查看更多>>摘要:貿易の99.6%を海運が占める我が国では,1970年代の石油危機以降,エンジンやプロペラといつた推進システムの改良,船体の軽量化,船体抵抗の軽減など,省エネルギー化のための様々な技術の開発に取り組んできた.近年,国際海事機関(IMO: International Maritime Organization) によつて,2011年7月のMEPC62にて新造船を対象とした船舶のエネルギー効率設計指標(EEDI: Energy Efficiency Design Index)の達成の義務化が,2021年6月のMEPC76にて2023年以降,既存船を含む5,000総トン以上のすべての船舶に対して適用される燃費実績格付け制度(CII: Operational Carbon Intensity Indicator)が採択され,船舶の推進効率の高効率化,省エネ性能の向上がますます重要な課題となっている.