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期刊信息/Journal information
日本航海学会誌
日本航海学会
日本航海学会誌

日本航海学会

半年刊

0919-9985

日本航海学会誌/Journal 日本航海学会誌
正式出版
收录年代

    変革の時代における航海学の役割と学会の持続可能性

    三好晋太郎
    1-2页
    查看更多>>摘要:昨年の6月に日本航海学会の副会長を拝命いたしました三好でございます.本学会の理事としてこれまで2期にわたり「NAVIGATION」の編集や学会の改革に携わってきましたが,今期で3期目を迎えることとなりました.これまでの経験を活かしつつ,学会のさらなる発展に貢献できるよう努めてまいります.まずは,長年にわたり本学会を支えてくださつている会員の皆様,そしてこれまで学会の運営に尽力されてきた諸先輩方に心より感謝申し上げます.

    日本航海学会論文集における論文数の推移

    榊原繁樹
    3-4页
    查看更多>>摘要:先般,EMシステムを用いた論文査読の導入の経緯などについてお話しさせて頂きました.現在和文論文審査担当理事を仰せつかっていますが,本学会の活性化,会員数の増加,講演会や論文集への投稿数の増加が望まれる中,日頃,論文審査業務を担当する中で感じていますこと,日本航海学会論文集における論文数の推移から見た学会の現状や論文審査への影響などについてまとめてみました.学会会員の皆様方の何かのご参考になれば幸いです.

    特集「次世代推進システム」にあたって

    5-5页
    查看更多>>摘要:貿易の99.6%を海運が占める我が国では,1970年代の石油危機以降,エンジンやプロペラといつた推進システムの改良,船体の軽量化,船体抵抗の軽減など,省エネルギー化のための様々な技術の開発に取り組んできた.近年,国際海事機関(IMO: International Maritime Organization) によつて,2011年7月のMEPC62にて新造船を対象とした船舶のエネルギー効率設計指標(EEDI: Energy Efficiency Design Index)の達成の義務化が,2021年6月のMEPC76にて2023年以降,既存船を含む5,000総トン以上のすべての船舶に対して適用される燃費実績格付け制度(CII: Operational Carbon Intensity Indicator)が採択され,船舶の推進効率の高効率化,省エネ性能の向上がますます重要な課題となっている.

    推進システムに関する最近の研究動向の調査

    笹原裕太郎
    6-11页
    查看更多>>摘要:船舶の推進システムは,プロペラ,舵,主機関などの要素から構成されている.従来,推進システムの設計は船舶の推進性能や操縦性を向上させるために発展してきたが,近年では環境規制への適合が新たな設計要件となっている.国際海事機関(International Maritime Organization: IMO)は,2050年頃までにGHGのネット排出ゼロを目指す「2023 IMO GHG削減戦略(2023 IMO strategy on reduction of GHG emissions from ships)」を採択した.また,海洋生物への悪影響が懸念される水中騒音の削減が議論されており,2014年には水中騒音を管理するために具体的に実施すべき事項が記載された「船舶の水中放射雑音の低減に関するガイトフイン(Guidelines for the reduction of underwater radiated noise from shipping to address adverse impacts on marine life, 2023年に更新)」が策定された.

    CFRPプ口ペラの開発及び実海域性能

    櫻井貴哉
    12-24页
    查看更多>>摘要:ナカシマプロペラでは2007年からCFRP(Carbon Fiber Reinforced Plastics)プロペラの研究を開始し,2014年5月に一般商船では世界で初めて主推進プロペラとして499G/Tケミカルタンカー「大興丸」への搭載を実現した.これまで漁船を含めて20隻以上の船に搭載していただいている.

    漁業練習船へのCFRPプ口ペラ導入事例: 長崎大学水産学部附属練習船長崎丸を例として

    清水健一
    25-34页
    查看更多>>摘要:今回は本邦初となる新素材のCFRPプロペラを搭載した漁業実習船長崎丸において,水中騒音や船内の騒音•振動の低減,燃料消費量の削減効果,さらに乗組員の意見について事例紹介をさせて頂いた.長崎丸は竣工して5年が経過したが現時点でまだ多くの船舶が従来の金属製プロペラを装備している.今後の幅広い普及に向けては導入時の初期コストの面も考慮する必要があるが,一方で海洋工学的な観点からは今後も様々な観点から客観的なデータを示していく必要があると考える.幸い,これまでにプロペラを破損した事故は無いが今後も安全運航を行いつつ,今後も引き続いて様々なデータを示していきたいと考えている.

    ゲートラダー®システムの開発と性能に関して

    角谷拓紀
    35-41页
    查看更多>>摘要:国際海事機関(IMO)は,2050年までに世界中を航行する船舶からの温室効果ガス(GHG)排出量を実質ゼロにする目標を掲げている.内航海運も同じ目標を共有しており,目標達成まで残された時間は約25年である.

    練習船大島丸のゲートラダーの搭載事例〜ゲートラダーの離着岸操船中における船体挙動について〜

    橋本海志浦田数馬中村泰裕久保田崇...
    42-48页
    查看更多>>摘要:2023年3月17日,山口県下関市の三菱造船株式会社の艤装岸壁から,大島丸IV世が春の花香る関門海峡に向け出港した(図1).同船は,商船系高等専門学校の一番船として竣工した.本船において最もトピックとなる搭載機器は,練習船初搭載となる,ハイブリッド電気推進システムであろう.これまで就航している官庁船でも推進電動機の採用事例はあるものの,リチウムイオンバッテリーとのシナジー効果を生み出すハイブリッドシステムを運用する船舶はなかったことから,その運航に大きな期待が寄せられた.

    海難救助船兼曳船"航洋丸"の紹介

    下西助和
    49-54页
    查看更多>>摘要:日本サルヴエージ株式会社のルーツは,1893年に三菱長崎造船所海難救助部が海難救助事業を創始したことに始まります. その後,大正から昭和にかけて合併を繰り返し,1934年に帝国サルヴエージと東京サルヴヱ一ジが統合し,日本サルヴエージ株式会社が創立され,昨年2024年に創立90周年となりました.

    シーマンシップ研究会

    55-67页
    查看更多>>摘要:2024年秋季研究会は,能登半島地震を含め近年発生した様々な災害からの復興を願い「船舶の災害支援とシーマンシップ」をテーマとして富山県にてシンポジウムを開催した.最初に研究会会長(村井康二:東京海洋大学)による挨拶があり,以下5件の講演が行われた.