/20 と1/10 の場合はスラブ平均温度400℃以下のたわみが小さく、スラブ中央下端のひび割れが発生して軸力機構へ移行することにより、実験結果および温度勾配を考慮した場合のたわみに近くなった。温度勾配を考慮した場合のたわみはコンクリート引張強度の影響は相対的に小さいが、圧縮強度の1/10 とした場合スラブ下端のひび割れが発生せず、たわみが温度にほぼ比例して実験結果よりも小さくなった。

    媒介中心性を用いた歩行者の回遊性の検討:鉄道駅周辺を対象として

    長谷川 隼渡辺 俊
    51-52页
    查看更多>>摘要:近年、歩行者の回遊性の向上へ向けた取り組みが、大都市・地方都市を問わず全国的に行われている。特に、主要な公共交通機関であり、多くの歩行者の行動の起点となる鉄道駅周辺の回遊性の向上は、公共交通を軸とした歩行者中心の都市を実現する上で重要になると考えられる。しかし、歩行者の回遊行動に影響を与えると考えられる都市空間の情報に基づいて、回遊性を定量的に検討する手法は充実していない。

    中小規模テナントオフィスビルのファシリティコストに関する研究 その1 テナントオフィスビルにおける収支状況の把握

    荒川 祥子児玉 達朗今井 朱峰山崎 良夫...
    51-52页
    查看更多>>摘要:本研究により、中小規模テナントオフィスビルの各物件の特性による収支状況を把握することができた。物件の立地の影響が非常に大きいことがわかった。また、減価償却費も収支へ大きく影響しており、収益とのバランスを考慮した改修工事の計画が重要であることが改めてわかった。本報では単年度でかつ、全体的な収支分析を行ったが、中長期的にみると各支出要素の変動により収支も大きく変わる事が予想される。次報では、物件ごと支出要素の詳細分析を報告する。

    高強度フライアッシュコンクリートの構造体強度補正値(S値)に関する検討

    鄒 林琳船本憲治
    51-52页
    查看更多>>摘要:今回のデータでは,FA セメントB 種の場合の高強度コンクリートの_(28)S_(91) は,JASS5 の普通ポルトランドセメントの標準値が安全側で適用でき,FA セメントC 種の場合の高強度コンクリートの_(28)S_(91) および_(56)S_(91) は,JASS5 の中庸熱ポルトランドセメントの標準値が安全側で適用できる結果となった。今後,更なるデータの蓄積が必要と考える。

    津波浸水想定地域における防災ワークショップの開催状況に関する研究:静岡県沿岸の21 市町村を対象とした調査

    徳田凌桜井慎一寺口敬秀
    51-52页
    查看更多>>摘要:南海トラフ巨大地震の発生が予測されており、今後、防潮堤などのハード対策のみでは対応できない津波を減災する必要があることから、いかに人を安全に避難させるかを考慮したソフト対策が重要となっている。その一つとして住民に防災知識および避難意識の向上を目的とした防災ワークショップ(以下、防災WS)があるが、その実施状況や効果は明らかになっていない。

    積層ゴムのハードニング特性が免震構造の安全余裕度に及ぼす影響

    井澤保一小林正人
    51-52页
    查看更多>>摘要:ハードニングを考慮することが免震構造の余裕度に及ぼす影響は大きいが,Case-1 程度のハードニング剛性を基準とすれば,それ以上の剛性増加の影響はそれほど大きくはない。大振幅地震動に対する免震構造の余裕度評価にはハードニングを適切に考慮する必要がある。連層耐震壁など上部構造にバランスよく耐震要素を配置することにより,ばらつきを有する積層ゴムのハードニングに対しても,上部構造の応答値は低く抑えられ,余裕度を確保することができる。

    中山間地域における空き家所有者の来訪行動

    成 雨濛齋藤 雪彦王 婉晴南 宏...
    51-52页
    查看更多>>摘要:本研究は、地域外空き家所有者の来訪行動に着目し、滞在中の個人的行動及び社会的行動を調査し、集落空間管理の状況を明らかにしたのち、地域外居住者による地域支援の可能性と集落空間の維持に関する知見を得ることを目的とする。

    寒冷地における膜構造建物への藻類生育に関する研究: 実建物における藻類の生育性状の変遷と生育時期の推定

    益枝大輔中嶋麻起子鉾井修一
    51-52页
    查看更多>>摘要:寒冷地に立つ建物において、年間を通した屋根の汚れ性状と表面温度の測定を行い、藻類の生育時期と環境との関係を推定した。北東面が最も汚れており、特に秋期と春期に汚れが生じていた。南東面では1 年を通して汚れはほぼ発生していなかった。日平均温度、日最高温度、結露発生頻度に着目し、生育可能時期を推定した。日平均温度と結露発生頻度は、方位や部位による違いはほとんどない。汚れ性状が方位や部位により異なる原因は、直達日射の当たりやすさ、屋根内部の空気層に生じる温度成層による屋根表面の日最高温度の違いが大きく影響している。