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日本建築学会大会学術講演梗概集
日本建筑学会
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日本建築学会大会学術講演梗概集/Journal 日本建築学会大会学術講演梗概集
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    目黒花房山ランドスケープ: 樹齢とともに成熟するコミュニティを目指して

    蕪木伸一藤澤亜子木川薫
    84-85页
    查看更多>>摘要: JR目黒駅前のロータリーに隣接する敷地約1.7ha の大規模複合再開発事業である。 敷地中核には、オフィス棟、レジデンス2棟に囲まれた緑豊かな「森の広場」を設け、周辺の閑静な住宅地と調和させている。一方目黒通沿いのオフィス棟低層部には駅前のにぎわいを引き込む「文化の広場」を設け、業務・商業店舗ゾーンを介し森とつなげる。 「森の広場」は本物の大地に根付いた森である。大地性の実現にこだわり、地下建築物を極力排除した。駐車場や機械室などの地下構造物を建物の直下部分に集約し、建物のフットプリントを最小化することで最大限大地を再生している。大地性を獲得することで、かつての城南五山としての花房山の記憶を再現しながら、台地上部での雨水の浸透を促進、目黒川流域の地下水を涵養し自然の水循環の再生に寄与する。大地の緑は生態系を充実し、周辺の自然ポテンシャルの高いまとまった緑地(目黒雅叙園、自然教育園、庭園美術館、目黒川、林試の森公園など)とのネットワークにより都市の生物多様性を向上する。さらに、かつての三田用水の記憶としての自然型のせせらぎも設け、子供たちにとって身近な自然と触れ合う場を提供する。

    コカナにおける被災した伝統的民家の再建実態(被災後4年):2015年ネパール地震後の世界遺産暫定リスト·コカナにおける被災状況調査報告その11

    森 朋子
    85-86页
    查看更多>>摘要:以上、コカナにおける被災4年に至る集落復興状況と伝統的民家のRC造による再建実態を見た。約9割の再建民家が最上階をセットバックしたテラスを設置しており、現代生活における屋上空間の重要性を確認した。また、建物高さ違反や、狭小間口敷地でのペンシルビル化、既存建物への接続など構造的な懸念があることが明らかになった。ファサードには、住民の伝統様式への意識の高さが窺えた。しかし、Surkhi目地やDacchi Appaは、コカナの伝統的民家には使われていない材料である。再建指針に向け、現地住民との慎重な議論が必要となる。

    工業化構法住宅の生産性向上に関する研究 その9 技能者から見た住宅建設現場の改善点

    佐々木麻衣蟹澤宏剛松村秀一林康治...
    85-86页
    查看更多>>摘要:技能者から見ても施工現場の課題は多岐にわたる。その中でも、多く意見が挙げられた天井せっこうボード施工に関して作業実態を調査した。3 人の技能者を比較しても、作業手順などが異なっており、作業効率にも差が表れた。このような作業実態に関する調査や研究を行い、最も効率的な作業手順を定めることで、更なる生産性向上が期待できるだろう。

    コンクリート用火山ガラス微粉末の基本特性(その1C/W-F関係式とフロー管理の検討)

    友寄 篤野口 貴文袖山 研一東 和朗...
    85-86页
    查看更多>>摘要:1)分級微粉のRFは5%置換してもセメント以上の強度発現を示す関係式が得られ,置換率が上がるほどさらに強度発現性能が発揮された。VGRを20%置換するとセメント単味以上,RCを20%置換するとややセメント単味をやや下回る関係式が得られた。

    木造層塔の構造特性に関する実験的研究:裳階付き三重塔の静的水平載荷実験

    中嶋裕典西澤英和
    85-86页
    查看更多>>摘要:日本は古来より木造層塔が多く建立され、長年の風雪や地震に耐えて現在まで残っている塔が数多く存在している。記録では台風や落雷などにより倒壊や焼失といった塔はあるが、地震により被害は受けるが倒壊したという事例はない。本研究は以前製作した既存の模型の初層に裳階を取り付けて実験を行った。

    住宅におけるパッシブデザイン効果の定量評価ツール開発について その7 隣接建物の日射障害が室内温熱環境に及ぼす影響

    北川滋春上 小玉祐一郎栗原潤一武政孝治...
    85-86页
    查看更多>>摘要:「ESH パッシブデザインツール」で隣接建物の影響に関してシミュレーションが可能であることを示した。またその結果は、追補に示すように概ね妥当であることが確認できた。実際の設計においても、隣接建物の影響を考慮して、配置やプランニング、開口部等の検討が可能と思われる。

    綴り材の接合法の異なるLVL 梁の曲げ実験

    渕田安浩榎本浩之中村 慎藤田正則...
    85-86页
    查看更多>>摘要:近年,建築構造分野において木質材料を中低層建築に利用することにより林業の活性化や地球温暖化の抑制に貢献する試みが提案されている。その一つに,より多くの木質材料を使用するために,単板積層材(LVL)や直交集成板(CLT)などを用いた中低層建築がある。中でも,LVL は単板を積層接着したもので,その一次接着製品の綴り材を一体化させることによって大断面部材とすることができる。

    大学キャンパスの食堂屋外テラス席等が街路に面している程度を表す指標の検討

    吉岡聡司
    85-88页
    查看更多>>摘要:食堂テラス席とキャンパス主動線の関係について、これまでの分析手法にない、平面におけるある点と動線についての、距離と見通し角の関係だけに的を絞りこんだモデル化をおこなって指標(関数形の異なる2 種)を生成した。これらについて既報データを用いて、一定の適合性を観測したが、サンプルが少なく適合性検証は不十分である。

    既存RC 建物の耐津波性能評価方法に関する研究(その1): 不整形建築物を対象としたケーススタディと水理実験計画

    加藤 光川口 淳
    85-86页
    查看更多>>摘要:2011 年東日本大震災における津波による人的被害は沿岸部の津波避難困難地域や避難困難者に対する課題を提示した。その解決策として、津波避難ビルの指定や津波避難タワーの建設が進められている。しかし、既存の建築物の耐津波性能は不明なものが多く、津波荷重の計算に関しては、不整形建築物の取り扱いに問題があると考えられる。現在、国土交通省の「津波避難ビル等の構造上の要件の解説」1)が耐津波性能評価の計算をする際のガイドラインとして公表されているが、津波荷重算定式における浸水深は通過波の数値で考えられており、津波が建築物に衝突した際の水位の上昇を表す堰上げ高さの考慮がなされていない。また、平面形状がL 字型などの不整形建築物には、凹面部分に波が集中し、津波荷重が増大することを考慮する必要があると考えられる。

    鉛直免震機構の高度化に関する基礎的研究その1 周波数領域におけるパッシブ応答の検討

    富澤 徹弥佐藤 栄児山田 学貴志 拓哉...
    85-86页
    查看更多>>摘要:近年,地震観測網の整備も進み,1G をはるかに超える鉛直地震動が多数観測されており,直接的とは断定できないものの,鉛直地震動に起因するものと考えられる被害の発生も確認されている.これらの鉛直地震動による被害を軽減させるため,地震時における建築物の機能維持に有効である従来の水平免震技術を鉛直方向にも適用することが考えられる.しかしながら,積層ゴム等による水平免震の場合,構造物の自重は鉛直方向に大きい剛性で支持し,水平方向に小さい剛性を介在させることで免震効果を得ている.一方,鉛直免震の場合では,自重の支持方向と免震化方向が同一であるため,免震効果を得るためには小さい剛性が必要となるが,自重による変位が大きく(免震周期2 秒で概ね1m の変位)なり,揺動しやすく安定に支持することが難しくなる.