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期刊信息/Journal information
におい·かおり環境学会誌
臭気対策研究協会
におい·かおり環境学会誌

臭気対策研究協会

双月刊

1348-2904

におい·かおり環境学会誌/Journal におい·かおり環境学会誌
正式出版
收录年代

    特集にあたって: アジア諸国における環境分野の臭気について

    小島 英順
    103-103页
    查看更多>>摘要:中国,東南アジア諸国は工業化と都市化の波に乗り,目覚ましい発展を遂げている.その一方で,見過ごすことができない環境問題や公害が起きているのも事実である.そのようななか,環境分野の仕事に関わっているとにおい.かおり環境学会のルーツである悪臭問題やそれに対する対策要望の声も聞こえてくる.

    ある臭気判定士のァジァ挑戦記

    大道 友也
    104-109页
    查看更多>>摘要:本稿では,中国,タイ,ベトナム,シンガポール,韓国,台湾で活動している弊社の取り組みについて述ベる,特に,中国,タイ,ベトナムでの経験を中心に,それぞれの市場で直面した課題と対応について記す.中国では,厳格な環境規制のもと,測定機関ごとのデータの違いやVOCと臭気の混同といった課題に直面した.装置を導入しても測定結果が異なるという現象が発生し,現場での実証が何よりも重要であることを痛感した.顧客の信頼を得るためには,確固たるェビデンスと粘り強い説明が求められた.タイでは,かって日本ブランドが強みとなっていたが,現在では現地の技術者が主体となる市場へと変化した.その中で,弊社は現地のパートナー企業と協力し,彼らが自走できる体制の構築に注力してきた.現場での実務研修や技術移転を進めることで,タイ市場に適応した事業展開を推進した.ベトナムでは,臭気に関する規制が存在せず,市場が未整備な状態にある.しかし,企業の関心は高まつており,測定•評価手法の確立が急務となっている.既存の脱臭装置が十分に機能していない現場が多く,対策の効果を顧客に実感してもらうためには,現場でのデモンストレーションゃ測定の重要性を伝えていくことが不可欠である.シンガポール,韓国,台湾においても,各国の規制や産業構造に応じたアプローチを模索している.いずれの市場においても,共通して言えるのは,現場に入り込み,課題と真摯に向き合うことの重要性である.今後も,各国の技術者と協力しながら,臭気対策の可能性を広げていきたい.

    ベトナムの臭気事情について

    桑原 岳人
    110-113页
    查看更多>>摘要:ハノイに約3年弱駐在するにあたり,ベトナムでの状況について現地での生活や現地法人の業務から得た経験より,臭気に開連することをお伝えする.内容としては,ベトナムの悪臭に関連する環境の状況,ベトナム人の悪臭への意識,ベトナム人の嗅覚,悪臭対策への課題について,現地状況の写真とともに紹介する.

    マレーシア渡航記

    白柳 恭平
    114-119页
    查看更多>>摘要:2021年,マレーシアの某日系食品会社に脱臭装置を納入した.性能保証は日本の嗅覚測定法(三点比較式臭袋法)に基づく契約であつたが,後にマレーシアには同測定を実施できる分析機関がないことが判明した.そこで,試運転時に臭気判定土の資格を持つ脱臭装置メーカーの試運転員が測定業務を行い,契約どおりの性能が発揮されていることを確認した.試運転はコロナ禍に行われ,行動や移動に制限があつたため,柔軟な対応が求められた.

    日常生活におけるにおい経験に関する生活時間帯別•世代別調査研究

    山本 晃輔綾部 早穂
    120-123页
    查看更多>>摘要:本研究では,現代の日本人を取り巻く「におい」環境を明らかにするために,LINEアプリによるオンライン日誌法を使用し,生活時間帯別,世代別に注目して検討を行った.成人59名,高齢者37名を対象に,指定した一日の中で接触した「におい」についてすべて報告するように求めた.得られたデータについて共起ネットワーク分析を行った結果,生活時間帯および世代による出現する記述語の差異が示唆された.

    第37回におい•かおり環境学会の開催概要について

    小林剛史
    124-127页
    查看更多>>摘要:令和6年8月29日(木)から8月30日(金)の2日間にわたり,第37回におい•かおり環境学会を東京都にある文京学院大学で開催した.参加者は257名で,昨年259名より2名減少した.今回は5年ぶりに現地のみで開催をした.本年は開催直前に台風の接近があり直前まで開催方法の検討をしたが,皆様のご協力により予定どおりのプログラムを行うことができた.交通機関の影響により来場できなかった参加者におかれましては次年度に期待していただきたい.