查看更多>>摘要:2003年に放送されたドラマから発生した韓流ブームによりドラマ,料理,ファッションなどの韓国文化に興味を持ち,積極的に韓国を訪問する日本人の数が増えている.キムチ,プルコギなどは日本人を始めとし外国人にもよく知られ輸出もされているが,このような韓国料理は一部に過ぎない.韓国では2008年から韓国料理世界化政策に力を入れ,2017年までに韓国料理が世界五大料理に選定されることを目標とし広報活動などを行っている.韓国料理は健康食として取り上げられるようになり,またOECD加盟国の中で韓国が肥満率が一番低いことからWHOが栄養バランスの優れた食事として韓国料理に注目するなど一定の成果をあげている.しかし,世界で有名な12カ国の料理の味,価格,サービスなどの競争力を比較した結果,韓国料理は7位であり世界化にはまだ遠いのが実情である.韓国料理が世界各国に根付くためには,その国の環境や嗜好に合わせる現地化が必要であると言われており,韓国料理世界化政策の一つにもされている.本研究では韓国料理世界化戦略の一つである現地化に重点を置きLeeの研究,日本人が好きな韓国料理のアンケート結果を基に,外国人にもある程度認知されている韓国料理の中で欧米その他アジアに比べ日本人が比較的好む餅を取り上げた.韓国の餅は多種多様でトッポッキはその一種を用いた料理であるが,日本人がトッポッキより好むと言う結果が出た韓国伝統食としての餅をテーマとした.