首页期刊导航|食品と容器
期刊信息/Journal information
食品と容器
缶诘技术研究会
食品と容器

缶诘技术研究会

0911-2278

食品と容器/Journal 食品と容器
正式出版
收录年代

    農研機構での発酵食品研究のこれから

    木村啓太郎
    2页
    查看更多>>摘要:ユネスコ無形文化遺産に登録された「和食」の必須アイテムとして,味噌 . 醤油 . 漬物などの発酵食品が各種メディアで好意的に取り上げられており,消費者は発酵食品に対する良い印象 . イメージを伝える情報に日常的に接しています。しかし,その一方で,実は国内の発酵食品の生産量および消費量はともに長期低下傾向が続いています。特に,2000年以降の約20年間に減少が加速し (第1図,第1表),豊かな菌叢を持つ伝統的発酵食品の中には存続が危ぶまれるものもあります。この失われた20年間に,食に対するニーズの多様化と少子高齢化による国内市場の縮小が進み,さらに家庭で漬物類を作る機会が減ったため若年層を中心に購買の動機付け(きっかけ)が失われたことが影響したと考えられます。また,生産者だけでは解決できない外食産業を含む流通 . 商流全体に関わる要因もあると思われます。V字回復するのは難しいかも知れませんが,もし消費者側の希望と実際の購買行動の間に乖離が生じているとすれば,新たな商機を見出すチャンスと捉えることもできるのではないでしょうか。一方で逆に,チーズ等の乳発酵食品や納豆のように生産量が増加した発酵食品があります。市場の変化に対応した課題に取り組むことも必要です。筆者の所属する国立研究開発法人 . 農研機構の内部研究所である食品研究部門(Food Research Institute, NARO)の食品加工 . 素材研究領域におけるバイオ素材開発グループ(以下,バイオ素材開発グループ)においても国産チーズス夕ー夕ーの開発に係る研究課題を推進しているところです。

    新潟オリジナル乳酸菌を活用した新たな食品加工技術の開発

    西脇俊和
    6页
    查看更多>>摘要:新潟県は,広大な県土と雪国の気候風土により多様な地域資源が県全域に散在しているが,全国トップの米産地であることに伴い,米菓,餅,包装米飯,清酒,味噌など米を主原料とした加工技術が発展してきたことから,「米」,「酒」,「雪」のイメージが定着している。そこで,そのイメージを活かしつつ地域独自の資源を活用した技術開発に取り組んでいる。その活動のーつとして県産農産物や発酵食品から見出される微生物を新潟県の地域資源と位置づけ,その中でも特に特徴的な性質をもつ乳酸菌を活用して食品加工技術開発を行い,県内食品産業を支援している。本稿では,雪室保存の漬物から分離した低温増殖性乳酸菌ゥオヌマ株と伝統的な無塩漬物"いぜこみ菜"から分離した粘性物産生乳酸菌ヤマコシ株を活用した食品開発について紹介する。

    新しい水産業 . 漁業者の関わる海洋観光

    千足耕一
    5页
    查看更多>>摘要:農林水産省「漁業センサス」,「漁業就業動向調査」をもとに水産庁の公表している資料や「令和2年度漁業構造動態調査結果(農林水産省)」によると,我が国の漁業就業者数は一貫して減少傾向にあることが示され,2017年には15.3万人,2020年では13.6万人であると報告されている。また,日本の漁業生産量は1980年代をピークに大きく減少しており,その要因は乱獲等による資源の減少や生物の生息域の変化,漁業就業者数の減少などが指摘されている。そして,沿岸域で生活を営む漁業者が持続可能な生計を立てていくために,資源の過剰利用を防止しつつ水産資源の適切な管理や利用を行うことが重要であると示唆されている1)。

    軟包装容器の設計応用編No.14 AIの利用<循環型パッケージへの利用を目指してその1>

    住本充弘
    7页
    查看更多>>摘要:人工知能(artificial intelligence : AI)は多 くの産業,包装分野で盛んに利用されて我々の仕事の一部はAIによって置き換わっている。我々の記憶に依存することなく,過去の同じような行動の例から得た広範なデー夕を使用して,我々の行動を模倣するようにコンピューターがプログラムされ利用されている。デー夕利用の代表例として予知保全,品質改善がある。①データ収集②可視化③デー夕分析④変化監視⑤状態診断⑥結果通知が実施されている。我々の行動,知識,画像を機械学習 . ディープラーニングしてかつロボット利用と合わせて,我々の包装加工工程で役立っている。また企業は,顧客との関係の在り方,社内の各種の運営方法,パートナーとの関係方法などビジネス環境変化に適応する必要に迫られておりAIの活用はDX (デジタルトランスフォーメーション)を加速する。AIの大規模展開のためにはデー夕基盤の準備が必要であり,そのため,AI,デー夕サイエンスなど産官学で人材育成や実際の活用など多くの取り組みが行われている。AI inside社は,AIの内製化やAI人材育成状況などに関する調査結果を発表(2021年12月21日プレスリリース)。「DXを推進,AIを活用している」と回答は全体の17.8%,AIを導入した企業の約6割が,AI開発の内製化を進めている。現在,AIソリューションを導入した場合,約4割がAIの研修など人材育成を実施。全体では「AI人材育成の予定はない」が約7割を占め,人材教育を含めたAI活用への投資に消極的な傾向がうかがえる1)。DX推進やAI活用を進める企業は全体としてはまだ低いが避けては通れない利用技術である。いつまでも人材 . 人力に依存するわけにはいかない社会情勢である。

    雪下キャべツの特性評価とその加工

    鈐木英二
    6页
    查看更多>>摘要:福島県のキャベツは年間5,450 tの収穫量があるが,その中でも積雪量が多い会津地域などでは,冬期間の雪を利用して雪下キャベツが生産されている。雪下キャベツは生産地域で付加価値を付けて生鮮野菜として販売され,また観光資源としても活用されている。雪下キャベツは雪中で栽培 . 貯蔵することにより,慣行栽培に比べて甘味が増し,味が向上すると言われている。

    缶材用鉄 . アルミ生産における炭素排出量削減の動向

    荒井俊夫
    2页
    查看更多>>摘要:地球規模の気候変動への製缶業界の取り組みの一環として,2050年までに「カーボンニユートラル」を達成するという圧力が高まっている。本記事では,缶材用鉄 . アルミの生産におけるCO2 排出量削減の動向を伝えている。

    メーカー各社のBPA-NI缶内面塗料の最新情報

    荒井俊夫
    1页
    查看更多>>摘要:食品や飲料の容器からBPAを除去するという圧力が高まる中,本記事ではそれに対応すベく塗料業界各社が開発を進めるBPA-NI缶内面塗料の最新情報を伝えている。これらの塗料メーカーは, 自社の製品が地球に与える影響を強く認識しており,BPA-NIの代替品を開発する際,最初からこれを念頭に置いていた。

    米国でのリサイクルPETへの取り組み

    佐藤大輔
    2页
    查看更多>>摘要:本記事は,持続可能なパッケージへのニーズが高まる米国におけるリサイクルPET (rPET)の取り組みを紹介するものである。PETボトルは,実用的で経済性にも優れていながら,持続可能性の高いパッケージとして長年使用されてきた。さらに,PETボトルが持つ軽量で透明,衝撃への強さ,耐タンパー性,リサイクル性といった特徴も持続可能性のサイクルを実現するのに適していると記事は分析する。

    '21/'22ペン卜アワード . パッケージデザインの10傾向

    中山健
    1页
    查看更多>>摘要:毎年開催されるパッケージデザインのコンペティションであるペントアワードの応募作品は,商品の枠組みを超え,新規の顧客層を開拓しうる革新的なものである。本記事は,ペントアワードが受賞作品から抽出した10のトレンドを次のように紹介している。

    ぺツ卜フード用に再生PP製のレ卜ル卜パウチを採用

    中山健
    1页
    查看更多>>摘要:本記事は,Mars社がウエット夕イプのキャットフードSheba?のパッケージに,再生PPを平均30%使用した新しいパウチを採用した事例について紹介している。