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期刊信息/Journal information
日本農芸化学会誌
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日本农芸化学会

0002-1407

日本農芸化学会誌/Journal 日本農芸化学会誌
正式出版
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    細胞老化を規定すゐ分子機構の解明とその応用に關すゐ研究

    片倉喜範Yoshinori Katakura
    6页
    查看更多>>摘要:各種生活習慣病は,個体老化の進行とともにその発症率が劇的に増大することが知られており,つまり個体は老化に伴い,各種生活習慣病発症の原因となりうる変化を体内に引き起こし,その変化を蓄積しているものと考えられる.そこで個体老化の視点から,各種生活習慣病の原因を解明し,その治療?予防のための創薬を行おうとするアプローチは非常に魅力的なものである.しかしながら,老化が非常にヒトに特異性の高い現象であり,種を超えた普遍性や予測可能性が成り立ちにくいことから,当初から加ぴg加においてヒトの老化現象を解析することのできるモデル系の構築が切望されていた.このような状況のなか,1965年Hay月.ickは,ヒト正常緑維芽細胞がinviiroで老化しうることを発見するとともに,老化現象をか乙∽兢加で解析可能であることを示すことで1),ここに細胞老という新たな研究領域が誕生した.この"細胞老化,という現象は,細胞が自己の行った細胞分裂回数を記録し,それがある聞値に達したときに増殖停止をもたらすしくみとして定義されている.さらにこの細胞分裂回数を数えるしくみは,染色体末端テロメアにあり,テロメラーゼ活性がない状態で,細胞分裂の際にDNA複製装置により複製反応が起こると,ラギング鎖合成が完全には行われないために(末端複製問題),細胞分裂のたびにテロメアが短小化し,それが閥値に達すると細胞老化が誘導されるものと理解された2〉.この''ヘイフリックの限界,,の発見に続く次の大いなる一歩は,老化した細胞に特異的に発現するイオマpカー(senescene-associated β-galactosidase)の発見である3).これにより,形態的にしかとらえることのできなかった老化細胞を,再現性良く,また単純化した表現型としてとらえることが可能となった.っまり1995年当時,細胞老化研究を通じて"老化"という現象を,自分の発想しだいで自由に研究することのできるバックグラウンドが形成されつつあったといえる.このような状況の中で筆者らは,「本当にすべての老化誘導シグナルがテロメア短縮を起点としているのか? 」という疑問を抱き,「もしかしたらアイデアしだいで独自の老化誘導シグナルネットワークを措くことも可能なのではないか? 」と考えたのが本研究の端緒となった.そこで,細胞老化プログラムに対し,独自のインプットとアウトプットを設定し,そこから細月包老化誘導因子の探索と細胞老化誘導ネットワークの解明を進めた.本稿では,細胞老化誘導因子の探索を中心とした細胞老化プログラムへのアプローチの数々を,ここ数年の筆者らの研究を中J山こ,以下(1)老化誘導因子としてのTGFT@の発見,(2)老化誘導因子としてのTAKlの発見(3)老化誘導因子としてのPKじ?の発見,(4)新規老化関連遺伝子の探索,(5)硬化ストレスと細胞老化(6)ガン制機構としての細胞老化(7)マウスTERT遺伝子(mTERT)の転写を規定する転写活性化因子の同定,の順に紹介する.

    食品膜利用プロセの工学的基盤研究

    藤井智幸Tomoyuki Fujii
    8页
    查看更多>>摘要:膜による分離法は,蒸留法や晶析法のような相変化の伴う分離法に比べエネルギー消費が少なく,かつ装置のコンパクト化および自動化が容易であるなどの特徴を有している.現在でも,分離プロセスの高効率化や省エネルギーを図る研究1)~7)のみならず,従来膜分離の適用が不可能であった分野においても適用できる耐久性に優れた高機能性分離膜の開発研究など8)~16)が幅広く展開されている.

    Prospects for the Coming Generation of Bioscience, Biotechnology, and Agrochemistry- From Molecules to Systems and Bioinf ormation for Future Bioindustries-

    Takeshi Yasumoto
    2页
    查看更多>>摘要:Fish, bivalve mollusks, other marine animals and algae that are normally consumed safely may become toxic and thereby cause human intoxication. The spotty and unpredictable occurrence of the toxicity lay obstacles to securing enough material needed to elucidate toxin structures and identify the primary origins. Aggravating the problem of tiny sample amounts, toxins are often large and highly complex. A typical example is explained by the ciguatera study where structural determination was achieved with 0.35 mg of ciguatoxin isolated from 124 kg of moray ell livers collected over 10 years and with 20 mg of maito-toxin accumulated by culturing a slow-growing dino-flagellate over 10 years. The study also opened a door to numerous dinoflagellate toxins that accumulate in fish and shellfish via food chain. Additionally, tetrodo-toxin in pufferfish was revealed to be of bacterial origin.

    生理的条件下にぉけゐボリフェノルぉょびボリフェノール含有飲料にょゐ過酸化水素の生成

    赤川貢重光智子須山享三
    2页
    查看更多>>摘要:現在では世界的にもその効能が認知されているポリフェノールは,分子内に複数のフェノール性水酸基を有する芳香族化合物の総称である.ワイン,コーヒー,お茶,ココアなどの飲料,そして野菜や果物に含まれるポリフェノール類の大部分はフェノールカルポン酸あるいはフラボノイド化合物である.ポリフェノールの最も重要な効能は,体内での抗酸化作用に起因している.すなわちポリフェノールは,活性酸素種や活性窒素種を容易に消去するため,DNA,脂質,タンパク質といった生体に重要な巨大分子への酸化的ダメージを防いでいると考えられている.そして,活性酸素種によるダメージは,癌などの多くの疾病や老化の原因となることから,現在ではポリフェノールの摂取はこれらの予防になると考えられており,実際にポリフェノールによる動脈酎ヒ抑制作用,癌抑制作用,神経保護作用,抗炎症作用などが報告されている.